牛乳・乳製品
春休みやGwも牛乳・乳製品を摂取して栄養を補いましょう!
牛から搾ったままの乳のことを生乳といいます。牛にとって過ごしやすい気候の4月,5月は,一年の中で最も生乳生産量が多い時季です。さらに,新型コロナウイルス感染拡大以前の国産生乳への需要に対応するため,生産者が増産に取り組んできた結果,生乳生産量は好調となっています。
しかし,コロナの影響で需要は低調で推移しており,春休みやゴールデンウィークには学校給食による牛乳の需要がさらに低くなります。
酪農家や生産者団体,乳業メーカーは,生乳の廃棄につながらないように,牛の体調に配慮しながら生乳出荷量の抑制や乳製品工場の処理能力の最大化などに取り組んでいます。乳牛の頭数を減らして生乳生産量を減らすことは,コロナ後に需要が回復した場合,供給不足となり,酪農家にとっても消費者にとっても悪影響が出てしまいます。そのため,生産量自体を減らすことは難しいのです。
年末年始には,酪農家,乳業関係団体,乳業メーカー,消費者などが一丸となって取り組み,生乳の廃棄を回避できました。春休みやゴールデンウィークも引き続き,積極的に牛乳・乳製品を生活に取り入れてみましょう!
関連情報
広島県の生乳
広島県の生乳は,西北部から北部を中心に生産されています。
広島県内の生乳を使用し,広島県内の乳業工場で製造された新鮮でおいしい牛乳をサンマーク牛乳として認定しています。サンマーク牛乳には,サンマーク標示 を容器につけています。
他にも,広島県産生乳を使用した牛乳・乳製品が多くありますので,購入の際に参考にしてみてください。