先進地農業者等体験学習報告会を実施
10月3日(木曜日)に「先進地農業者等体験学習報告会」を行いました。体験学習は、学生を優れた農業経営体に派遣し、農業経営、農家生活等の実地体験を通じ、先進的な技術・知識及び経営感覚を身につけることを目的としています。今年度は、23名の2年生が体験学習をし、約4週間の研修を最後までやり遂げることができました。
報告会では、(1)研修の目的、(2)研修先の経営概況、(3)研修内容、(4)成果と反省、(5)今後の抱負を2年生全員が順に発表しました。
2年生からは、「農業経営者の実際の営農に触れ、学校より大きな規模の栽培方法を実感できた。」「これから就職就農するにあたり、技術の未熟さなどの課題がはっきりした。」「コミュニケーション不足などの反省もあったので、今後は、人とのつながりを大切にしていきたい。」といった報告がありました。
当日は、1年生8名が司会と時計係として、しっかり準備をしたうえで、報告会の運営を担ってくれました。先輩の報告を聞いた1年生からは、「自分も体験学習へ行く時までに積極性や協調性、コミュニケーション能力の強化をしておきたいと思いました。」「私が特に印象に残ったのは、『理由のない作業はない。理由を意識しながら作業しなさい。』という先進経営体の言葉です。今の自分は、理由を考えながら作業をしているが、今後慣れが出てきたときこそ、理由を考えず、惰性で作業をすることのないように心がけていきたい。」などの感想がありました。
- 報告会の様子
- 司会時計係りの1年生