補償の種類について
印刷用ページを表示する掲載日2024年7月17日
補償の内容は,主に次のような種類があります。
1 土地の補償
土地の補償は,付近の正常な取引価格や公示価格などを参考に決定した土地単価に取得面積を乗じて,補償金額を算定します。
2 建物の補償
建物の配置,種類,構造及び敷地の状況などにより移転工法を決定し,当該建物の経過年数などにより補償します。
3 工作物の補償
工作物の種類や構造により,移設に要する費用などを補償します。
4 立竹木の補償
立竹木の種類や大きさにより,移植に要する費用や伐採による損失を補償します。
5 動産の移転補償
建物移転に伴う家財や農具などの運搬に必要な費用を補償します。
6 借家人補償
賃借建物の移転に伴って賃借りを継続できない場合は,同程度の建物を賃借りするために必要な費用を補償します。
7 営業補償
営業用建物の移転に伴い,営業を一時的に休まなければならない場合,その損失などを補償します。
8 移転雑費
建物の移転に伴う移転先の選定に必要な経費や,引越し挨拶の費用などを補償します。
※ この他にも家賃減収補償や墳墓類移転補償など,必要に応じて費用を補償します。