出合橋(であいばし)
印刷用ページを表示する掲載日2015年3月11日
川が出合い人が出会った出合橋
出合橋は,昭和10年に架けられた,県内では珍しいRCカンチレバータイドアーチ橋である。
架橋地点は,広島県北西部の山あい山県郡安芸太田町の,柴木川と本川である太田川との合流点付近であり,二つの川が出合うことからその名が付いたとも言われている。
このようなコンクリートアーチ橋で,吊材までコンクリートで造られる橋は全国的にも珍しく,近代土木遺産にも選定されている橋であり, 令和2年度にはその優美なデザインが評価され,土木学会選奨土木遺産に認定された。
橋が架かったおよそ80年前,この橋でどんな出会いがあり,どんなドラマがあったのか。想像するだけでも気持ちが洗われるような,昭和初期から続くランドマーク橋である。
受賞履歴
- 令和2年度 土木学会選奨土木遺産
位置図
アクセス情報
お車
- 中国縦貫自動車道戸河内(とごうち)ICより,約5km,約10分