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広島西大橋(ひろしまにしおおはし)

印刷用ページを表示する掲載日2024年7月31日
広島西大橋

諸元

路線広島高速4号線(広島西風新都線)
所在地広島市西区中広町~広島市西区山手町(太田川放水路)
完成平成13年10月2日(供用開始)
橋長476.5m
最大支間長88.0m
設計荷重B活荷重
上部工形式7径間連続鋼床版斜張橋
塔の高さ50.3m(P4,橋脚含む)
有効幅員16.0m
車道幅員13.0m
塗装色(主塔部)ライトグレー (桁部)ディープブルー
管理者広島高速道路公社

 太田川放水路を跳ねるような斜張橋

 広島高速4号線は,広島市内中心部と北西部の広島西風新都を結び,山陽自動車道五日市ICへと連絡する約4.9kmの自動車専用道路である。

 このうち広島西大橋は,中心部側の起点から,川幅約270mの太田川放水路を渡河する位置に架けられるため,市街地から山並みへと変化する風景に調和し,広々とした河川空間にアクセントを持たせ,美観に優れたシンボル性のある形式として,連続斜張橋を採用することとした。

 また,河川における親水空間の構造物として,視覚的圧迫感を与えることなく,適度なスケールに収めることとして,リズミカルに林立する小振りな塔6基と,2段の一面吊りケーブルで構成される「7径間連続斜張橋」とした。

 この道路の完成により,広島市北西部と市内中心部のアクセス性が大幅に向上したばかりでなく,幹線道路である国道2号西広島バイパスや国道54号祇園新道など,周辺道路の交通混雑が緩和され,広島都市圏の道路交通の高速性及び定時性が一段と強化されたのである。

 受賞履歴

  • 平成13年度全建賞(道路部門)

位置図

 

アクセス情報

お車

  • 山陽自動車道五日市ICより,広島高速4号線経由,約7km,約9分

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