鹿島大橋(かしまおおはし)
印刷用ページを表示する掲載日2024年7月31日
諸元
路線 | 農道鹿島線 |
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所在地 | 呉市倉橋町鹿老渡~呉市倉橋町鹿島 |
完成 | 昭和50年12月6日(供用開始) |
橋長 | 340.0m |
最大支間長 | 170.0m |
設計荷重 | 2等橋 TL-14 |
上部工形式 | 3径間連続上曲弦プラットトラス橋 |
最大構高 | 17.0m |
有効幅員 | 5.0m |
車道幅員 | 4.4m |
桁下高さ(航路) | 23.0m |
管理者 | 呉市 |
県内最南端の渡海橋
鹿島大橋は,広島県の「鹿島地区県営一般農道整備事業」により架けられた渡海橋であり,県内では珍しい3径間連続上曲弦プラットトラス橋である。
下部工P2橋脚の基礎においては,陸上で製作したケーソンをFC船で沈設し,上部工においては,2ブロックに分割した大ブロックを同じくFC船で一括架設している。
これらはそれぞれ鹿島大橋の技術が蒲刈大橋へ,また,早瀬大橋の技術が鹿島大橋へと活かされており,トラス橋における技術が着実に受け継がれていることを示すものとなっている。
本橋の完成により,堀切橋・音戸大橋を経由して本土とは陸続きとなり,早瀬大橋・沖野島橋を含めた江能倉橋島地域の主要な島について本土化が達成されることとなったのである。
位置図
アクセス情報
お車
- 広島呉道路(クレアライン)呉ICより,約35km,約80分