しゃくなげ大橋(しゃくなげおおはし)
印刷用ページを表示する掲載日2024年7月31日
運が良ければ見える景色とは・・・
しゃくなげ大橋は,福富ダム建設に伴う付替道路の一部であり,県管理道路橋としては初めてとなる,上路式の2連アーチ橋である。
鋼材は,山あいの風景になじむよう耐候性鋼材という表面が錆びた鋼材を使用しているが,良好な錆びによりこれ以上の腐蝕が進むことはなく,塗装の塗り替えが必要ないことから,維持管理が容易となる利点がある。
橋名の「しゃくなげ」とは,福富町のシンボルで町の花でもある「石楠花」に由来しており,付近のクロボヤ峡では県の天然記念物に指定されている「ツクシシャクナゲ」が,毎年5月下旬から6月上旬にかけて淡紅色の美しい花を咲かせている。
橋に隣接する,道の駅・湖畔の里福富には,ちびっ子も楽しめる巨大遊具が人気となっており,休日には多くの家族連れで大変な賑わいを見せている。
風のない穏やかな天気の日には,2連アーチが湖面に映え,まるで眼鏡のような景色を現すことがあるので,見ることができた人は何か良いことがありそうな予感・・・?
位置図
アクセス情報
お車
- 山陽自動車道西条ICより,約13km,約25分