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旧日本銀行広島支店
- 設計
- 日本銀行臨時建築部・長野宇平治
- 施工
- 1936年
- 住所
- 広島市中区袋町5-21(Google Map)
旧日本銀行広島支店の建物は、古典主義的意匠による銀行建築として、広島の昭和初期を代表する歴史的建築物です。古典主義的意匠は、外観正面のギリシア風の柱や彫刻装飾、飾板、1階の天井の蛇腹及び中心飾に見られます。昭和20年(1945年)8月6日に、爆心地からわずか380mという近距離で被爆しながらも、その堅牢性から建設当時の姿を現在もほぼ残しています。平成12年(2000年)7月に、広島市の重要有形文化財に指定され、現在一般公開されています。