ヤマモトロックマシン東城工場

設計

曽田敏郎

施工

1934年～1938年

住所

庄原市東城町東城36（Google Map）

東城のシンボル的な建物の一つで、削岩機などを製造するメーカーの工場です。これらは昭和7～13年に建てられた木造の建物で、中心となる建屋は工場でありながらヨーロッパの教会を連想させる凝ったデザインになっており、中央部に天井の高い身廊部、両側には低い側廊部を持ち、身廊の高さと側廊の高さの差を利用して採光用の窓が設けられています。内部空間の木造トラス構造も美しく、県内有数の優れた産業建築です。