#051
両城の階段住宅
- 設計
- 不詳
- 施工
- 昭和初期
- 住所
- 呉市両城(Google Map)
昭和初期に民間で開発された住宅団地です。平地の少ない呉では住宅の適地が少なく、海軍関係者の住宅需要を前提に、このように崖のような急傾斜地も宅地化されました。
特に「両城の二百階段」で知られる両城エリアには、みごとな石垣のうえに建てられた住宅がまとまって残っています。これらは和風の建物と洋館をつなぎあわせた、当時流行した形のものもあり、戦災を免れ今なお往時のたたずまいを伝えています。
NPO法人くれ街復活ビジョンでは、このエリアの住宅を宿泊施設としてリノベーション「石段の家」として会員に貸出しされています。