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災害への備え、してますか?
自分の避難行動を
あらかじめ考えよう
災害時の避難行動は命を守るための大事な行動であり、適切に避難できるかどうかで生死が分かれます。確実に避難行動が起こせるように、事前に備えをしておきましょう。
災害への備え、4つのステップ
災害への備えが
「防災タイムライン」アプリ
でできます!
STEP1
自宅や職場の災害リスクを確認する
まずは自分が住んでいる家、そして働いている職場の災害リスクを知ることから始めましょう。山や川、海が近いなど、ご自宅や職場の環境は様々です。
自宅の想定危険度をチェック
県内各自治体が作成しているハザードマップはホームページで公開されています。国土交通省の重ねるハザードマップでは、住所を入力するだけで、簡単にその場の災害リスクを調べることができます。
広島県のハザードマップ公表状況はこちらから→
STEP2
避難先を決めておく
避難先は、市町が指定する避難場所だけではなく、「安全な」親戚・知人宅、「安全な」ホテル・旅館などもあります。ハザードマップなどを見て、被害のおそれがある場所や低い場所などを避けて、安全に移動できる避難ルートを決めましょう。
STEP3
避難するタイミングを知る
避難情報が発表された時、自分の家や職場の場合、いつ避難行動を起こせば良いか把握していますか? 令和3年に避難情報が見直され、「警戒レベル4」の「避難指示」までに必ず避難しなければいけません。
警戒レベル
〜警戒レベル4までに必ず避難を!!〜
STEP4
備蓄品を確認・準備する
停電や断水が起きたり、自宅に帰れなくなったりすることも珍しくありません。そこで、いざという時のために、備蓄品を準備しておきましょう。飲料水や食料、モバイルバッテリーに簡易トイレ、携帯ラジオや救急セットなど、備えておくべき物は様々。家族構成に合わせて必要なものを準備しておきましょう。
まずはこれを用意しましょう!
災害への備えが
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ほかにもこんな災害リスク確認もしましょう
周辺環境をチェック!
豊かな緑、おだやかな川、広大な海がすぐ近くにある広島県。それは時に自然の脅威となって私たちを襲ってきます。大きな地震による津波、豪雨による土砂崩れや川の決壊など、過去のさまざまな災害を認識し、自宅や職場の周辺環境をしっかりと確認しておくことが大切です。
土砂災害警戒区域をARで確認!
広島県では、AR(拡張現実)技術を活用し、スマートフォンのカメラ映像上に土砂災害警戒区域等を表示する機能を作りました。ARサイトを開き、自宅周辺や通学・通勤路などにカメラをかざすだけで危険性を認識できます。
「キキミルAR」はこちらから→川と海はもちろん「ため池」の有無も確認!
県内には約1万8千箇所(全国第2位)の農業用ため池があります。農業用水の確保や洪水調節など様々な機能を有する大切な地域資源ですが、豪雨などによる被災のリスクもあります。「広島県ため池マップ」で、自宅近くのため池の有無もチェックしておきましょう。
「広島県ため池マップ」はこちらから→