平成23年3月21日(月曜日・祝)に,がん講演会「はやく見つけてしっかり治そう」~地域がん登録10万件突破記念~が行われ,参加した一般県民500名に,東大病院・中川恵一准教授などによる講演を通じて,がんの現状やがん検診受診の大切さを学んでいただきました。
日時
平成23年3月21日(月曜日・祝)14時~16時
会場
広島国際会議場 B2階 国際会議ホール「ヒマワリ」 (広島市中区中島町1-5)
主催
「がん検診へ行こうよ」推進会議,広島県,(社)広島県医師会,中国新聞社
共催
(財)広島県健康福祉センター,広島市
内容
●講演(1)
「広島県におけるがんの現状と課題」
鎌田 七男氏(広島大学名誉教授/広島県がん対策推進協議会がん登録推進部会長)
●講演(2)
「目指そう!日本一のがん対策」~ひろしま未来チャレンジビジョンより~
湯崎 英彦氏 (広島県知事)
●講演(3)
「がんを知る」
中川 恵一氏(東大病院放射線科准教授・緩和ケア診療部長/厚生労働省がん対策推進協議会委員)
●検診パネル,検診相談コーナー
(「がん検診へ行こうよ」推進会議 向井一誠会長(協会けんぽ広島支部長))
※先の「東北地方太平洋沖地震」でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし,黙祷を行いました。
鎌田先生から,地域がん登録の紹介と,そこから見えてくる広島県のがんの実態や今後行うべきことを説明いただきました。
湯崎知事から,「がん対策日本一」に向け,広島県が取り組む総合的ながん対策について説明がありました。
なお,講演の最後に,全員にお配りした「メッセージカード」を使って,参加者の家族や友人などご自身の大切な方へもがん検診の受診を呼びかけていただくようお願いをしました。
中川先生から,がんに関する基礎知識や「がん対策後進国」日本におけるがんの現状のほか,がん検診の重要性や検診が有効ながんの説明など,知っておくべきがんの常識を,ユーモアも交えてわかりやすく説明いただきました。
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(中川先生講演風景)
(「がん検診へ行こうよ」推進会議 有田健一副会長(広島県医師会常任理事))
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(有田副会長の閉会あいさつ)
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(パネル展示風景)
また,当日は,「東北関東大震災義援金」の受付を行い,参加者の方々から65,696円のご寄付をいただきました。
この義援金は,日本赤十字社広島県支部を通じて,被災地へ送金させていただきます。
ご協力いただいた皆さまに改めてお礼申し上げます。
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(義援金受付風景の写真)