【議長ブログ】3月7日(火曜日)2月定例会が閉会しました。
今議会期最後の2月定例会が閉会しました。
この度の定例会は,新年度の県政運営の基本姿勢を審議する議会であり,新型コロナ対策をはじめ,物価高騰対策,G7サミット推進やコロナ禍からの脱却・成長に向けた取組など,いずれも今後の本県が取り組むべき緊急かつ重要な課題について,議論がなされました。
社会・経済に大きな影響を及ぼしたコロナ禍も,5類感染症への移行により,日常を取り戻す重要な転換期を迎えており,今後はウィズコロナの下で経済回復を一層,加速していかなければなりません。
また,ロシアによるウクライナ侵略が続く中,G7サミットが平和を発信し続けた広島の地で開催される意義はますます高まっています。
さらにはサミットがもたらす経済効果にも大きな期待が寄せられており,その効果を県内全域に幅広く波及させる必要があります。
本定例会により,成立した来年度当初予算には,これらの取組にかかる経費などが盛り込まれており,本県の持続的な発展にとって極めて重要な予算となっています。
県当局には,審議の過程で議員各位から述べられた意見等に十分留意し,諸施策の執行にあたるとともに,情勢の変化にも適切に対応し,成果をあげていただきたいと思います。
定例会終了後,県政懇談会及び記者会見を開催しました。
今議会期は,新型コロナウイルス感染症の世界的流行により社会経済活動の抑制を余儀なくされました。
この間,議会でも新型コロナウイルス対策では4度の臨時会を開く中で50日間に及ぶ会期や63年ぶりとなる休日の本会議開会などの異例の対応を行いました。
県政懇談会では,このような過去に類をみない状況の中で,県民の生命,健康,生活を守るため,一緒になって迅速かつ的確に対応していただいた,議員各位,湯崎知事をはじめとした執行部の皆さんにお礼を申し上げました。
我々議員は間もなく今議会期の任期を迎えます。
この4年間,県政の重要課題に対応するため,最善を尽くしてまいりましたが,今後も県議会として,県民の福祉の向上と県勢伸展のため努力してまいります。
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