ひろしまの企業で活躍する先輩社員にインタビュー～株式会社マルニ木工　中川章さん～

企業概要

【企業名】
株式会社マルニ木工（広島市佐伯区）
​［2021（R3）年度業界研究講座］

【事業内容】
主に木製家具の企画・製造・販売を手がける木工家具メーカーです。広島市佐伯区にある本社工場では、木工家具生産に関わるすべての工程を一貫して行い、広島から国内だけでなく世界に向けて商品を出荷しています。

株式会社マルニ木工のホームページ（外部リンク）

【1.管理的職業】先輩社員　中川 章さん（営業企画職）

 入社のきっかけを教えて下さい。

地元である広島から、世界に通用するインテリアブランドを目指すという夢に共感しました。できることならその一員となって、世の中に発信していきたいと強く思ったことがきっかけです。当社の代表作となった「HIROSHIMA」という愛称のダイニングチェアに初めて座った時の衝撃は今も忘れられません。

携わっているお仕事について教えて下さい。

営業部全体の販売戦略をサポートする業務を担当しています。製品とブランドの魅力をわかりやすく伝えるために、展示会やキャンペーンの企画・運営や、支店やお得意先向けの商品勉強会を行います。営業現場と本部の調整も積極的に行い、効果的な販促ツールの作成や製品の改良提案など仕事は幅広く、常にアンテナを張って仕事に生かせるように心がけています。

【入社前】企業選びの軸はありましたか？

（１）地元愛を感じられる企業
（２）夢のある企業
（３）自分自身が情熱を持てると感じられる企業

【入社前】学生の時に力を入れたことは何ですか？

スポーツを通じた自己成長に力を入れました。所属クラブはスポーツ全般を活動するものでしたが、ここでは「勝つ」ことが目標ではなく、運動が得手不得手なメンバーひとりひとりが利他の心を持ってチームスポーツを楽しむことで、組織として大事な情熱や人間的成長を得られることをテーマにしていました。

【入社後】働く上で大切にしていることはありますか？

自分の行動が会社のビジョンと合致しているかということを常に意識しています。会社のビジョンは「100年経っても世界の定番として認められる木工家具をつくり続ける」こと。様々な文化や価値観の入り混じる世界というフィールドで、トレンドに流されない、普遍の価値を追求するモノづくりを実践し、家具・インテリアを通して世の中の普通を高めたいという志を大切にしています。

【入社後】どんな時にやりがいを感じたり、働いてよかったと思いますか？

住宅購入のタイミングで家具の買い替えを検討されるお客様も多いのですが、この一生に一度の高い買い物をするタイミングで、家具のご提案を通してお客様の夢を形にするお手伝いができたと自信を持って思えた時は、深い充実感があります。お客様からの「ありがとう」と「ご家族の笑顔」にも、いつも救われます。

会社ではどのような人が活躍していますか？

（１）革新・協調・奉仕の精神がバランスよく備わっている人。
（２）企業のビジョンや夢（日本のインテリアブランドとして、世界のデザイン史に名を残せる仕事を発信していきたい）に共感し、語れて、伝える力がある人。

学生のみなさんにメッセージをお願いします！

家具との出会いも人の出会いも、全てがご縁だと思っています。一度きりの人生だと思うと、仕事選びはとても不安に思われるかもしれません。重たく考えず、自分自身が等身大でいられる居場所をぜひとも見つけてほしいと思います。どこに行っても挨拶と笑顔は大切に、頑張ってください。

（インタビュー記事・会社概要・プロフィールは2021年7月時点）