仕事体験・インターンシップの目的と選び方
仕事体験・インターンシップとは
「仕事体験・インターンシップ」は大学での学修と社会での経験を結び付け、学修の深化や学習意欲の喚起、職業意識の醸成等につながる「キャリア形成」の取組です。
就職活動ではありませんので、採用選考に進むためには別途エントリーが必要です。志望先企業でのインターンシップ参加経験がなくても採用選考へのエントリーは可能ですので、焦らなくても大丈夫です。
目的と選び方
参加する目的に応じてプログラムを選びましょう。
自分にとって仕事体験・インターンシッププログラムに参加する意義を確認するため、インターンシップイベントや相談窓口を活用して目標設定をしてから参加しましょう。
プログラムは次のとおりタイプ1~4までありますので、適したものを選びましょう。
タイプ1:オープン・カンパニー
数時間~1日のイベントや説明会です。就業体験実習はありません。
多くの企業等を比較したり、関連性を発見したりすることで、業界理解や社会経済の仕組みを知ることができるでしょう。
気軽に参加できるオンライン方式も多くあるので、1年生からの参加もおススメです。
タイプ2:キャリア教育
2~5日程度のイベントや仕事体験です。実施企業等によって様々なプログラムです。
「パッケージ型インターンシップ」は特に2年生におススメで、自分の興味あるテーマに沿った就業体験をして、視野を拡げ、自己分析ができるでしょう。
「広島県庁の仕事体験」は公務員専願でない人こそ、試してみる価値があります。
タイプ3:汎用的能力活用型インターンシップ
学部3・4年生、修士1・2年生が対象で実施される5日以上の就業体験であり、実際に職場に入り、社員からの指導及びフィードバックを受けられるプログラムです。
しっかり評価されるので、企業から採用選考の案内をされたり、選考過程の一部免除を受けられたりすることがあります。
その仕事に就く能力が自らに備わっているかどうかを見極めることを目的にするため、思い描く将来のキャリアに関連した就業体験が受けられるプログラムを選びましょう。
公募での実施は多くありませんので、大学(キャリアセンター等)の募集も確認しましょう。
タイプ3:専門活用型インターンシップ
学部3・4年生、修士1・2年生が対象で実施される2週間以上の就業体験であり、実際に職場に入り、社員からの指導及びフィードバックを受けられるプログラムです。
しっかり評価されるので、企業から採用選考の案内をされたり、選考過程の一部免除を受けられたりすることがあります。
その仕事に就く能力が自らに備わっているかどうかを見極めることを目的にするため、自らの専攻を含む関心分野のキャリアに関連した就業体験が受けられるプログラムを選びましょう。
公募での実施は多くありませんので、大学(キャリアセンター等)の募集も確認しましょう。
タイプ4:高度専門型インターンシップ
現在試行中であり、広島県内での募集・実施はありません。