ひろしま就活サポーターにインタビュー~株式会社ビーライズ 松岡陽菜さん~

ひろしま就活サポーター 松岡 陽菜さん

サポーター

令和6年度から「ひろしま就活サポーター」に任命

【所属企業】
株式会社ビーライズ(広島市)
人々の課題を解決する新たな体験を作り出し、 社会や企業に実装していく会社です。
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【主な仕事】
会社全体のマーケティング、広報、各プロダクトのマーケティングなど

入社のきっかけを教えて下さい。

もともと漫画やゲームが好きで、それに関連する企業に就職がしたく、エンタメ業界での就活をしていた。その中で、ゲーム(メタバース)技術を活用する企業としてビーライズと出会い、面接を受けた。
面接でも自分のやりたいことと雰囲気が合っているように感じて、入社を決めた。

携わっているお仕事について教えて下さい。

会社の全体マーケティング全体、広報、各プロダクトのマーケティングをしたりしている。マーケティングチームとしてのKGI、KPIの設定と、それに基づく施策の立案、実行を行う。具体的な業務としては、社のリード情報管理、プレスリリース発信、展示会出展、イベント/ウェビナー開催など。マーケティングチームは少数の部署であるため、裁量を持って働いている。
やってみたいですといって、やらせてもらえなかったことが少ない。自身の成長につながっていると思う。例えば、社全体の課題として名刺管理が煩雑になっているという課題があったことに対し、名刺管理DXツールの導入を提案し、結果導入。2000枚程度の名刺情報を拾い上げることができ、作業効率もアップした。
また、イベント/ウェビナーに関しては、もともと半年に1回程度自社のみで開催していたが、入社後は月1回の頻度でエネコム社、Meta社、中国経済産業局など他社と共催で開催することを上司に提案、実行。
ひらめきを形にできる会社だと思う。
同期はほとんど広島出身。基本中四国出身だったが、今年の新卒も来年の新卒採用も、全国各地から採用をしている。
年の近い社員が多い。20代~30代の層がとても大きい。先輩・社長に対しても話しやすく、同じ目線でいてくれるので、自分の意見をいえる環境だと思う。

広島就職を選んだ理由について教えて下さい。

本当は東京にすごく行きたかった。
広島で選考を受けたのはビーライズだけ。エンタメ関係の会社は東京に多いので、東京にしかないと思っていた。
内定もらった東京の会社はあまり興味のない会社だったので、興味のあるビーライズに入社を決めた。
やりたい仕事で決めたら、たまたま広島だった。

大学での専攻や今の仕事に活かせていることは何ですか?

マーケティングのことを少し学んだ。マーケティングの4Pなどは把握した状態で入社したが、基本は業務をやりながら学んできた。
大学で学んだことはあまり活かされていない。上長と密に連携できてるので、一人ではなかったため業務をしながら知識をつけていった。上司と良い関係を築けている。

【入社前】企業選びの軸はありましたか?

ゲームとか漫画などエンタメ業界に入りたかった。これを軸に就活をしていた。エンタメ業界は東京に会社が多くあるが狭き門。エンタメ業界の会社と、幅を広げてメタバースやCG開発の会社も調べていた。
やってみたいと思えたのが、ビーライズのメタバースやXRだった。
中学生のころから夢がOLだった。社会人になっても使える学問を学びたかったので、ビジネス心理学を専攻した。
インターンシップはオンラインで東京の会社のインターンシップに参加していた。コロナの時期だったので、割とインターンシップも面接もオンラインが多かった。会社の雰囲気をわからないということが結構あって、苦労した。

【入社前】学生の時に力を入れたことは何ですか?

大学の卒業研究。企業と連携した研究がしたかったので、広島高速交通株式会社様にご協力いただき、「新製品を開発するときは消費者参加型にしたほうが購買意欲が増すのではないか」という研究を行った。学生のうちから実際の企業の方とやり取りをし、ビジネスに関連する研究を行うという、貴重な経験を積むことができた。

【入社後】働く上で大切にしていることはありますか?

対話を怠らないこと。人によって「当たり前」と思っていることが違うのでまずは前提のすり合わせを行ったり、納得がいくまで自分の意見をしっかり伝え相手の意見を聞いたりしている。意見が食い違うこともあるが良いものを作るため議論をするようにしている。

【入社後】どんな時にやりがいを感じたり、働いてよかったと思いますか?

すごくやりがいがある。メタバースやXRなどの新しい技術を取り扱っている。この世に出ていない技術や製品に触れることができる。XR業界は今はニッチな業界だが、あと5~10年で爆発的に普及すると思っている。未来を見据えて土台を作れる、ほかの業種では味わうことができないことを味わうことができる。すごくわくわくする。ビーライズとしてどういう風に打ち出していくのか、あるいは日本のXR業界をどうしていくか、など2年目でも中枢にかかわれることができることにやりがいを感じる。

会社ではどのような人が活躍していますか?

常に新しいものへの興味を持てる人。XR業界は本当に技術の進化が早いので、新しい情報にアンテナを張ることができる人が活躍できる。あとは趣味がある人。製品を作るうえで、趣味で得た知識・経験が活きることが多々あります。

ひろしま暮らしの魅力​を教えて下さい。

ワンチームというのをすごく感じる。スポーツだとカープ、ドラゴンフライズ、サンフレッチェなど、広島で一丸となって応援しているとすごく感じる。東京の展示会だと、関東の会社が多いが、広島出身の人がいると広島の話で盛り上がって商談につながることがある。産学連携しやすいなと思う。広島大学さんと一緒に仕事をしたり、広島市さんからもご支援をもらっている。広島という土壌でものを作るという風潮ができていると思う。人材関係の会社さんから東京に本社の次に広島に支店を作った会社さんを知っている。その会社さんが、広島に支店があると広島の人が暖かいから、いろいろと連携できると感じていると聞いた。そういうのを聞くと、広島という場所はいいなと思う。

休日はどのように過ごしていますか?

友達と遊ぶか、インドアなので家で過ごしている。メリハリをつけて遊んで、しっかりリフレッシュにしてる。平日はがっつり仕事をして、土日はリフレッシュをしてる。

広島で働くこと・暮らすことをおすすめするポイントを教えて下さい。

一体感だと思う。目的もなく広島に行くことはない。やりたいことができる会社が、広島の会社とどこかの会社で迷っているなら絶対広島の会社が良いと思う。広島は都会過ぎず、住みやすいのだと思う。人が暖かいとよくきくので、仕事もしやすいのかなと思う。やりたいことが広島でもできるなら、広島にしたら良いと思う。
今年新卒で入社した東京出身の社員も、広島は暮らしやすいと言っていた。

学生のみなさんにメッセージをお願いします!

なんとなく都市圏に行きたいなと思っているに対して、広島に面白い企業とっても多いから視野を広げて見てほしいと言いたい。住みやすいし、面白い企業を探せばいっぱいあるので、一度広島を視野を入れて見てほしい。広島で働いてみて、東京に行きたいと思ったら、東京に行くのもいいが、広島の企業を見てからでも遅くない。実際に広島に働いてみて、そう思う。

 

(インタビュー記事・会社概要・プロフィールは2024年10月時点)