記者会見などにおける知事の発表や質疑応答をブランド・コミュニケーション戦略チームでとりまとめ,掲載しています。
なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
動画はインターネットチャンネルのサイトでご覧になれます。
会見日:令和2年6月9日(火曜日)
(1)本県における緊急事態措置について
(2)クラウドファンディングの活用による資金調達支援について
(3)雇用調整助成金等の申請手続きの支援について
(4)県産品購入応援のためのキャンペーンサイト“ひろしまモール”開設について
(5)県産品購入応援のためのキャンペーンサイト“ひろしまモール”開設について
(6)本県における緊急事態措置について
(7)中小企業の支援方針及び今後の支援策について
(8)広島県感染拡大防止協力支援金について
(9)被爆・終戦75周年記念事業の見直しについて
(10)スポーツ大会等への支援について
(幹事社:日刊工業新聞)
幹事社の日刊工業新聞です。これから知事定例会見を始めます。終了時刻は,11時00分を予定しております。ご協力〔を〕お願いいたします。まず,知事から冒頭発言が2件ございます。お願いいたします。
発表項目の前に,2点ほどございまして,1点目が,本県における緊急事態措置についてですけれども,現在,要請しております大阪府,京都府,それから兵庫県への不要不急の移動自粛です。同地域における感染状況に鑑みまして,今後の感染状況が拡大しないという,これは条件付きのような形になるかもしれませんが,6月12日から予定通り解除したいと思っております。これは以前発表させていただいている解除方針どおりということであります。これによりまして,12日より,3府県へ移動していただくことは構いませんけれども,県民の皆さまにおかれましては,引き続き,感染状況であるとか,あるいは移動先の自治体が出す情報などをご確認いただきまして,リスクが高い地域への移動は控えていただきますようにお願いいたします。また,東京都,神奈川県,千葉県,埼玉県及び北海道への不要不急の移動自粛要請は,6月18日まで引き続き継続いたしますので,ご協力をお願いいたします。なお,福岡県についてですが,直近1週間で53名の新規感染者が発生しております。そのうち半数程度,これは43.4パーセントですけれども,〔これ〕が感染経路不明の方となっております。こういう状況に鑑みまして,福岡県への移動は,当面は控えていただくようにお願いしたいと思っております。
それから2点目なのですが,経営面で大きなダメージを受けられた観光関連事業者の皆さまへのクラウドファンディングの活用による資金調達支援についてであります。募集対象は,県内で宿泊や体験メニューなどのサービスを提供されている観光関連事業者の皆さまで,200事業者を予定しております。本日10時から,支援を希望する事業者の募集を開始しております。応募いただきました事業者の皆さまには,例えば,新しい生活様式に対応した宿泊プランと,今しかできない体験を組み合わせた,魅力的な観光プロダクトなどをつくっていただきまして,クラウドファンディングサイトで,「応援したい」とか「利用してみたい」と思っていただける方から出資を募るという仕組みになっております。支援希望事業者の募集期間は本日から7月31日金曜日までとしておりまして,6月下旬から順次,特設サイトにて資金募集を開始いたします。支援を希望される事業者の方は,ぜひ,専用ホームページの申し込みフォームから,お申込みをお願いいただければと思います。県としては,今後の観光需要の回復に向け,このような取組を通じまして,しっかりと準備してまいりたいと考えております。以上2点ですが,続きまして発表項目でございます。本日2点ございます。
まず,1点目でありますけれども,雇用調整助成金等の申請手続きの支援についてでございます。広島県では,本日から,県内の中小企業や個人事業主の皆さまに対しまして,雇用調整助成金等の申請手続きに必要な費用を支援いたします。この制度は,県内の市町と連携いたしまして,全県共通の取組として展開していくものであり,県内全域での支援は,全国でも広島県が初めてとなるということであります。雇用調整助成金等につきましては,これまで助成率の拡充であるとか,要件の緩和,あるいは申請書類の簡素化等が行われまして,かなり使いやすくなっています。また,今後,日額上限の引き上げなども〔国の〕補正〔予算〕で予定されておりまして,雇用調整助成金等を積極的に活用することで,雇用と事業体制の維持を図っていただくことが重要だと考えております。しかしながら,今般に至るまで何度も制度の改正もございましたし,理解がなかなか難しいと,そして,依然として申請手続きにハードルを感じていらっしゃる事業主の方も多いのではないかと思っております。そのため,事業主の方が,雇用調整助成金等の申請を行うに当たりまして,必要となる書類の作成であるとか,あるいは代理申請などを社会保険労務士に依頼した場合に,支払った費用を補助することといたしました。まずは,広島市や呉市など県内の14の市域に事業所をお持ちの事業主の方は各市の担当窓口へご相談ください。また,府中町や海田町など,9つの町,町に〔事業所が〕ある事業主の方は,県の担当窓口にご相談いただければと思います。また,広島県社会保険労務士会では,本事業にご協力いただける社会保険労務士のリストを作成いたしまして,WEBで公開されていますので,こちらに掲載されている社会保険労務士にもご相談いただければと思います。県が町域分の支援を行うのですけれども,それについては,本日6月9日から申請書の配布・受付を開始しておりまして,市における支援,市域における支援については,既に支援を行っている市もありますけれども,準備が整い次第,各市でも支援を開始してまいります。県では,現在設置しております社会保険労務士の電話相談窓口とあわせまして,本支援制度によって,県内市町等と連携いたしまして全県的に雇用調整助成金等の活用を促進することで,本県経済の早期回復に向けた,県内の中小企業の中における雇用の維持に取り組んでまいりたいと考えているところでございます。
そして,2点目であります。県産品購入応援のためのキャンペーンサイト「ひろしまモール」開設についてであります。県では,新型コロナウイルスの影響によりまして,売上減に直面している県内事業者の皆さまを支援するために,本日から12月末まで,ECキャンペーンサイト「ひろしまモール」をスタートいたします。 こちら〔ロゴのパネルを掲示〕「ひろしまモール」でございます。このサイトでは,広島和牛であるとか牡蠣,日本酒などの農産品・食料品や,筆などの加工品,道の駅で取り扱う地域産品など,さまざまな県産品が購入できるECサイトをジャンル別に一括して紹介することで,県産品の購入によって県内事業者を応援したい方に便利なサイトとなっております。また「ひろしまモール」という名前には,広島県の事業者を応援したいという県内外の皆さまにとって,魅力的な数々の県産品に気軽に触れていただけるショッピングモールのような場所にしたいという思いを込めたものであります。皆さまには,ぜひ,「ひろしまモール」を活用して県産品を購入していただきまして,「食べる」あるいは「使う」,そして「楽しんで」いただくことで,県内事業者の皆さまを応援していただければと思います。なお,県では「ひろしまモール」を始めるに当たりまして,県内事業者の販路拡大を支援する観点から,今回,新たにEC販売に取り組む事業者の商品掲載に伴う経費を負担することとしております。こうした取組によって,商品ラインナップの拡充を図りながら,最終的には600品目程度の取り扱いを目指していきたいと考えています。県では引き続き,県内経済の早期回復に向けまして,事業と雇用を守るための事業者支援に取り組んでまいりたいと考えております。私からは以上であります。
(幹事社:日刊工業新聞)
知事からの冒頭発言,並びに,発表に関して質問がある社は,挙手をして社名を名乗ってからお願いいたします。なお,手話通訳者の方が通訳しやすいよう質問は,はっきりとおっしゃっていただきますようお願いいたします。それでは,お願いします。
(中国新聞)
中国新聞の畑山です。「ひろしまモール」について,販売面での目標,売上ですとか,そういった目標はありますでしょうか。
(答)
販売面の目標は,年内の目標として,2億5千万円の売上を目指したいと考えているところであります。
(中国新聞)
これ〔は売上の〕算出の根拠と言いますか,理由付けみたいなものはありますか。
(答)
200事業者程の〔商品の〕販売を目指しているところなのですけれども,その中での,これまでの経験上の販売額として,これくらいではないかという見込みです。
(NHK)
NHKの五十嵐と申します。知事の冒頭発言の緊急事態措置の関係でお伺いしたいのですが,今月12日以降は大阪など関西の3府県については〔移動自粛要請を〕解除するということなのですが,東京など4都県と北海道については18日まで引き続きということですが,これ〔について〕の〔移動自粛を〕解除する判断のタイミングというのは,いつ頃になるのでしょうか。
(答)
これについては,来週の前半ぐらいに目途を示したいと思っております。
(NHK)
今日,あらためて大阪など関西の3府県への〔移動〕自粛要請については,12日に解除するということなのですが,あらためて県民に向けて,どういった注意点〔を〕呼びかけていきたいか,お願いします。
(答)
今,大阪・京都・兵庫についても,感染者数が非常に限定気味になっています。しかしながら,やはり完全になくなったというわけでは,まだないと認識しておりますので,感染防止対策を個々人でとっていただき,感染防止対策〔として〕マスクを付けるとか,手洗いだとか,そういったことは引き続き注意するようにお願いしたいと思いますし,また,東京などでは,夜の街というところで非常に懸念されているところがありますけれども,そういったリスクが高い形態〔の店舗〕というか場所というのは,いくつかありますので,まだ〔関西圏への移動自粛要請の〕解除が間もないということ含めて,十分に注意していただきたいと思います。
(NHK)
最後に福岡県については,直近1週間に50人を超える〔新規〕感染者が確認されているので,引き続き,不要不急の移動は控えていただきたいというところがありますが,これについては,あらためて,どれくらいの目途で判断していきたいとか,引き続き注視していきたいとか,ありますでしょうか。
(答)
これは,やはり感染状況がどのように推移するかというところをよく注意してということがあると思いますので,昨日は〔福岡県の新規感染者が〕3人でしたでしょうか。だいぶん,〔新規感染者が〕減っては来ておりますけれども,福岡県の発表もよく注意しながら見ていく必要があると思っています。ちょっとまだ,目途というか,いつ頃というのは,今の段階で〔申し上げるの〕は難しいと思っています。
(幹事社:日刊工業新聞)
その他,質問はございませんか。
(中国新聞)
中国新聞の樋口です。今の関係で福岡県については,東京とか北海道とか,そういったところが18日までなのですが,それよりも前に解除される見込みは今のところないということでよろしいですか。
(答)
これは,解除と言うか,一応,〔福岡県の〕カテゴリーとしては感染状況だとか,あるいは,その地域の注意事項,発表されている注意事項に注意して行動してください,という〔地域の〕中〔にあるの〕で,福岡県の場合には,具体的に今の感染状況を踏まえると行かない方が良いのではないか〔ということで〕,そういう対応なのです。ですので,東京とか大阪とは状況が違うということです。〔それ〕で,福岡県への認識として,かなり抑え込めていると認識があれば,もちろん東京の状況とはまた別途,考えていくということになるのではないかと思いますし,福岡県の中でも,〔新規感染の〕中心付近は北九州市になっています。そういったところも,例えば,佐賀〔県〕に近い方とかは,また〔状況は〕違うのだと思うのです。そういう細かく状況を見ながら〔福岡県への移動を〕考えていただきたいということであります。
(幹事社:日刊工業新聞)
その他,質問はよろしいでしょうか。〔他に質問が〕ないようでしたら,幹事社質問の方に移りたいと思います。
(幹事社:日刊工業新聞)
新型コロナウイルス感染拡大によりまして,世界的に自動車の需要が減少しております。県内でもマツダの生産調整などによって,サプライヤーである中小企業の仕事量が激減しております。〔それ〕で,経営状況も非常に厳しくなっております。このような中小企業に対する県の金融支援策への申請件数及び融資額の実績についてお伺いいたします。また,これらの実績を踏まえて知事の受け止め,今後の中小企業への支援方針や具体的な支援策について,どのようにお考えになっているか,あわせてお伺いいたします。よろしくお願いします。
(答)
ご承知のとおり金融支援については,民間金融機関を活用した実質無利子・無担保の資金繰り支援を5月1日から開始しているわけですけれども,この以前から,まず,民間を活用した無利子の資金支援を拡充すべきだとという提案を〔国に〕させていただいて実現しそうになったところで,つなぎ融資も含めて積極的な金融機関の対応をお願いしてきたところであります。そういったところを踏まえて,6月2日時点で,件数で言うと5,000件を超えておりまして,融資金額としては約827億円になっています。これは昨年の実績ですが,5,274件,424億円〔正しくは434億円〕でありますので,件数で言うとほぼ同数になっていて,融資額で言うと約倍という状況になっています。ですから通常の〔融資と比較して〕,この〔金融支援は開始して〕1か月なのですけれども,この1か月間で件数は前年〔1年〕分,金額はその倍というような状況です。これはやはり,この度の〔新型コロナウイルス〕感染症が県内の中小企業に非常に深刻な影響を与えていると,特にやはり資金繰りにおいて大きな影響を与えているということをあらためて示した結果ではないかなと受け止めています。〔それ〕で,中小企業はやはり,固定費が非常に大きな重荷になると思いますので,その負担軽減が重要だと思っていまして,そういう意味では,金融支援の他に雇用調整助成金,これは人件費の補助です。それから,これは国が検討中でありますけれども,検討中というか今,補正で上がってますけれども家賃の給付金など,こういったものを活用していただいて,事業の継続を図っていただきたいと思っております。県としても,先ほど雇用調整助成金のことについては,お話させていただきましたけれども,相談窓口を通じながら活用を呼び掛けているとことであります。加えて,新たな生活様式を定着させていく必要があるという中で,新たなニーズに対応するサービスであるとかビジネス,そういったものもつくっていく必要がありますし,そういうチャンスがあると思っています,〔それ〕で,それに対応して,eコマースであるとかクラウドファンディングといった新たな収入源,それを確保する取組なども支援を行ってまいりたいと考えております。それから自動車メーカーの話もありましたけれども,これはグローバル経済に直結したところで,世界的に,例えば,今,自動車で言えば,販売店の営業ができなかったりする中で,3月末から生産調整を始めて,当初4月末まででありましたけれども,6月末まで延長されたというようなこともあります。今後を見通すのは,なかなか現時点では難しいところがありますけれども,サプライチェーンの寸断であるとか,世界的な需要減からの脱却,お店もだんだん世界とか欧米では開きつつある,中国も回復しつつあるということもありますので,そういった最新の状況を注視しながら,適宜・適切に対応していきたいと考えているところであります。
(幹事社:日刊工業新聞)
ありがとうございます。今のこの件について質問がある社は,お願いいたします。〔質問は〕大丈夫でしょうか。それでは一般質問に移らせていただきます。他に質問がある社は,お願いいたします。
(HTV)
広島テレビの青木です。感染拡大防止協力支援金の受付が昨日で終了したんですけれども,オンラインについては昨日,まだ郵送については消印有効ということなので,あれなんですけど,現在,どのくらいの申請規模になっているのかというのを,もし分かれば教えていただきたいのと,そこに対しての受け止めと,締切が過ぎたということに対しての所感というか受け止めをお伺いしたいんですけれども〔お願いします〕。
(答)
ちょっと今,手元に数字がないのですが,〔事務方に対して〕分かりますか。
(事務局)
10番です。
(答)
失礼しました。〔6月〕5日までの申請件数しか分からないのですけれども,16,669件であります。〔それ〕で,支給実績が9,241件で23億8200万円余で申請件数の約55パーセント〔支給している状況〕となっています。〔それ〕で,6月末までに,すべての申請者に支給できるように取り組んでいきたいと考えております。〔それ〕で,これは,約16,000件ということで,対象となる事業者の方からは,ほぼほぼ申請いただけたのではないかと考えてまして,あらためて,休業等にご協力いただいた皆さまでありますけれども,5月4日以降,〔新規〕感染者が出ていないということを含めて,感染状況を抑え込むことができたのも,こういった事業者の皆さまのご協力のおかげだと思っておりますので,あらためて感謝を申し上げたいと思っているところであります。
(幹事社:日刊工業新聞)
その他,質問がある社はございませんか。
(中国新聞)
中国新聞の宮野と言います。被爆75年事業についてお伺いします。75年の節目の事業について,県は多くのものをオンラインで開催するということを決めました。その中には,フィールドワークを初めて導入することを考えていた,計画していた高校生〔等が参加する「ひろしま〕ジュニア〔国際〕フォーラム」も含まれています。こうした事業をオンラインで開催することに対しての受け止めをお伺いできますでしょうか。
(答)
今,具体的に新型コロナウイルスの影響を受けて,人の移動であるとか,あるいはさまざまな活動に,大きな制約が出ているところでありまして,〔広島〕市の方でも平和記念式典の出席者の大幅な縮小という対応を出されているところであります。しかしながら,2020年というのは被爆75年〔という節目の年〕で,非常に重要な年であると思っておりますので,オンラインを含めて,可能なものはできる限り実施したいと考えて,進めているものであります。〔それ〕で,いくつか,また,その中でも具体的なやり方が,例えば「〔広島-〕ICANアカデミー」であるとか,「〔ひろしま〕ジュニア国際フォーラム」でも,それぞれあるのですけれども,できれば,そういう中でも機会をつくって,感染状況が落ち着いたところでは,広島にも実際来ていただくといったような対応をできるところは進めていきたいと考えています。
(中国新聞)
今,ちょうどお話のあった「〔広島-〕ICANアカデミー」に関してなのですが,ちょうど募集を先週から開始されていて,今年〔で開催が〕2回目で,当初は本格的に実施するということだったのですけれども,期待というか思いをお伺いできますでしょうか。
(答)
「〔広島-〕ICANアカデミー」については,グローバルに活躍できるリーダーの育成を目指していくということでありまして,というか,むしろグローバルに活躍するであろうリーダーの皆さまに,早い段階で,広島に実際に来ていただいて,そして感じていただく。そして,多くを,そういった体験の中から学んでいただくということが大事だと思っています。残念ながら,そういう意味で実際に広島に来られない〔という状況もあって,〕そこは非常に忸怩たる思いもあるところですけれども,まずWEBでもできるセミナーというか,座学のところは,そういった形でやらせていただいて,〔それ〕で,どこかの段階で,可能になったところで,広島での実地の研修をしたいと思っています。
(幹事社:日刊工業新聞)
そろそろ時間が迫っていますので,次の質問を最後にしたいと思いますが,よろしいでしょうか。〔手が上がりましたので,それでは〕お願いします。
(朝日新聞)
朝日新聞の北村です。県の教育委員会の所管になるかもしれませんけれども,高校の総体が中止になるといった後に,新たな代替の大会ができるということになったことについての,知事としての受け止めを伺いたいということと,とはいえ,その中でも漏れてしまった競技の高校生もいらっしゃるということもあるので,その点についても〔知事の受けとめを〕伺いたいところです。あと,高校野球についても伺えますでしょうか。
(答)
これは高校野球も含めてですけれども,代替大会に出場する生徒にとっては,これまでの練習の成果を発揮するという場になると思いますので,これは大変喜ばしいことだと思っております。一方で,基本的に開催しない競技というのは,接触の度合いであるとか,感染のリスクからそういった判断をされていると聞いておりまして,これは慎重に検討された結果としての苦渋の決断であっただろうと考えています。全ての高校生の思いが救われないというのは非常に残念でありますけれども,現状に鑑みて安全確保というのは非常に重要だと思っています。それから,私個人としては,〔生徒がそういった場に〕出場できるのは非常に喜ばしいことなのですけれども,同時に,参加する子ども達やあるいは保護者の皆さんは,とても心配されている方も多いと,というか,そういう方々もいらっしゃると思うのです。そういった方が,何と言いますか,そういった方の気持ちも,きっちりと対応できるような形で,開催していただきたいと思っています。
(幹事社:日刊工業新聞)
よろしいでしょうか。それではこれで,知事定例会見を終わります。次回の定例会見は,6月16日火曜日〔の〕10時30分からを予定しております。ありがとうございました。
(資料)クラウドファンディングの活用による資金調達支援について (PDFファイル)(445KB)
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)