記者会見などにおける知事の発表や質疑応答をブランド・コミュニケーション戦略チームでとりまとめ,掲載しています。
なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
動画はインターネットチャンネルのサイトでご覧になれます。
会見日:令和3年4月27日(火曜日)
(1)大型連休の過ごし方について
(2)大型連休の過ごし方について
(3)「ひろしま型スマート農業プロジェクト」スタートについて
(4)本通りPCRセンターの設置及び観音PCRセンターの移転について
(5)第2弾春のPCR検査集中実施について
(6)一時保護委託した児童の死亡事案について
(7)聖火リレーについて
(8)参議院広島県選出議員再選挙について
(幹事社:HOME)
幹事社の広島ホームテレビです。これから知事定例会見をはじめます。終了時刻は,11時00分を予定しています。ご協力お願いいたします。まず,知事から冒頭発言が1件ありますので,お願いいたします。
発表項目の前に,1点ございます。まもなく大型連休が始まるところですけれども,連休中はさまざまなイベントが開催されて,お出かけになるのを楽しみにされている県民の皆さまも多いのではないかと思います。大型連休の過ごし方につきまして,県民の皆さまへのお願いでございます。お出かけするときには,まず,検温して,体調をご確認ください。その際に熱があったり,少しでも体調がおかしいなと思ったら,残念ですが,お出かけは控えた上で,皆さんと皆さんの大切な方のために,PCR検査を受けていただければと思います。なお,連休中は,医療機関もお休みになるところが多くて,かかりつけのお医者さまがお休みということもあるかもしれません。その場合には積極ガードダイヤルにお電話をいただければ,受診できる医療機関をご紹介しますので,紹介先で受診して,検査を受けていただければと思います。また,イベントなどの人が多く集まる場所では感染リスクが高くなります。また,それに飲食を伴う場合には,さらにリスクが高くなります。したがって,イベントの前後でのご家族以外との会食はできるだけ控えていただきたいと思います。お出かけをする際には,いつも以上に感染対策を徹底してください。さらに,積極ガード店や広島コロナお知らせQRもご活用いただければと思います。県では,感染者を早期に発見して,そこから先の感染経路を遮断するために,第2弾の「春のPCR〔検査〕集中実施」を行っていますので,ご協力をお願いいたします。
(幹事社:HOME)
この件について,質問がある社は挙手をして社名を名乗ってからお願いいたします。なお,手話通訳者の方が通訳しやすいよう,質問は,はっきりおっしゃっていただきますよう,お願いいたします。質問〔は〕よろしいでしょうか。
(中国新聞)
すみません。中国新聞の岡田です。大型連休に関して,例えば県外との行き来であるとか,あといろいろ〔な〕イベントが開催〔を〕予定されているものもあると思うのですが,イベント開催の是非とか条件について何か考えられているでしょうか。
(答)
まず,県外往来については,これも従来から県の対処方針でもお願いしているところですけれども,緊急事態宣言,それからまん延防止〔等重点〕措置が取られている地域との往来は最大限自粛をお願いいたします。また,都道府県が不要不急の外出自粛を要請していたり,そういった地域〔や〕,それから感染拡大地域,これ〔らの地域との往来〕については,あらためてその必要性を十分に検討していただいて,慎重にご判断いただきたいと思っております。感染拡大地域を往来しなければならないような場合には,感染防止を徹底していただくとともに,できるだけご家族以外の方と接触する機会というのを減らしていただいて,特に飲食をともにする機会は減らしていただきたいと思っております。イベントについては,現在のところ,我々の基準で,イベントの開催基準を変更するというところの基準にはまだ達してはいないので,〔参加人数の上限を〕5,000人〔にする〕とかそういうものがありますけれども,それを基本的には順守していただいて,何かある場合には県の方にご相談いただきたいと思いますし,もちろんそういった人が集まるところにお出かけの際には,先ほども申し上げたとおり,しっかりと感染対策して,その前後での飲食というのはやはり,とてもリスクが高まりますので,できるだけそういった場合も,ご家族以外と飲食されるのは控えるようにお願いしたいと思います。まだ〔現状は〕ステージ2ではありますが,この感染状況〔が〕高まっていますので,そういう対応をお願いしたいと思っております。
(幹事社:HOME)
その他〔の質問は〕いかがでしょうか。よろしいですか。では,続いて,知事からの発表が2件ありますので,お願いいたします。
(答)
ごめんなさい。〔先ほどの質問について〕もう一つ言い忘れましたけれども,成人式については,これも先日発表したとおり,できるだけ前日に検査を受けた上でご参加いただきたいと思っておりますし,〔成人式の〕前後での会食はやはり控えていただきたい〔と思います〕。そこは,特に成人式について,皆さん,久しぶりに友人と会って,特に成人ということで,飲みに行きたいということがあると思うのですけれども,今回は見送っていただきたいと思っております。
(幹事社:HOME)
では,発表項目をお願いいたします。
それでは発表項目〔が〕2点ございます。1点目は「ひろしま型スマート農業プロジェクトのスタートについて」であります。広島県では,農業分野でのDX推進の一環といたしまして,収益性の高い経営モデルを確立する「ひろしま型スマート農業プロジェクト」を開始いたします。このプロジェクトは,実証費用を県が支援いたしまして,県内農業者の畑を実証フィールドとして,データを収集しながら,技術のカスタマイズを行って,最長3年間の取組で,経営モデルを確立していこうというものであります。実証プロジェクトのテーマ選定に当たりましては,本県農業の課題を解決するスマート農業の技術やアイデアを全国の事業者の皆さんから募集いたしまして,実は既に〔提案を〕いただいているところなのですが,205件ものご提案をいただいております。このご提案いただきました技術やアイデアの中から,県では中山間地域が大半を占めております本県の生産環境に適応するように広島県で広く導入が見込まれる,ほうれんそう,それからこまつな,カット用青ねぎ,ぶどうに関する三つのプロジェクトに取り組むことといたしました。三つというのは,ほうれんそうとこまつなです。それからカット用青ねぎ,それからぶどう,という〔三つのテーマの〕ことです。県としては,今後,各テーマにご提案いただいた企業間でマッチングをしていただくことや,流通や販売分野なども含めた新たな企業の参入などによって提案をさらにブラッシュアップしていただくことを期待しております。県では,このプロジェクトにより確立された,デジタル技術を活用した「ひろしま型」の経営モデルを県内に普及させて,生産性の向上などを図ることで,本県の持続可能な農業の確立を進めてまいりたいと考えております。
続きまして2点目〔です〕。「本通りPCRセンターの設置及び観音PCRセンターの移転について」でございます。県では,5月17日から当面の間,広島市中区の本通り交番跡地に新たにPCRセンターを設置することといたしますのでお知らせいたします。この「本通りPCRセンター」は,広島市内におけるモニタリング体制を強化する目的で設置するものでありまして,どなたでも検査を受けることが可能ですので,ぜひご活用いただきたいと思います。なお,本通りPCRセンターも,他のPCRセンターと同様に,無症状の方が対象となります。症状がある場合には外出を控えて,かかりつけ医などへ連絡した上で,早期受診をお願いいたします。医療機関が休みの場合や,どこに相談したらよいかわからない場合には,積極ガードダイヤルにご連絡いただければ,お近くの医療機関をご紹介いたします。それで,本通りPCRセンター〔の話〕に戻ると,検査方法や予約方法,検査結果の連絡などにつきましては,現在行っているモニタリング検査と同様となっております。県としても,広島市内中心部にウォークイン型のPCRセンターを新たに設置することで,モニタリング機能の強化はもちろんですが,皆さまに,これまで以上にPCR検査を身近に感じていただけるのではないかと期待しております。なお,観音PCRセンターにつきましては,これまで〔広島〕西飛行場跡地に会場を設けておりましたけれども,〔広島〕西飛行場跡地の再開発が始まりますので,〔5月〕6日木曜日から,観音マリーナの駐車場に会場を移転することといたします。観音に行けば〔会場が〕わかるようにご案内しておりますので,ご注意いただければと思います。県では引き続き,モニタリングによりまして的確に感染状況を把握して,適切な感染拡大防止対策の実施に努めてまいりたいと考えております。私からは以上です。
(幹事社:HOME)
これら2件の発表項目について,質問がある社はお願いいたします。〔他に質問はないということで〕よろしいですか。
(幹事社:HOME)
続いて,幹事社質問に入ります。県は,先週金曜日から飲食店や事業者などを対象にPCR検査を集中的に実施していますが,現時点での受検状況や陽性率について伺います。あわせて,知事の現状の受け止めをお願いいたします。
(答)
第2弾春のPCR検査集中実施におきましては,三つの対策を実施しているところでございます。一つ目が,繁華街集中実施,二つ目が事業所集中実施,三つ目が県外往来集中実施であります。このうち,繁華街集中実施につきましては,4月26日現在ですけれども,612個のキットを配付いたしまして,そのうち199検体の提出がありました。現時点で,83検体の検査が終了しておりまして,陽性者は今のところありません。〔それ〕で,残り〔の検査結果〕については,本日の18時以降に判明する予定になっています。次に,事業所集中実施ですが,こちらにつきましては,昨日から予約の受付を開始しておりまして,昨日1日のご予約をいただいたのが35名分となっております。最後に県外往来集中実施ですが,先日,新たに福山駅を受付ポイントに追加いたしまして,広島駅・県庁については,期間を延長して受付を行っているというところでありますが,4月12日からの合計で,4月26日現在11,251人の方にキットを配付させていただいて,そのうち,7,527検体を回収しております。陽性者は17人,陽性率は0.23パーセントとなっています。なお,福山市では,4月23日から3,423人の方に容器を,キットを配付しておりまして,そのうち,1,494検体を回収しています。陽性者は1人,陽性率は0.07パーセントとなっています。開始から4日が経過したところですが,多くの皆さんに検査を受けていただいていると受け止めておりまして,県民の皆さまのご協力に感謝を申し上げたいと思います。本県の現状は,感染拡大が続いているというところでありまして,冒頭にも申し上げましたけれども,これからゴールデンウィークを迎えるに当たって人出も多くなるということが想定されますので,引き続き,感染経路を遮断して,感染拡大を抑え込んでいきたいと考えております。
(幹事社:HOME)
この件について,質問がある社はお願いいたします。
(NHK)
すみません。NHKの五十嵐と申します。あらためてなのですけれども,今回,広島県でこういったPCR検査の取組をされていらっしゃる中で,意義付けと言いますか,まだワクチン接種が全ての国民,県民に行き渡らない中での,このPCR検査を実施することの意義について,知事からお願いします。
(答)
今,〔PCR検査〕集中実施を行っているところでありますけれども,感染拡大を抑えていく方策というのが,人流全体の抑制をしていく,これは飲食店などの時短〔要請〕を含めてということになりますけれども,そういう全般〔の人流〕を〔抑えて〕,とにかく接触を遮断していくという方法と,それから検査によって個別に陽性者を発見して,市中から感染者をできるだけ多く隔離していくという方法との二つ〔が〕あります。〔それ〕で,前者の全体〔の人流を抑えて接触〕を遮断していくというのは非常に経済的にも社会的にもコストが高くつきます。時短〔要請〕などを行えば,〔感染症拡大防止〕協力支援金ということで広島県でも100億単位の資金がかかりますし,それ以上に,お店の売り上げなどが減少して,経済的に非常に大きなコストがかかってきます。できるだけ,そういった方法に至る前に,検査によって陽性者,感染〔者を早期に発見して〕隔離することによって,〔感染〕経路を遮断していくという方法を我々としては取りたいと思っておりまして,積極的疫学調査も一つ〔の方法〕なのですけれども,それだけだとやはり受け身の対応になってしまいますから,「積極的」と言っても,感染者が発見されるところから〔感染〕経路を探してくるので,本当の意味での「積極的」に感染者を発見していくために,この徹底した検査を行っていくということを行っていきたいということであります。
(中国新聞)
中国新聞社の長久です。よろしくお願いします。先ほども少し出たのですが,第1弾の春の〔PCR検査〕集中実施について,大学での実施を含めた,まとめのような数字があれば知りたいのと,例えばどのような年代の方〔の受検〕が多いとか,少し分析に言及していただければと思うのですけれども〔いかがでしょうか〕。
(答)
第1弾の〔春のPCR検査集中実施の状況に関する〕数は手元にないのですが,〔事務方に向かって〕ありますか。
(事務方)
お答えいたします。大学における検査〔について〕,〔検体の〕回収数でございますが,15大学で〔実施したところで〕ございます。7,169検体を回収させていただいたところでございます。
(答)
それは,大学の他も〔含めた実施状況〕ということですか。
(事務方)
それを足したりすれば〔全体の数字が出ます〕。
(中国新聞)
お聞きしたいのは,どのような方が例えばたくさん〔PCR検査を〕受けているとか,内容についてはどのように分析しておられますか。
(答)
全体〔の実施状況〕について〔ですか〕。
(中国新聞)
はい。第1弾〔の春のPCR検査集中実施について〕です。
(答)
いや,そこはちょっとまだ集計はできていません。
(中国新聞)
あと,広島県のホームページ公表の数字などを見ると,今月下旬には検査数が1日5千件を超えるような日もありまして,公表している検査能力の上限〔に〕近い数値が出たりしていると思うのですが,こういう受検状況については知事はどのように受け止めておられますか。
(答)
やはり感染者が増えてきている状況の中で,医療機関での検査,それから,モニタリングにおける検査,いずれも増えているという〔状況があり〕,その上で〔PCR検査〕集中実施なども行って,検査全体〔の数〕が増えているというところであります。〔それ〕で,これは非常に良いことだと思っておりまして,県としては,まずやはり積極的疫学調査のところ〔ですが〕,ここは陽性者の接触者〔に対する調査〕ということで〔あり〕,やはり陽性になる確率が高いということで,これはしっかりと確保した上で,その他の検査能力が確保できるように,検査機関といろいろと調整しているということでありますので,まだまだ検査の受け入れは可能だと考えています。
(中国新聞)
もう1点〔お聞きしたいのですが〕,現在,緊急事態宣言やまん延防止〔等重点〕措置が出されている地域に比べると,県内の感染者数というのは抑え込まれている状況だと思うのですが,そのことと,このようにPCR検査をかなり拡充していることとの因果関係というか,その辺りはどのように見ておられますか。
(答)
もちろん,これはなかなか,いわゆる科学的な意味での因果関係をはっきりさせるというのは現時点では難しいところですけれども,ただ,ここへ来て,感染者の伸びがやや緩やかになってきているところがありまして,やはり多くの感染者を早い段階で発見できていると〔いうことがあります〕。つまり全体の数で言うと,ちょっと足元〔の数〕がどうなっているかまだよくわからないところがあるのですけれども,全般的に言うと,積極的疫学調査での発見というのが1割ちょっとぐらいで,残り〔の8割・9割が発見されているの〕は医療機関とPCRセンター等でありますので,このPCRセンターとか医療機関〔での受検〕も,かなり皆さんの意識が高くなって,症状が少しあると行っていただけるというのが増えてきているのですが,8割・9割ぐらいが,そういった積極的疫学調査・行政検査以外でキャッチできているということであるので,やはりそれが早期発見,そこから先の感染経路遮断ということに繋がっているとは思っております。
(中国新聞)
わかりました。ありがとうございます。
(幹事社:HOME)
その他〔の質問は〕よろしいでしょうか。
(NHK)
NHKの松岡と申します。特集番組を担当しておりまして,一つ質問させてください。変異ウイルスというのが全国的に増えていて,感染率も今までのウイルスに比べて高いということで,すごく危機感が高まっていると思うのですけれども,広島県がやっている積極的な調査,PCR検査,無症状者への検査というのが,変異株の感染拡大防止にどんな役割を果たすと期待されるか,その点をお聞かせいただけないでしょうか。
(答)
検査による感染者の特定とそれから隔離というのは通常株でも変異株でも同じでありまして,むしろやはり変異株はできるだけ早く,周囲にある変異株を発見していくというのは非常に重要なので,検査の強化というのは変異株の抑え込みにも非常に有効だと考えています。
(幹事社:HOME)
〔他に関連の質問は〕よろしいでしょうか。では,残り7分ほどになりましたが,一般質問に移ります。他の項目で質問のある社はお願いいたします。
(中国新聞)
中国新聞の赤江と申します。よろしくお願いいたします。先日,昨年10月に亡くなられた,県西部こども家庭センターが一時保護施設に一時保護を委託していたお子さまです〔が,このお子さまの〕死亡事案について検証報告が出されました。この件についての受け止めと,またこの件について再発防止策がいくつか,アドボケイト制度の取り入れなど提案されましたので,受け止めと再発防止についてのお考えをお聞かせいただけますでしょうか。
(答)
まず,あらためまして亡くなられた児童の方,そしてご遺族の方々に心からお悔やみを申し上げる次第であります。今回の事案では,県が一時保護の決定を行った子供の,まさに尊い命を守り切ることができなかったということで,極めて重いものだと受け止めております。検証会議におきまして,関係者へのヒアリングなども含めまして,熱心に調査していただいて,また議論もしていただいた結果,多くの課題提起,それから提言をいただいておりますので,これらを真摯に受け止めて二度と同じことが繰り返されないように再発防止に向けて取り組んでいきたいと考えているところです。その具体的な対応については,頂戴したご提案の内容も踏まえて,関係者も含めて,しっかりと議論を行った上で9月頃を目途に対応方針であるとか,取組内容を提供したいと考えておりまして,検証会議の委員の皆さまにも今後もご助言などをいただきたいと思っているところであります。
(中国新聞)
9月頃にまた新たな検討の結果のようなものが出ると〔いうことですか〕。
(答)
そうです。何かしらの形で公表はさせていただきたいと思っています。
(中国新聞)
ありがとうございます。
(幹事社:HOME)
では,先ほど手を挙げていたTSS金田さん,お願いします。
(TSS)
TSSです。聖火リレーの広島での開催5月の17日,18日ということで,開催の判断の時期も迫ってきていると思いますけれども,現時点での開催の有無をどうお考えでしょうか。
(答)
現時点においては,一応,行うということを前提に検討を進めているというところであります。ただ,ご承知のとおり,感染状況〔が〕高まっておりますので,今後の動向は,十分に注視する必要がありますし,より厳しくなってきたらやり方を考えなければいけないとは思っております。いずれにしましても,しっかりと感染状況をウォッチしながら,大会の組織委員会とも相談しながら,検討していきたいと考えているところです。
(TSS)
もしあればなのですけれども,開催の有無を判断する上での目安みたいなものがありましたらお願いします。
(答)
ステージ3でも,厳しいような状況になっているとかそういったこと,もちろん,まん延防止〔等重点〕措置などを発令するようであれば,考えていく必要があると思っています。具体的には,まさに感染状況を見て考える必要があると思いますが,機械的にこうだからこうということではありませんが,やはりステージ3というようなところは少し注意しなければいけないところだと思います。
(TSS)
もう1点ですけれども,実施に際して,県外のこの緊急事態宣言下の地域から有名人の方ですとか,タレントの方ですとか,いらっしゃる可能性があると思いますけれども,そういった方への対応は知事はどうお考えでしょうか。
(答)
そういったことについて,検討していますので,その他の観客の集合であるとか,スタッフの体調管理も含めて,全体の中で判断していきたいと思っています。
(TSS)
ありがとうございます。
(幹事社:HOME)
〔時間になりましたので,それ〕では,最後の質問としたいと思いますが,〔他に質問は〕いかがでしょうか。よろしいですか。では,読売新聞さん。
(読売新聞)
すみません,読売新聞の上羽です。日曜日に参〔議〕院の再選挙の投開票が行われましたけれども,野党系の宮口さんが当選されたということですけれども,この点についての結果,あと低い投票率について知事〔は〕どのように受け止めてらっしゃいますでしょうか。
(答)
まず,投票率については,やはり非常に政治に対する信頼が失われているといったような結果が反映されているのではないかなと思います。どちらが勝ったということについては,私が何かコメントする立場でもありませんので,そこは控えさせていただきますけれども,全般として,やはり政治に対する信頼が失われて,「本当に投票してもしょうがないよ」というような,そういうやるせなさとか,あるいはこういう状況で投票にも行きたくないというような憤りのようなものとか,そういったものがあるのだろうなとは思います。
(読売新聞)
勝敗についてはあれなのですけれども,新たに当選された宮口さんに対する期待と言いますか,どういう仕事をしてほしいということがあれば,お願いします。
(答)
もちろん参議院議員ですから,国会〔議員〕として国民の代表として,しっかりと国会における議論,それから政策形成を期待したいと思っております。また広島県選出でありますので,我々の声をよく聞いていただいて国に対する声を届けていただくということも大いに期待したいと思っています。
(幹事社:HOME)
よろしいでしょうか。これで知事定例会見を終了したいと思います。ありがとうございました。次回の定例会見ですが,5月,来月11日火曜日13時30分からを予定しています。知事ありがとうございました。
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