記者会見などにおける知事の発表や質疑応答をブランド・コミュニケーション戦略チームでとりまとめ,掲載しています。
なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
動画はインターネットチャンネルのサイトでご覧になれます。
会見日:令和4年11月1日(火曜日)
(1)ひろしまスポーツカンファレンス2022 Winterの開催について
(2)ワクチンの接種状況について
(3)G7広島サミットについて
(4)新型コロナウイルスの感染状況等について
(5)ワクチンの接種状況について
(6)新型コロナウイルスの感染状況等について
(幹事社:RCC)
幹事社のRCCです。これから知事定例会見をはじめます。終了時刻は,14時を予定しています。ご協力をお願いします。最初に,知事からの発表が1件ありますので,お願いします。
発表項目〔が〕1点ございます。「ひろしまスポーツカンファレンス2022 Winterの開催について」でございます。広島県には,ご承知のとおり,数多くのスポーツチーム,トップチームが存在していまして,総務省が発表する社会生活基本調査においても,スポーツ観戦率が全国トップを維持するなど,スポーツを愛し,応援する情熱に溢れているところであります。こうした県民の皆さまの,スポーツを愛し,応援する情熱を,より一層強くしていきたいという思いから,来月1日に,広島国際会議場におきまして,「ひろしまスポーツカンファレンス」を開催いたします。この企画は,スポーツアクティべーションひろしま,SAHによって開催されるもので,オリンピックで3連覇を果たした柔道家である野村忠宏さんの基調講演や,プロスポーツによる地方のエンターテインメントの創造をテーマとして,実業家の堀江貴文さんと,スポーツアクティべーションひろしま,SAH代表の神田康範さんによるパネルディスカッション,「スポーツの力でひろしまを笑顔に」をテーマに,広島東洋カープOBの天谷宗一郎さん,サンフレッチェ広島アンバサダーの森崎浩司さんを交えたパネルディスカッション,そして広島のスポーツシーンで数多くの楽曲が使用されている広島出身のHIPPYさんによるスペシャルライブなど,スポーツファンだけでなく,一般のお客さまにもお楽しみいただける内容となっております。本日より,ウェブでお申込みいただけますので,県民の皆さまには,ぜひ会場に足を運んでいただきまして,スポーツの持つ力を実感していただければと思います。県では,県民の皆さまの誰もがスポーツを楽しみ,スポーツの力によって,健康と豊かさ,そして幸せを実感できる社会の実現に向けて取り組んでまいります。そして,スポーツを通して,県民の皆さんを笑顔にし,ブランドステートメントで掲げます,「元気,美味しい,暮らしやすい」ひろしまを実現していきたいと思っております。発表項目は以上です。
(幹事社:RCC)
この件について,質問がある社は挙手をして社名を名乗ってからお願いします。なお,手話通訳者の方が通訳しやすいよう,質問は,はっきりとおっしゃっていただきますよう,お願いいたします。質問がある社はありますでしょうか。
(NHK)
NHKの石田です。すみません,先日からちょっと似たような質問ばかりで恐縮なのですが,G7の関係なのですが。
(幹事社:RCC)
この件〔「ひろしまスポーツカンファレンス2022 Winter」〕に関する質問がある社は,ありますでしょうか。
(幹事社:RCC)
続いて,幹事社質問に入ります。幹事社質問は,ワクチン接種状況について伺います。乳幼児への接種やオミクロン株に対応したワクチン接種も始まりました。そこで,乳幼児への接種の状況や予約状況,また,県全体でのワクチンの接種状況について教えてください。
(答)
まず,乳幼児への接種ですけれども,生後6か月から4歳の乳幼児に対して,接種券の送付が順次始まっておりまして,県内市町では,11月中に接種券が発送される予定となっています。実際の接種は,1月〔正しくは,11月〕1日以降,順次開始される予定と伺っております。接種の予約につきましては,個別の医療機関において順次開始されるということになっていまして,県では,把握〔が〕現状〔では〕できていませんけれども,今後,接種状況については把握していきたいと考えています。なお,乳幼児への接種は一定の期間を空けて,3回ほど接種する必要がございます。現時点では,無料でワクチン接種ができるのが今年度末までとなっていまして,1回目の接種は令和5年1月13日までに行わないといけないということでありますので,これらの情報も参考にしていただきながら,保護者の皆さまには,早めに接種を検討していただきたいと考えています。保護者の皆さまには,正しい情報を基にワクチン接種を判断していただくことが重要だと考えておりまして,県としても,適時,適切な情報提供に努めてまいりたいと考えています。次に,県全体の接種状況ですが,12歳以上の県民のうち,一度もワクチンを接種していない県民の方が約2割ほどいらっしゃいます。また,3回目の接種は約64パーセント,4回目の接種は約30パーセントの方が接種を完了しております。この他,オミクロン株の対応ワクチンについては,県内で約7万4,000人の方が接種を完了している状況となっています。また,オミクロン株対応ワクチンでの職域接種が,10月下旬から始まっております。事業者の皆さまが円滑に職域接種を進めることができるように,県としては,引き続き,個別相談なども行っておりまして,積極的に職域接種の実施も検討いただきたいと思っています。年末年始は,過去2年間,いずれも感染が拡大するといったような傾向にありましたので,そういった〔年末年始の〕流行を防ぐためにも,オミクロン株対応ワクチンの接種時期が到来した方は,速やかに接種を受けるように検討いただきたいと思っております。また,今年の冬は,インフルエンザの同時流行も懸念されているところでありまして,新型コロナワクチンとの同時接種が可能なインフルエンザワクチンの接種もご検討いただきたいと思います。県としましては,市町や医師会,企業と連携しながら,接種を希望される方が,速やかに接種できるよう体制を整えていますので,年末年始の流行を防ぐためにも,オミクロン株対応ワクチンの接種時期が到来した方は,年内に速やかに接種を受けるように,ご検討をお願いいたします。
(幹事社:RCC)
3回目の接種の完了が64パーセントということなのですけれども,この数字を高いと見るか低いと見るかというのは,いろいろ考え方があると思うのですけれども,まず,この数字に対しての受け止めと,伸び悩んでるのであれば,要因としてはどういうものがあるのか,もし何かあればお聞かせください。
(答)
やはり,我々としては,できるだけ多くの方に接種していただきたいと思っていますし,1,2回目の接種はかなり高い割合まで行っていますので,やはり,2回接種された方は,3回目の接種〔を〕ぜひ検討していただきたいと思います。それから,オミクロン〔株〕対応ワクチンというのも〔接種が始まっており〕,それも含めてですけれども,年末年始の流行が懸念されるところです〔ので〕,実はこのタイミングで〔ワクチンを〕打つと,感染の予防効果というのもある程度期待ができるので,感染拡大を抑えていく上でも,このタイミングで接種いただくというのは,非常に意味があると思っております。
(幹事社:RCC)
この件について質問のある社は,よろしくお願いします。
(中国新聞)
中国新聞の平田です。ワクチンの話なのですけど,全国的に,やはりBA.5のワクチンを待つということで,接種控えが起きているという情報もあるのですけれども,県内では,BA.5対応ワクチンが出てきてからの接種の傾向というか,接種控えがあったりするのかというところがわかれば教えてください。
(答)
先ほど,ちょっと数字も申し上げましたけれども,BA.5の対応ワクチンを接種されている方が,7万4,000人という状況でありますので,ごめんなさい,BA.5でなくてオミクロン〔株対応ワクチン〕全体です。オミクロン〔株対応ワクチン〕全体で,7万4,000〔人が接種した〕というような状況でありますので,ちょっと,まだまだ,全般的に,接種が拡大しているという状況ではないと思っています。
(TSS)
テレビ新広島の新庄です。オミクロン〔株〕のBA.5へのワクチンなのですが,今のお話にあるように,接種率がだいぶまだ低いということなのですが,今日,一部報道で,BA.5のワクチン〔接種〕を全国旅行支援の条件にするという案もあるというような報道がありました。そちらについて,受け止めをお願いできますでしょうか。
(答)
それはちょっと,詳細を我々も十分〔に〕把握していないので,まだちょっと,確たることは何とも言えないです。
(TSS)
これまでも,3回目接種が〔全国〕旅行支援の条件であったと思うのですが,BA.5〔対応ワクチン〕に関しても,同じように〔全国旅行支援の条件に〕なっても差し支えないというふうに思われますでしょうか。
(答)
ごめんなさい,どういう意味ですか。
(TSS)
3回目接種が〔全国〕旅行支援の条件になっていたと思うのですが,BA.5〔対応ワクチン〕も同じように〔全国旅行支援の条件になることについて,県では〕4回目〔の接種を〕,多分,今,できる限り,できる方は接種してほしいというふうにしていると思うのですが。
(答)
BA.5〔対応ワクチン〕を打つということが,〔全国〕旅行〔支援〕の条件になるということですか。
(TSS)
はい。
(答)
〔BA.5対応ワクチンを打つことが全国旅行支援の条件になる〕ということについて,どう思うかという,そうすることの是非について,どう思うかということですか。
(TSS)
はい。
(答)
ただ,もうBA.1〔対応ワクチン〕を打っていらっしゃる方もいると思うのです。
(TSS)
ごめんなさい。〔BA.5対応ワクチンではなく〕オミクロン〔株〕対応ワクチン〔の接種が全国旅行支援の条件になるということ〕です。
(答)
ただ,ちょっと,どのタイミングでどうするかということもあると思うので,ちょっと詳細がわからないので何とも言えませんけれども,ただ,やはり,その順番だとか,打つタイミングだとか,打てるタイミングだとか,いろんなことがあるので,ちょっと,にわかに,それがどういう影響があるかというのは,ちょっと何とも言えないです。
(TSS)
ありがとうございます。
(幹事社:RCC)
その他,質問はありますでしょうか。〔質問がないようなので,それ〕では,一般質問に移ります。他に質問のある社はお願いします。
(NHK)
先ほどは失礼しました。NHKの石田です。昨日で,G7サミットまで200日〔となり〕,今日で〔G7サミットまで〕199日で,今日〔の〕午前中に,〔広島サミット〕県民会議の第2回総会が開催されまして,ちょっとその時と似たような質問になってしまうのですが,この段階に来て,200日〔前を迎え〕,間もなく,〔サミットまで〕もう日も近いということで,あらためて,具体的に,どのように県として準備を進めていくか,意気込みを,あらためてお伺いしても良いでしょうか。
(答)
これまで,さまざまな準備をしてきましたけれども,これから本格的にいろんなことが決定して,例えば,首脳〔の訪問が〕,どんな日程になっていくのかとか,あるいは配偶者プログラムもそうですし,いろんなことが決まって,それぞれの国の宿舎が決まっていくとか,それはすぐには決まらないのですけれども,いずれにしても,そういう段階に入っていくので,具体的な,その決まった中身に向けて,準備を加速するというフェーズに入っていくと思います。200日というのは,あっという間に過ぎるものでありますので,その間,そういった準備をしっかりするということと,今後,プレスの皆さんのプレスツアーとか〔もあり〕,そういった方々が入って来られるので,そういった部分も含めた,しっかりとしたおもてなし〔をして〕,広島に,そもそも,そういった下見のところから「〔広島に〕来てよかった」と思っていただいて,本番でも,「〔広島に〕来てよかった」「広島でやってよかった」と思っていただけるように,しっかりと準備していきたいと思っています。
(中国新聞)
中国新聞の平田です。先ほどの,ワクチン〔についての質問〕ではないですが,新型コロナのことなのですけれども,1週間前の記者会見では,〔新規感染者数の〕減少速度というのが鈍化して,横ばいだったということですが,直近で,昨日までの数値ですと,前週の同じ曜日で比べた時に,8日連続で〔新規感染者数が〕増えているという状況がありまして,これが増えている印象があるのですけれども,知事はどういうふうに受け止めていらっしゃいますか。
(答)
10月中旬以降,前週比1を超える日というのが多くなっていまして,今は微増傾向となっていると認識しています。今後,急増するといった可能性もありますので,動向を注視していく必要があろうと思っています。
(中国新聞)
これは,年末年始〔に〕また波が来るのではないかという懸念も当然あるのですが,今のこの微増の状況というのは,第8波の兆しみたいなものと見ていますか。
(答)
そこは,そう判断できるような,まだ〔判断できるような〕状況ではありませんけれども,そもそも,私もそうですけれども,〔ワクチンを〕接種してから一定の時間が経っている方が増えていますし,社会経済活動全般が活発化していまして,接触機会が増えているという状況があります。したがって,感染を減らしていくというよりは,増えるという状況が揃っているということだと思うのです。夜の人流を見ても増えていますので,そういったことも含めて,〔感染が〕拡大する環境にあるということなので,大事なことは,先ほどワクチン〔に関する質問〕の時に申し上げましたけれども,このタイミングで,追加の接種を受けていただくということが,ご本人にとっても,感染予防〔の効果があり〕,このタイミングで感染予防〔効果〕が得られるというのは,非常に,何と言いますか,タイミングが良いというか,感染しないで済むということになるかもしれませんし,いずれにしても重症化予防ということになりますし,社会全体にとっても,拡大を抑えていく可能性が高まりますので,ワクチン接種〔を〕しっかりと検討していただきたいと考えているところです。
(中国新聞)
もう1点〔質問〕なのですが,〔新規感染者数が〕増えている,微増している中で見えてきている,何か特徴ですとか,傾向,例えば,この世代が増えているとか,そういった傾向や特徴はありますでしょうか。
(答)
ちょっと今日時点での最新の数字は見ていないのですが,最近の状況で言うと,やはり10代は増えている〔傾向があり〕,それから親世代も増えているといったような傾向はあります。
(中国新聞)
家族内で感染しているという〔ことでしょうか〕。
(答)
おそらくそうです。若い,10代の〔ワクチン〕接種率というのは非常に低いので,特に3回目〔の接種率〕が低いので,10代〔は〕活動も活発だということもあると思うのですけれども,10代〔の感染者〕が増えているという傾向があります。
(中国新聞)
ありがとうございます。
(幹事社:RCC)
他に質問のある社はありますでしょうか。
(幹事社:RCC)
コロナの関係で,RCCの寺岡です。コロナの関係でちょっと伺いたいのですけれども,10代の〔ワクチン〕接種率が非常に低いというところだったと思うのですけれども,ちょっともし数字等わかれば教えていただいてもよろしいですか。
(答)
10代の〔ワクチン〕接種率〔について〕,まず12歳から19歳の3回目の接種率が36.26パーセントです。5歳から11歳が2.21パーセント〔であり〕,これは〔いずれも〕10月30日時点です。20歳から29歳が51.02パーセント〔であり〕,そんな状況です。
(幹事社:RCC)
ここの接種率が上がらない要因というのは,どのようにお考えになられていますか。
(答)
これはよく言われていることですけれども,我々も正確に把握しているわけではありませんが,やはり,例えば,そもそも子供が重症化しないとか,あるいは副反応があるとか,そういったようなことが影響しているのではないかと推定はされます。
(幹事社:RCC)
あと,コロナの関係で,重症化はしないというところで,当然,オミクロン全体としてそういうところもあると思うのですけれども,一方で,後遺症で悩まれている方々というのも多くいらっしゃるというふうに伺っています。その,何かデータとかがあれば,もし,わかれば教えていただきたいのですけれども〔いかがでしょうか〕。
(答)
後遺症の出現率ですか。
(幹事社:RCC)
はい。
(答)
ちょっと今,手元にないので,後でちょっと確認していただければと思います。
(幹事社:RCC)
わかりました。ありがとうございます。他に質問のある社はありますでしょうか。よろしいですか。〔それ〕では,これで知事定例会見を終わります。次回の定例会見は,11月15日火曜日午前10時半からを予定しています。ありがとうございました。
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