記者会見などにおける知事の発表や質疑応答を広報課でとりまとめ,掲載しています。
なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
動画はインターネットチャンネルのサイトでご覧になれます。(別ウィンドウで表示されます)
会見日:平成28年12月27日(火曜日)
(幹事社:朝日新聞)
幹事社の朝日新聞です。これから知事定例会見を始めます。終了時刻は,11時を予定しています。ご協力をお願いします。まず知事からの発表がありますのでお願いします。
私からの発表項目,今日は2点ございます。1点目ですけれども,広島がん高精度放射線治療センターが,世界水準の高精度放射線治療施設として認定されたという件についてでございます。今般,アメリカ,カナダ,ドイツの脳外科医,放射線腫瘍医,医学物理士で構成されます国際的な認定機関から,世界水準の高精度放射線治療施設として,広島がん高精度放射線治療センターが認定されました。この認定は,これまでに世界で8か国17施設が認定されていますけれども,東アジアでは,この広島がん高精度放射線治療センター,HIPRACと言っていますけれども,初めての認定施設になります。これは,HIPRACが,高精度放射線治療の一つであります定位照射に関して,十分な訓練を積んだ専任の放射線腫瘍医や医学物理士が有効性の確立した方法により精度管理を実施していることなどのソフト面,それから,効率的で安全な照射を行うために必要な治療装置や品質管理装置が整備されていることなどのハード面の両面において厳しい審査基準をクリアして,治療の有効性と安全性を十分に兼ね備えた施設として高い評価を得たものであるということであります。来年1月10日に,認定機関を設立したブレインラボドイツ本社の幹部,認定機関の審査官である北海道大学大学院教授,広島県医師会長,HIPRACセンター長等が参加して,認定式を行いますので,ぜひ,取材をいただければと思っております。その上で,HIPRACでの高精度放射線治療が,世界に認められた体制によって実施されているということを,多くの皆さまにお知らせしたいと思っております。県といたしましても,今回の認定を契機といたしまして,引き続き4基幹病院等と連携しながら,HIPRACへの患者紹介が円滑に行われるように取り組んでまいりたいと考えております。
続いて今日の2点目,「ひろしま和牛deこいのわ」の開催についてであります。ご承知のとおり,「こいのわカフェ」これは身近な地域で気軽に参加できる出会いイベントということで,今年度から実施しているところでありますけれども,2月9日「お肉の日」なんですが,これに合わせて「ひろしま和牛」と「こいのわ」の欲張りコラボ企画を実施いたします。「ひろしま和牛deこいのわ」と銘打って行うのですけれども,今回の〔イベントの〕特長は,通常の「こいのわカフェ」に加えて,出会いとひろしま和牛をどちらも「欲張りに」楽しめる企画となっていることであります。言っていて思わず僕も「ニコッ」としてしまうのですけれども,「ニコッ」なのか「ニヤッ」なのか,微妙な違いがあるかもしれませんが,今回のイベントで提供される「広島牛」,広島を代表する和牛ブランドでありますけれども,また,「元就」これは皆さまはもうご存知だと思うのですけれども,「広島牛」は広島で育った牛であると。「元就」は広島の血統で広島で育った牛ということです。「元就」は,さらに肉質の等級が3以上に格付けされたものになるわけですけれども,いずれも今,県内の量販店などで販売を拡大しているところでありまして,このイベントを通じて,広島和牛のさらなる知名度アップに繋げていきたいと考えているところであります。一方で,こいのわプロジェクトの方も,開始以来,会員数が順調に伸びておりまして,今年度は5千人の登録を目標にしておりましたけれども,11月末日時点で,7335人にご登録いただいております。この登録会員の中から,現時点で22組の成婚のご報告をいただいているところでありまして,我々としても大変うれしく思っています。これからも,こいのわプロジェクトでは,県内の多くの若者に出会いと結婚の機会をお届けできるように,また,若者の結婚に対する機運が高まるように取り組んでまいりたいと考えておりますので,報道の皆さまにも,ぜひ,ご協力いただければと思っております。あわせて,県では,広島和牛の生産基盤の強化を図るとともに,広島和牛の知名度アップによるブランド力の向上を目指しているところであります。こういった機会を通じて,若者に広島和牛を食べていただきまして,おいしさを知ってもらうこと,これも広島和牛のファン増加の一策だと思っております。ということでよろしくお願いいたします。私からは以上です。
(幹事社:朝日新聞)
この件について,質問がある社は,挙手をして社名を名乗ってからお願いします。いかがでしょうか。
(中国新聞)
中国新聞の明知です。1点目のHIPRACの件でお伺いします。今回東アジアで初めて認定を受けたということで,1点目は現状このHIPRACがですね,当初目標としていたほどの紹介患者が来てないという現状があると思いますが,そこに対してどういった影響があり得るか,一つ県としてメリットということだと思うのですが,ということと,もう一つ,このHIPRACが4基幹病院の連携の一つの先行事例として位置づけられているかと思うんですけれども,今後,4基幹病院の連携を進めていくにあたって,この認定がどういう影響を与えると考えておられるかお聞かせください。
(答)
今回の認定,世界の,ある基準で見たときに非常に高いレベルの治療が行われているということでありますので,参加していただいている,ないしは協力いただいているお医者さん,あるいはその患者さんに対して,HIPRACの内容についてご理解いただける一つの機会になるのかなと。参加しているお医者さんというのは,放射線治療医はあれなんですけれども,周辺のいろんな臓器の専門のお医者さんだとか,そういう方々にも,このHIPRACのレベルを分かりやすくご理解いただけるのではないかと思っていますし,患者さんの中には,やはりHIPRACがどういうところかというのが理解されなくて,「そこに行って良いんですか,ここが良いのにな」みたいなことを感じておられる方もいらっしゃると聞いていますので,そういう方々に対しても,分かりやすい説明ができるんじゃないかなと思います。4基幹病院の連携に対する影響ですけれども,これをもって,その4基幹病院の連携というのは非常に大きな話ですから,直接的に何かあるということではないと思いますけれども,ただ協力をすれば,やはりこれは機能が高まっているということでありますので,つまり個々の病院では〔認定を〕取っているわけではなく,集約することによって機能の高度化が図られているということでありますから,その具体例として認識していただけるのじゃないかなと思います。
(中国新聞)
すみません補足で,今集約することによって高度化が図れる一つの事例に成り得ると,今後,4基幹病院の中で診療科を集約していくことは一つのテーマになっているかと思うのですけれども,そこに向けても一つの後押しに成り得る実例とお考えでしょうか。
(答)
それを理解をしていただける,今いろいろ準備は進んでいますので,それはそれで順調に進んでいくことだと思っていますけれども,それのある意味でいうと,証拠と言うんですか。結局,症例を集積するということが非常に重要でありますし,集約することによる設備面での充実とかということもあるわけですけれども,それが具体的には見える例,そういう意味では後押しということになるかもしれません。
(中国新聞)
中国新聞の根石です。「こいのわ」なんですけれども,お肉を食べながら出会いの場ということで,結婚支援でやられると思うのですけれども,いわゆるですね,あまり異性との出会いに積極的でないような,多分,草食系みたいな人が多いと思うのですけれども,〔このイベントに〕参加する人はですね。それの中でお肉を食べながらということで。
(答)
皮肉な感じがしますよね。
(中国新聞)
どういう期待感というか,そういうところをちょっとお伺いできれば。
(答)
今の「皮肉」というのは,肉をかけて言ってみたのですけれども。これはちょっと話題になったんですけれども,これ何て言うのでしたっけ。「肉女子」って言うのでしたっけ〔事務方に問いかけ〕。
(事務方)
「肉女子」です。
(答)
「肉女子」が来ていただけるのじゃないかって。男子はやっぱり「草食男子」か,男子がサラダを食べて,女子が肉を食べていると,いろいろそういう話題もあったんですけれども,そういうことも含めて一つの話題になって,皆で楽しく過ごすということが,こいのわ〔プロジェクト〕の方の大きな目的でありますから,そんなネタ提供も含めて楽しくやっていただければなと思います。
(中国新聞)
肉食の人に増えてもらいたいという,二つの意味で。そういう意味合いもあるのでしょうか。
(答)
そのとおりです。物理的な肉食と,物理的というのはまさに広島牛を食べる肉食と,異性に対して積極的だという,肉食と言うのはちょっとあれですけれども,そういう積極的になっていただきたいという両面が込められております。
(中国新聞)
ありがとうございました。
(幹事社:朝日新聞)
他,この件について関連はいかがですか。ないようですので,幹事社質問に移ります。
(幹事社:朝日新聞)
安倍総理がホノルルに到着していますが,明日にはオバマ大統領とともにパール・ハーバーで慰霊をします。5月のオバマ〔米国〕大統領の広島訪問とある種,対になるという受け止めもあるかと思いますが,このことに対して知事の所感を伺います。また,今回の訪問を受けて,今後の日米関係に何を期待されるか。さらに,広島の平和の取組にどのような効果が期待されるか,所感を伺います。
(答)
今の世界情勢,中東とかシリアとかそういう状況,あるいは世界各地でテロが頻発している,そういう情勢,あるいは国際的な緊張がいろいろ高まっている,そういう情勢を見ますと,この「平和」というのは,世界中の人々が,意識的に努力をして積み上げていかなければ実現しないというものだと感じるところでありまして,今回,日米の首脳が,共に,真珠湾を訪問して,亡くなられた多くの方々の慰霊,そして,二度と戦争の惨禍を繰り返してはならないという未来に向けた決意,これを示すことで,世界の人々に対して,あらためて,「平和」というのは,地道な努力を一つずつ積み上げていくことの延長にしかないということを確認いただく機会になると良いのではないかと思っています。日米両政府には,核兵器のない平和な世界の実現に向けても,こういった地道な努力を続けていただきたいと思います。また,今回の訪問で,オバマ大統領と日本の絆というものがより深まるということも期待して,退任後のオバマ大統領と広島との連携の可能性が広がって,再度,広島に訪問いただいて,広島の平和の取組がさらに進む形になればと思っています。
(幹事社:朝日新聞)
この件について質問がある社はお願いします。
(中国新聞)
中国新聞の藤村です。ハワイには,日系の移民の方がたくさんいらっしゃいますが,中でも広島出身の方が3分の1を占めるということで,広島出身の日系人の方も非常に注目して見ておられると思うのですけれども,その辺についても少し触れていただけたらと思うのですが。
(答)
広島の出身の方々も,戦争によって非常に分断されたりとか,あるいは苦労した時期を過ごされたと思うんです。私も県人会の皆さまにご案内いただいて,アリゾナ記念館も訪問しましたけれども,やはり平和に対する思いと,それから日米の和解,リコンシリエーションと彼らがいつも使っておられますけれども,それに対する思いというのが非常に強いものがあるので,今回,日本の総理が〔米国の〕大統領と揃って行くというのは非常に感慨深いものがあるのではないかと思っています。
(幹事社:朝日新聞)
他,いかがでしょうか。なければ次の質問に移ります。今年も残すところ,あと5日となりました。先日今年一年の世相を漢字一字で表現する今年の漢字に「金」が選ばれました。今年については,先週の〔知事〕会見で知事も言われたとおり,広島は国内外から注目され,まさに「広島イヤー」だったわけですけども,知事が今年一年を漢字一文字で表すとしたら,どんな文字になるのかを伺いたいと思います。今日は,準備も良いことにパネルの方もご用意させていただきましたので,せっかくですのでご記入いただければと思います。よろしくお願いします。
〔知事が漢字一文字をパネルに記入〕
(幹事社:朝日新聞)
せっかくですので,解説をお願いいたします。
(答)
今年は「叶(かなう)」と。広島県民の願いが叶った一年じゃないかなと思って,「叶(かなう)」にいたしました。もうちょっと〔字が〕綺麗だと写真撮られても嬉しいのだけれども,ちょっと恥ずかしいです。1つは,核兵器廃絶そして国際平和を願う広島県民の悲願でありました現職の米国大統領の被爆地訪問が叶ったということがあると思います。そしてもう一つは,これも広島県民皆がというとまた怒られるかもしれませんですけれども,それ以外の方もいるかもしれませんが,多くの県民が願っていた広島カープの25年ぶりの優勝が叶ったということでありまして,他にも広島イヤーということで,たくさん感動するようなこととか,あるいは喜ぶようなことがありました。今年の広島を明るく照らしてくれたのじゃないかと思いますし,全国に広島が強力に発信された年かなと思います。また,今年の年初の〔知事〕会見で,私,新年の抱負を言っているのですけれども,その中で,県民の皆さまにあらためて「広島って良いところだな」と再認識をしていただいて,一人ひとりが仕事や暮らしについて抱いている希望を,広島でなら叶えられる,広島で叶えようと思っていただきたい,とお話したところでございますが,それが全部じゃないかもしれませんが,一部叶ったかなということで,新しい年もこういった思いを持って,皆さまの「欲張りなライフスタイル」,これが叶うような広島県にしていきたいと考えております。
(幹事社:朝日新聞)
ありがとうございます。この件について質問がある社はお願いします。
(中国新聞)
中国新聞の胡子ですけども,そういう良い字,良い漢字というか,字も良いんですけれども,あのすいません。来年あと一年,この前の会見の時もそうでしたけど,あと一年ということで,来年はですね,これだけは叶えたいという知事の想いっていうかですね。ここだけは実現,叶えたいというところをですね。ちょっと教えてほしいんですけれども。
(答)
また難しい質問を。これだけは叶えたいというのは,いっぱいあって,欲張りなもんですから。なかなか一つに絞りきれませんけれども,県政をやってて,全てが,なんていうか,ある時期に全部が完成するということはあり得ないわけで,大事なことは,一つ一つのことが,一つ一つのことというのは,我々テーマを持っていくつかやっていますけれども,教育にせよ,イノベーションということにせよ,あるいは来年,〔ひろしま〕さとやま〔未来〕博〔2017〕を開きますけども,この中山間地域の活性化といったようなことにせよ,我々が目指しているところというのは,今後も大きく変わるわけではないと思いますので,そこに向けてやはり大きな力が,これは社会的な,県庁ということだけではなくて,社会全体の力が向いていくような活力を持って,皆が力を合わせて進めて行くような,そういうことに,個別の,個別のというか,一つ一つのテーマについてできていったら良いなと思います。
(幹事社:朝日新聞)
この件について,他いかがでしょうか。では一般質問に移ります。この他に質問がある社はお願いします。
(RCC)
RCCの小林です。先ほど,いろんな夢が叶ったという中で,オバマ〔米国〕大統領が広島に訪問したというのもあったかと思うのですが,そういったさまざまな世界情勢,今ちょうど真珠湾を訪問している安倍総理などもあるわけなのですけども,日米関係の中で米国の次期大統領のトランプ氏が,ツイッターでアメリカは核能力を大幅に強化して拡大しなければならないと投稿しました。核なき世界であるとか,あるいは核兵器の役割の低下を目指しているオバマ大統領の方針を見直して,さらに核抑止力を重視する可能性があるわけなんですけれども,湯崎知事はどのように受け止められていらっしゃるでしょうか。
(答)
今回,トランプ〔米国〕次期大統領,ツイッターで投稿されたわけですけれども,背景説明も十分ありませんし,そういう意味で,意図がわからないので,真意を見極める必要があるだろうと思っています。今回の投稿の意味,どうかわかりませんけれども,トランプさんには,米国というのは,世界最大の核兵器保有国の一つであるわけでありますから,就任後,できるだけ早い時期に核兵器の使用についての現実を理解していただくと,そのために被爆地も訪問していただきたい,被爆の実相に触れていただきたいと感じます。そういったことを通じて,核兵器廃絶について,重要性というのを認識していただくと,積極的に取り組んでいただくということを期待しています。そういう意味で,あらゆる機会をとらえて被爆地訪問を働きかけていきたいと思っていますが,願わくば,大統領が意味したことがそういった言葉によって,逆に核兵器廃絶を進める力にしようとしていると,これはポジティブな解釈ではありますけれども,そうであったら良いなと思っています。
(RCC)
その核兵器に関連して,国連で核兵器禁止条約の制定を求める交渉を来年3月に始めるという決議案が採択されたわけですれども,そういった中で,唯一の被爆国の日本は反対しました。交渉自体に参加しないのではないかと,さまざまな日本に対する見方もあるのですけれども,外務省に対して,県としては,考えは常にコミュニケーションの中で伝えていらっしゃると,先日知事も話していらっしゃいましたが,こういった状況についてどのように見ていらっしゃるのでしょうか。
(答)
それは日本政府が反対をしたということについてですか。
(RCC)
はい。そうです。
(答)
これはやはり,残念なことだなと思っております。日本政府としては,この条約について,核兵器国と非核兵器国の亀裂をさらに深めて,核兵器のない世界の実現をさらに遠のかせてしまうという理由で反対したということでありまして,一方で反対票まで投じる必要はないのじゃないかなと思うので,残念だなと思います。日本は唯一の戦争被爆国でありますので,日本政府には,核兵器のない平和な世界の実現に向けて,まさにおっしゃっている核兵器国と非核兵器国との溝を埋めると,具体的にどうするのかということについて,リーダーシップを発揮していただきたいと思います。
(幹事社:朝日新聞)
その他いかがでしょうか。いかがですか。
(中国新聞)
中国新聞の藤村です。今年の1年,先週,今週と振り返っていただきましたけれども,今の行政運営というか,行政経営について,昨年総合計画を改定したりして,実質的に1年目だったと思うんですけども,その辺の自己評価をどういうふうにしてらっしゃるか。行政運営に関して。
(答)
〔ひろしま未来〕チャレンジビジョンの1年の進展という意味ですか。
(中国新聞)
はい。そうです。
(答)
今年は,「欲張りライフ」というのを打ち出して,共感をしていただくという年にしていこうと,そのために各地で懇談会を開いたりとか,各市町で開くと同時に,これは事務方が行って開いて,私が3か所行って,年明けにまた行きますけれども,やるということにしています。国全体としても,働き方改革というのを強く打ち出してこられて,その間に電通〔社員の過労自殺〕の話とかもあったりして,強力に進めなければいけないという認識の共有はできたと思うのです。一方で,広島県の「欲張り」というところの取組については,全体としてはまだまだ共感していただくための努力が必要かなと思っていますので,来年からは共感ということでだけではなくて,さらに一歩進んだ形にしていかなければいけないと思いますけれども,引き続き共感部分というか,しっかりと取り組む必要があると考えております。
(中国新聞)
来年という言葉が出たので,さらにお聞きしますけれども。任期が来年,最後の1年ということで,年明け,予算編成も本格化してですね,最後の予算編成,2期目8年の最後の予算編成になるわけですが,8年というと中期でやってきたことも,集大成としてある程度形にしていかなければいけないんじゃないかと思うんですが,最後の予算編成に当たっての,どういうふうにお考えになっているかということをお聞かせください。
(答)
どう事業を進めていくかということについては,我々は,最近,予算説明ではなくて,事業説明と言っているのです。これについては,2月にあらためて詳細というか,個別事業を含めた形ではご説明させていただきますけれども,大きな考え方としては,先般発表した来年度施策の〔県政運営の〕基本方針〔2017〕というところにまとめてあります。その中でも,共感から行動へというところへ軸足を進めて行くと言っていますので,それに資するような施策の展開を,施策と言うよりは事業の展開を進めていきたいと思っています。具体的には,働き方改革なんかでは,個別調査をしましたけれども,来年は具体的にそれをベースに企業支援を展開していくであるとか,そういったことになると思いますし,教育では,幼児教育の検討が進んできて,アクションプログラムをやっていますので,それを来年から実行に進めて行くとか,そういうようなことを一歩ずつ進めていきたいなと思っています。
(中国新聞)
ありがとうございます。
(幹事社:朝日新聞)
質問があれば,最後にしたいと思います,いかがですか。では,これで知事定例会見を終わります。次回は1月17日火曜日の10時から予定しています。今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
(答)
ありがとうございました。皆さん良いお年を。
資料1(HIPRACが世界水準の高精度放射線治療施設として認定された件について) (PDFファイル)(215KB)
資料2(みんなでおせっかい こいのわPROJECT「ひろしま和牛 de こいのわ!」の開催について) (PDFファイル)(404KB)
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