記者会見などにおける知事の発表や質疑応答を広報課でとりまとめ,掲載しています。
なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
動画はインターネットチャンネルのサイトでご覧になれます。(別ウィンドウで表示されます)
会見日:平成29年12月26日(火曜日)
(1)広島県保育士人材バンクのマッチング数1,000件突破について
(2)広島県保育士人材バンクのマッチング数1,000件突破について
(3)「すべての子供が夢を育むことのできる社会づくり」について
(4)「警察署の現金盗難事件」について
(5)米軍機による低空飛行訓練について
(6)「警察署の現金盗難事件」について
(7)ひろしまイノベーション推進機構の投資について
(8)就労継続支援A型事業所の破たん事案について
(9)高垣副知事が東広島市長選に出馬した場合について
(幹事社:RCC)
幹事社のRCCです。これから知事定例会見を始めます。終了時刻は,11時を予定しています。ご協力をお願いいたします。まずは,知事からの発表がありますので,お願いします。
私からの発表項目が1点ございます。広島県の保育士人材バンクのマッチング数が1,000件を突破したということについてでございます。広島県では,預けたい時に安心して預けられる保育環境の整備に向けて,保育人材の確保に取り組んでいるところでありますけれども,この取組の一貫として,働きたい保育士と,保育士を探している施設を繋ぐために,平成24年7月に県庁内に「広島県保育士人材バンク」を設置しました。このたび,この保育士人材バンクの就業マッチング数が1,000件を突破いたしまして,これは資料にもありますけれども,香川県の調査でも,全国でもトップクラスの実績となっているところであります。保育士人材バンクでは,働きたい保育士の希望にあった保育施設を紹介して,求人施設と求職者の面接日の日程調整をこちら〔保育士人材バンク側〕で行うなど,きめ細かいマッチングを行っているところであります。また,資格を持っているのだけれども就業していない,「潜在保育士」と言いますけれども,潜在保育士の方に,もう一度,保育現場に戻っていただくためのセミナーであるとか,あるいは保育施設での実地体験などのメニューも用意して,復職を支援しております。保育士の仕事は,人間形成の中で最も大切な時期であります乳幼児期の子供達と関わる仕事であって,とてもやりがいのある職業の一つだと思っておりますが,資格をお持ちで,働いてみようかと考えていらっしゃる方は,ぜひこの機会に「広島県保育士人材バンク」にご登録いただいて,お持ちの資格を生かしていただきたいと思っております。県では,こういった取組を通じまして,いつでも安心して子供を預けることができる環境の整備に,引き続き取り組んでまいりたいと思っております。私からは以上です。
(幹事社:RCC)
この件について,質問がある社は,挙手をして社名を名乗ってからお願いします。
(NHK)
NHKの秦です。県が保育士人材バンクを作っているように,保育士の人材不足と保育施設の不足というのが,今,深刻な中で,国が教育や保育の無償化を実施しようとしていますが,そのことについて現場をよくご存じの知事としてどのようにお考えでしょうか。
(答)
国等にも提案したところですけれども,現状,全国的にも保育施設が足りない。また,大きなボトルネックになっているのが保育士であって,保育士の平均勤続年数も短いといったようなこともありますので,やはり保育士の資格を持っている方々を含めて,参入していただく,職場に入っていただくということが,施設を拡充するというか,受け皿を拡充する上でも重要だと思っていますし,勤続年数が伸びることによって,〔保育の〕質が上がっていくということも重要なことだと思っています。今般は無償化というところに投資されることになりましたけれども,我々としては引き続き,今のような保育の量的な拡大であるとか,質の改善を図るための投資をさらに拡大していくようにお願いしていきたいと思っています。
(NHK)
県としては,「ベストミックス」というようなことを知事もおっしゃられてたと思うのですけれども,無償化を優先してやるよりも,もっと良い方法があるのではないかという考えを,国にも伝えられているのですよね。
(答)
先般,何県でしたか,9県かな。
(事務方)
9県です。
(答)
9県知事〔宮城県,長野県,滋賀県,和歌山県,鳥取県,島根県,岡山県,広島県,徳島県〕の連名で提案はさせていただきました。それはそれで,結果として今,パッケージはできていますので,今,2兆円の財源という中では,こういう配分になっていますけれども,さらに子供の教育への投資というのは重要だと思っていますから,さらなる拡大を〔お願いしたい〕。今後は質的な改善であるとか,量的拡大に向けて必要な投資をお願いしたいということです。特に処遇改善については,月額で3千円くらいの改善になっているのでしょうか,2兆円のパッケージの中では。それですと,まだまだ〔ではないか〕。例えば,適切であるかは別として,全産業〔の平均給与月額〕と比較するよりも,例えば小学校の教諭と比較すると,勤続年数の差もあって,100万円くらい年額で差があるのです。やはりそういった差はもう少し縮めていった方が良いのではないかなと思っているので,そういったところにも〔公費を〕投入していただきたいと思っています。
(NHK)
県として独自に投入するというお考えはないのでしょうか。
(答)
これは非常に大きな財源がやはり必要なので,県だけではなかなか難しいと思っています。
(中国新聞)
中国新聞の中川と申します。本年度の実績からみると,11月末現在ということですけれども,若干,求人・求職ともに,昨年度やそれ以前のピークと比べて,若干伸び悩みがあるのかなと思うのですけれども,知事の現在の現状についてのご認識と,登録推進及び周知ということなのですけれども,具体的に何か力を入れて周知していくこと等がありましたらお願いします。
(答)
平成29年11月末なので,半年強〔の人数〕です。7か月〔会見後半に8か月に訂正〕ですから,決して遅いペースだとは思っていませんが,去年は〔就職人数が〕314人と非常に多かったですけれども,これも倍弱だと300人近くになるわけなので,引き続き,年度〔で集計しているもの〕なので,引き続きマッチングが進むようにしていきたいと思っています。今日,こうやってご紹介させていただいているのも,これを機に〔保育士人材バンクが〕記事になって,潜在保育士の方が応募してみようかなと思っていただけると嬉しいなと思ってますので,ぜひ,記事化していただけると嬉しいなと思っています。
(幹事社:RCC)
その他関連でありますでしょうか。〔ないようなので〕では続いて幹事社質問に移ります。
(幹事社:RCC)
先日,県政運営の基本方針2018が発表されました。さまざまな施策がある中で,その中で「すべての子供が夢を育むことのできる社会づくり」について最重要施策として取り組んでいくとありました。その前に行われた会見でも,知事ご自身,ネウボラであるとか,子供の貧困対策などに本格的に進めていくと言われていましたけれども,来年に向けまして,あらためて知事の決意をお聞きしたいと思います。
(答)
就任以来,「広島で生まれ,育ち,住み,働いて良かったと心から思える広島県の実現」ということに力を入れてきたわけですけれども,そのためには,全ての子供が生まれ育った環境によって,自らの希望を叶えていくということに制約を受けることがないように,社会全体で支えていくということが重要だと思っています。今年度は広島版ネウボラのモデル事業を始めたりとか,あるいは広島みらい創生高校とか,あるいはこれから本格的に始まります学びのセーフティネット,あるいは広島叡智学園など,全ての子供たちが健やかに育って,多様な個性と能力を伸ばすための取組というのを着実に今後進めていきたいと思っています。こういった取組は,実効性あるものとなるためには,県だけではなくて,当然のことですけれども,市町であるとか,あるいは学校,保育施設,幼稚園とか医療機関とか,地域団体,いろんな関わる人というか,ないしは機関が,それぞれの立場でやはり子供たちを支えるということが必要になってきますので,一層連携を進めていく必要があるかなと思っています。人口が減っていくという中で,社会的あるいは経済的な課題を抱える子供たちが十分に学んだり,成長していくという機会を得られないということは,これは社会的にも大きな損失だと思うのです。そういう意味では,こういった取組というのは,単に困っている子供を救いましょうということではなくて,やはり急速に,今,進んでいます第四次産業革命というような,大きな社会的な変化に対応するためにも,将来を見据えた政策として重要であると考えているところです。例えば,これは例えばですけれども,今AIによって一部〔の〕職がなくなってしまうのではないかというようなこともありますけれども,その反面,そういったことに携わる人は,非常に所得とか仕事が集中することになって,そうなると格差であるとか,あるいはその結果として,社会的な分断が拡大していくといったような懸念というかそういうリスクもあるわけでして,広島県の全ての子供たちがこういう大きな変化を続ける社会の中で,生き生きと活躍できるように,まず基礎的な学力であるとか,基礎的な生活態度であるとか,そういったことを身に付けて,またその上で一人一人の持っている多様な能力を,あるいはその個性というのを伸ばせるような多様な学びの場であるとか,あるいはそれを支えるための支援の輪というのを広げていきたいと考えています。こういったことは,この広島発の新しい21世紀のモデルでもあるのかなと思っておりますので,それを確立することで,将来子供たちがまさに多様な力を発揮してくれて,広島県を一層発展させてくれると,引っ張ってくれるということを期待しているところでもあります。
(幹事社:RCC)
この件について質問のある社はお願いします。よろしいでしょうか。では次の質問に移ります。
(幹事社:RCC)
中央警察署の現金盗難事件が発覚してから7か月あまりが経過しました。この事件が解決しないまま,このままいくと年を超えることになりそうですけれども,現在の知事の所感を伺いたいと思います。
(答)
まず,この7カ月あまりが経過したというところで,まだ犯人の逮捕に至っていないということは大変残念なことだなと思っています。県民の皆さまの信頼を回復していくということがやはり必要だと思いますので,そのためにも一日でも早く被疑者を検挙していただいて,この事件の全容が解明されるように全力で捜査に取り組んでいただきたいと思っているところであります。そして,一日も早く事件が解決されるということを望んでおります。
(幹事社:RCC)
この質問に関して質問がある社はお願いします。いかがでしょうか。では,その他の質問に移りたいと思います。質問のある社はお願いします。
(答)
ちなみに,ごめんなさい。先ほどのあれ〔保育士人材バンクの就業マッチング状況の平成29年11月末現在の人数〕は8か月〔の人数〕です。ごめんなさい。計算違いでした。
(幹事社:RCC)
失礼しました。8か月です。
(答)
まあ,大勢はあまり変わらないと思うけれども。
(幹事社:RCC)
8か月です。失礼しました。
(答)
いやいや,8カ月というのは〔警察署の現金盗難事件が発覚してからの経過月数ではなくて〕,さっきの質問で,保育士の人材バンク〔の就業マッチング状況の数値〕。でも,それくらいのペースで来ていると〔思います〕。要はあまり変わっていないと。今,ちょっと計算が違うと〔気が付きました〕。ごめんなさい。
(幹事社:RCC)
では,その他に質問がある社はお願いします。いかがでしょうか。
(HTV)
広島テレビです。今年1年間,主に北広島町近辺で岩国基地のものとみられる米軍機の低空飛行訓練,その目撃情報であったり騒音の被害というものが相次いでいると,10月にはフレアの射出というものがありました。ちょっと訓練が先日も目撃情報があったというような中で,地元の住民の方は非常に不安な毎日を過ごす中で,年を越していくということになっていくと思うのですが,そのことにつきまして,今,知事がお感じになっていること,所感と,来年に向けてどのような対策を取っていこうとされているかについてお答えいただければと思います。
(答)
従来から米軍による低空飛行訓練については,まずもって県民の生活する施設が集中するところとか,あるいは学校とか,そういったところは避けてほしいということをお願いしてきているところでありまして,今回,〔北広島町で〕非常に大きな騒音が記録されたということも含めて,住民の皆さんに不安を与えるような訓練をやめてほしいということは,引き続き申し入れていきたいと思っています。今年度は,国の方からも実地の調査に来てもらって,住民の皆さんとも対話していただくということが実現しました。そういう意味で,少しずつ力を入れて国の方でも対応,取り組んでいただいているのではないかと思いますけれども,その騒音測定装置も,今般追加設置するということになりましたので,そういった事実関係,そこで事実が記録されるわけですから,そういったことも踏まえて,さらにそういった住民に不安を与えるような訓練がないように対応を進めていただきたいと思っているところであります。
(中国新聞)
ちょっと関連で,中国新聞の胡子ですけれども。広島県としては低空飛行が増えている中で,国に対して騒音軽減対策費と言うのですか,要望されていると思うのですけれども,現実,まだそういったものが,国からもそういったものが具体的にないですけれども,知事として,これから〔在日米軍の〕再編が進む中で,今後もより低空飛行なり,騒音の拡大が懸念されますが,国に対してどのような姿勢で支援を求めていくか,それをちょっと教えてください。
(答)
今申し上げたようにしっかりと,また事実の記録などもしながら,そういう事実を踏まえた上で,我々にも,たまたま〔岩国基地の〕立地県ではないですけれども,そもそも隣の市であるわけですし,実際,大竹〔市〕には交付金が出ているわけですけれども,そういった行政区画の問題ではなくて,実際に近隣で近接していて,しかも訓練も行われているというような状況を踏まえて考えていただきたい。これは原子力〔発電〕の方でも,だんだんとそういう考えに移りつつあると思いますけれども,飛行機も県境で何か突然〔状況が〕変わるわけではないので,距離であるとか,あるいは訓練地域ということを勘案して,考えていただきたいと申し入れるというか,議論させていただくということだと思います。
(NHK)
NHKの秦です。さっきの警察の盗難事件の件で質問しそびれたのですけれども,今,裁判にもなっていることではあるのですが,被害額を今後発見されなかった場合に県が補填するということはあるんでしょうか。
(答)
これは,今後どういう推移をたどるかということによるわけですけれども,今のところは,現時点では,そもそも裁判で争っているところでありまして,その中では県としては,これは犯罪被害の被害現金というか,そういう可能性が高いということでそもそも保管していたわけですから,原告に損害が発生しているとは言えないのではないかという立場です。これが裁判の中でどう扱われるのかとか,あるいは今後の事件がどう推移していくのかということで,最終的にはまた変わってくるかもしれませんけれども,今のところは,我々はそういう立場で臨んでいきたいというところです。
(中国新聞)
中国新聞の藤村です。先日も聞いたので恐縮ではあるのですけれども,官民ファンドのことで,今年も残り5日となって,投資期限が今年末ということで,7件55億5千万〔円〕ということで,これで投資は終わりという認識で良いのかどうかということと,あらためて,その自己評価と今後6年間の運用期間があるわけですけれども,それに対する期待について,あらためてお聞かせください。
(答)
今のところ,投資案件が〔新たに〕投資委員会にかかるということは聞いていないので,これで投資としては終了なのかなと理解しています。今後は,今,投資残高がある企業,つまり支援継続中である企業が,その成長を実現できるようにしっかりとサポートしていただきたいと思っています。
(中国新聞)
7件55億ということの受け止めをあらためて〔お願いします〕。
(答)
もうちょっと進んだら良かったなと思っていますけれども。これはなかなかパイオニアとして,前回も申し上げましたけれども,苦労するところがあって,特に当初はいろんな方がハゲタカだとか,そういうことをおっしゃるものだから,経営者の皆さんがとても警戒して,最近は少しずつ払拭されてきたとは思いますけれども,そういうパイオニアとしての苦労がちょっとあったので,ある意味,残念なのですけれども,ある意味,まさにパイオニアとしての切り開いていくところがある程度できたということでは良かったのかなと思っています。
(中国新聞)
ありがとうございました。
(幹事社:RCC)
その他に質問がある社はお願いします。
(山陽新聞)
山陽新聞の村上です。福山・府中市の〔就労継続支援〕A型作業所のことでちょっと伺いたいのですけれども,11月に「しあわせの庭」の法人が経営破たんになって100人以上の利用者の方々が解雇されることになったのですけれども,それについての,まず知事の受け止めというのをまず教えていただきたいことと,今後,県の方も未払賃金の救済措置というところを検討されていると思うのですけれども,破産管財人の方も,国の公的制度を利用して未払賃金の補てんをする意向を示されているのですが,それを受けて,県としても,今後また対応が変わってくるかと思うのですけれども,その辺,何か考えがあればお願いします。
(答)
そもそも〔受け止めが〕どうかということは以前もお話をさせていただいたと思いますけれども,こういう形で非常に多数の利用者ないしは障害のある方が,その職を失うということになったわけでありまして,このことは非常に遺憾なことだと思っています。今,国の方の立替払が早期に進みそうだということで,1月中には支払われるのではないかということ,そういう見込みであると聞いておりますけれども,それができれば,これはなかなか例外的に,非常に早い対応だと思っていまして,そういう意味では利用者,あるいは職員の皆さんも少し安心できるところはあるのかなと思っています。県の訓練等給付費を直接〔利用者に〕支給するという仕組みですけれども,これについては〔法人から必要となる〕情報提供というのはなくて,破産手続が既に始まっているものですから,他の債権者との関係ということもあって,これは急速に進むという現時点の状況ではないのですけれども,引き続き,管財人の方とは賃金の支払の確保に向けて相談していきたいと思っています。いずれにしても利用者であるとか,職員の皆さんの権利がそもそもあるわけですし,この救済ということを早期に,迅速に進めるために関係者の中で連携していきたいと思っています。ちなみに,雇用保険の方も手続きが進んできたので,失業保険も支払われるということで,それも一つプラスの材料かなとは思っています。
(山陽新聞)
未払賃金に関してなのですけれども,今,国の〔未払賃金〕立替制度をやると,8割くらいは戻ってくるということになると思うのですけれども,残り〔の2割〕に関しては県の方の支援で穴埋めをしたいという形になるのでしょうか。
(答)
そこは,先ほども申し上げたように,どうするかは管財人とよく話をしていかなければいけないというところだと思っています。
(山陽新聞)
できれば全額を賄えるような形になればということなのですか。
(答)
それができるかどうかということも含めて〔破産管財人と〕話していくということです。
(山陽新聞)
わかりました。ありがとうございます。
(中国新聞)
すみません,関連して中国新聞の藤村ですけれども。利用者の方〔が〕多数解雇されて,皆さん再就職でお困りなのですけれども,その中で福山市が,市としても〔利用者の方々を〕雇用〔する〕みたいな方向で検討されているみたいですが,県も障害者雇用というのはされていると思うのですけれども,なんらか県の方でも,そういう検討はされているんでしょうか。
(答)
現時点で,当該施設の利用者の皆さまを優先的に〔県で〕採用するということは進めてはいないということです。
(幹事社:RCC)
時間がまいりましたので,質問がなければこれで終わろうかと思うのですが,最後の質問にしたいと思いますが,いかがでしょうか。
(中国新聞)
すみません,昨日の今日で申しわけないのですが,東広島〔市〕の市長選に関連して公務の方にも関わってくる話になるので,ちょっと一応確認だけ。昨日の時点で,これから〔高垣〕副知事と話をされるということだったのですけれども,その後の状況がどうかということが一つと,二人〔の〕副知事がいらっしゃいますけれども,もし〔高垣副知事が東広島市長選に〕出られるということであれば,一人になってしまう。基本的に議会の同意事項ですので,普通に考えたらこの2カ月くらい,次の議会までは一人になるのかなという想定もこっちは勝手にしてるのですけれども,その辺の見通しをどう想定されているのか,それも覚悟されているのかどうかそれを〔お願いします〕。
(答)
今,高垣さんが熟慮されているというところなので,今後については,結論を踏まえてから考えていくことになろうかと思いますけれども,ご指摘にあったように,仮に〔高垣副知事が〕決意して〔東広島市長選に〕出るということになれば,副知事人事については議会同意が必要なことですから,当面は空きになるということになります。なので,昨日も申し上げたように,県の仕事もあるのだけど,という,私としては悩ましいというような,本人もそういうことは悩んでいるとは思いますけれども。
(幹事社:RCC)
よろしいでしょうか。これで知事定例会見を終わります。次回の定例会見は1月9日火曜日の13時30分からを予定しております。ありがとうございました。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)