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定例会議の開催概要(令和5年8月9日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年8月25日

 令和5年8月9日(水曜日)

    定例会議では,次の事項などについて警察本部から説明,報告を受け,公安委員会としての意思決定を行いました。

 

○組織体制整備に伴う公安委員会規則の一部改正等について
   
サミット対策課の廃止や広島南警察署留置管理課の体制強化等の組織体制整備に伴う、広島県警察の組織に関する規則の一部改正等について説明を受け、案のとおり議決した。
 委員から、「G7広島サミット警備の経験は、今後の財産になると思われるが、ドキュメント整備はどれくらいかかるのか。」旨の発言があり、警察側から、「この経験は、広島県警察だけでなく、全国の警察の財産となる。期間については、今年度中はかかる予定である。」旨の説明があった。

○警察職員の援助要求について
 沖縄県公安委員会からの援助要求について、当県警察職員等を派遣する案について説明を受け、案のとおり議決した。
   委員から、「部隊員は、暑い中での大変な任務となるので、熱中症対策には十分に配意してほしい。」旨の発言があった。

○人事案件について
 人事案件について説明を受け、了承した。

○監察の実施状況等について
 最近の監察の実施状況等について説明を受け、了承した。

○広島南警察署旭町交番の署所在地化等に伴う公安委員会規則の一部改正について
 広島南警察署旭町交番の署所在地化等に伴い、「交番その他の派出所及び警察官駐在所の名称、位置及び所管区等に関する規則」の一部を改正する案について説明を受け、案のとおり議決した。

○審査請求の審理結果について(2件)
 更新時に交付した運転免許証の行政処分及び運転免許の取消処分に関する審査請求2件について、審理官による審理経過及び裁決案の説明を受け、案のとおり議決した。

○審査請求の受理及び審理官の指名について(6件)
 更新時に交付した運転免許証の行政処分に関する審査請求2件、放置違反金の納付命令に関する審査請求2件及び自己情報の開示に関する審査請求2件を受理するとともに、審理に関する事務を補佐させる審理官を指名する案について説明を受け、案のとおり議決した。

○銃刀法第29条に基づく「申出」の処理について
 銃砲刀剣類所持等取締法第29条に基づき、当公安委員会に申出のあった事案の処理状況について説明を受け、了承した。

○災害対策基本法施行令等の一部改正に伴う公安委員会規程等の改正について
 災害対策基本法施行令等の一部改正に伴い、「緊急通行車両等及び規制除外車両の確認に係る事前届出に関する規程」等の一部を改正する案について説明を受け、案のとおり議決した。

○運転免許取得者等教育及び運転免許取得者等検査に係る自動車教習所の指定について
 運転免許取得者等教育(高齢者講習同等課程)及び運転免許取得者等検査(認知機能検査同等方法及び運転技能検査同等方法)の認定申請を受け、指定の基準に適合していることを確認したことから、指定書を交付する案について説明を受け、案のとおり議決した。

○運転免許の行政処分について
 運転免許の行政処分に関する意見聴取の結果等24件について説明を受け、案のとおり議決した。

○公安条例専決処理状況について(令和5年7月中申請分)
 令和5年7月中に申請のあった集団示威運動、集団行進及び集会に関する条例の専決処理状況について説明を受け、了承した。

○小型無人機等の飛行に関する通報の受理について(令和5年7月中)
 要施設の周辺地域の上空における小型無人機等の飛行の禁止に関する法律の規定に基づき受理した通報に関し、令和5年7月中の専決処理状況について説明を受け、了承した。

○警察署協議会委員の委嘱について(2件)
 佐伯警察署長から推薦のあった3名の候補者を次期委員として委嘱する案及び広警察署長から推薦のあった候補者を後任委員として委嘱する案について説明を受け、案のとおり議決した。

○公安委員会あて文書の受理について(3件)
 公安委員会あててに送付された文書3件の内容及びその処理案について説明を受け、案のとおり議決した。

【報告】

○警察・商工労働委員会説明事項について
 
令和5年8月18日に開催される警察・商工労働委員会における警察本部からの説明事項等について報告を受けた。

○令和5年広島県殉職警察職員慰霊式の挙行について
 令和5年11月1日に挙行される令和5年広島県殉職警察職員慰霊式の概要について報告を受けた。

○警察あてての苦情について(令和5年上半期)
   
令和5年上半期における警察あてての苦情受理件数、業務内容別・原因別件数、苦情等に基づく措置等について説明を受けた。
 委員から、「どういったものを苦情として認識しているのか。」旨の発言があり、警察側から、「相手方からの聴取内容が、警察職員の不適切な執行務、非違事案となるもの、訴訟に発展するおそれのあるものを苦情としている。」旨の説明があった。

○子供・女性を犯罪から守るための取組状況について(令和5年上半期)
 子供・女性に対する性犯罪等及び前兆事案の把握等の件数、把握の内訳及び主な取組内容について報告を受けた。
 委員から、「オトモポリスの登録数は増加していると聞いている。ぜひ高校生対象にオトモポリスの登録を促進してもらいたいが、高校に出向いて促進を広報することがあるのか。」旨の発言があり、警察側から、「小・中・高校において犯罪防止教室を行った際に、オトモポリスについて紹介をしている。」旨の説明があった。

○少年非行、子供の性被害(福祉犯)の状況について(令和5年上半期)
 令和5年上半期における少年非行の状況、子供の性被害の状況及び今後の取組について報告を受けた。
 委員から、「非行少年の再犯者率が下がっていることはいいことであるが、その反面、学識別で小・中学生が不良行為少年とともに増加しているのは、低学年まで裾野が広がっおり、非行等を行う規範意識のハードルが低くなっていると思われる。規範意識の醸成は、各家庭で行うことが重要であるが、警察では保護者を対象とした子供の規範意識の醸成に向けた取組は行っているのか。」旨の発言があり、警察側から、「子供の立ち直り支援の中で、子供と保護者を交えた取組を行っている。今後も、保護者を交えた規範意識の醸成と保護者を対象とした取組を行っていきたい。」旨の説明があった。
 委員から、「保護者も子供との関係性を考える機会は大事であると思う。」旨の発言があった。

○令和5年広島県夏の交通安全運動の実施結果について
 令和5年7月11日から同月20日までの10日間に実施した令和5年広島県夏の交通安全運動の実施結果として、交通死亡事故発生状況、活動状況等について報告を受けた。

○当面の警備情勢について
 当面の警備情勢として、平和記念式典等に伴う警備結果について報告を受けた。

【特記事項】

​○委員から、令和5年7月31日に広島県で開催された第5回中国四国管区内公安委員会連絡会議の概要等について説明があった。