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定例会議の開催概要(令和6年8月21日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年8月30日

 令和6年8月21日(水曜日)

    定例会議では、次の事項などについて警察本部から説明、報告を受け、公安委員会としての意思決定を行いました。

【議題】

○令和6年度留置施設実地監査の実施について
 刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律等に基づき、警察本部及び警察署の留置施設に対して行う実地監査の計画について説明を受け、了承した。
 委員から、「実施結果の報告の際は、今年2月の自死事案に対して講じた再発防止対策が具体的にどのように活かされたのかも併せて報告いただきたい。」旨の発言があった。
 また、委員から、「2月の事案は、昨年度の監査が不十分であったから起こった可能性がある。監査方法を修正して対応していただきたい。」旨の発言があった。

○審査請求の審理結果について
 
更新時に交付した運転免許証の行政処分に関する審査請求について、審理官による審理経過及び裁決案の説明を受け、案のとおり議決した。

○審査請求の取下げについて
 更新時に交付した運転免許証の行政処分に関する審査請求の取下げについて説明を受け、案のとおり議決した。

○審査請求の受理及び審理官の指名について
 
運転免許の停止処分に関する審査請求を受理するとともに、審理に関する事務を補佐させる審理官を指名する案について説明を受け、案のとおり議決した。

○警察職員等の援助要求について
 石川県公安委員会からの援助要求に基づき、当県警察職員等を派遣する案について説明を受け、案のとおり議決した。

○警察職員の援助要求について
 岡山県公安委員会に対し、警察法の規定に基づく援助要求を行う案について説明を受け、案のとおり議決した。

○公安条例専決処理状況について(令和6年7月中)
 令和6年7月中に申請のあった集団示威運動、集団行進及び集会に関する条例の専決処理状況について説明を受け、了承した。

○小型無人機等の飛行に関する通報の受理について(令和6年7月中) 重要施設の周辺地域の上空における小型無人機等の飛行の禁止に関する法律の規定に基づき受理した通報に関し、令和6年7月中の専決処理状況について説明を受け、了承した。

○自己情報開示請求に対する開示可否の決定について
 自己情報開示請求に対する開示可否の決定について説明を受け、案のとおり議決した。

○法定苦情の処理について(5件)
 公安委員会で処理した法定苦情2件について、内1件は処理結果の通知文の送達により苦情処理が完了し、他1件については、申出者へ郵送及び連絡を行ったが、受け取りがされなかった旨報告を受けて、決裁した。また、公安委員会で受理した法定苦情3件について、調査結果及び苦情申出に対する通知案の説明を受け、案のとおり議決した。 

○法定苦情の受理について
 公安委員会に申し出られた法定苦情を受理するとともに、その内容及び処理案について説明を受け、案のとおり議決した。

【報告】

○欠員補充等に伴う一般職員人事異動について
 
欠員補充及び異動が必要な者を対象とした一般職員の人事異動の異動日程等について報告を受けた。

○令和6年「県民の安心感に関するアンケート調査」の実施結果について
 「減らそう犯罪」第5期ひろしまアクション・プランの運動目標に掲げた「県民の体感治安の向上」に対する県民の「安心」に関するニーズを継続的かつ的確に把握し、同運動の方針に反映させるために実施した令和6年度「県民の安心感に関するアンケート調査」の実施結果について報告を受けた。

○少年非行、子どもの性被害(福祉犯)の状況について(令和6年上半期)
 
令和6年上半期における少年非行の状況、子供の性被害の状況及び今後の取組について報告を受けた。
 委員から、「補導された少年の中には、有職者や無職の方の占める割合も多い。これらの少年に再犯させないためにはどのようなアプローチをしているのか。」旨の質疑があり、警察側から、「そこは課題であるが、最初に犯罪を犯したときに、再犯防止指導を行っている。また、小・中学校へ赴いて、犯罪防止教室を行うなど、まだ学生のうちにしっかり教養を行うことも重要であると考えている。」旨の回答があった。
 さらに、委員から、「再犯防止のためには、非行少年等に対する支援が重要であることから、少年サポートセンター等と連携し、引き続きしっかり対応していただきたい。」旨の意見があった。

○暴走行為等の現状について(令和6年上半期)
 令和6年上半期における暴走行為等の現状として、暴走族の認定状況、暴走・爆音走行に関する110番通報受理状況、検挙状況等について報告を受けた。
 委員から、「当県では、暴走行為等に対し、全国初の「暴走・爆音走行対策室」を迅速に設置し、機動的に対応していることに対し、インターネット上でも好意的な意見が多く寄せられていた。良い施策だと思うので、引き続きしっかり対応をお願いしたい。」旨の意見があり、警察側から、「県民の期待に応え、しっかりと取り組んでいきたい。」旨の回答があった。
 また、委員から、「今年暴走行為が増えた要因をしっかり分析し、検挙だけでなく予防する対策をお願いしたい。」旨の意見があった。 

【特記事項】

○警察側から、令和6年8月19日に開催された警察・商工労働委員会の開催概要について報告を受けた。