令和6年2月14日(水曜日)午後3時25分から午後5時00分まで
安芸高田警察署
協議会 会長以下7名
警察署 署長以下7名
安芸高田警察署の刑法犯認知件数のうち、器物損壊と窃盗犯が増加しており、万引きが17件と多数を占めている。
当署で発生した特殊詐欺の被害状況は、市役所の職員を騙り、保険料の還付金名目で何回かに分けてだまし取られたというもの。
特殊詐欺の手口などタイムリーな情報が発信されていて防犯活動に役立つアプリなので、広報啓発活動を継続し普及率を向上させていきたい。
少年犯罪の検挙状況や少年補導活動等の紹介
安芸高田警察署組織犯罪総合対策推進本部の設置等の紹介。
広島県からはのべ1100人程度が派遣され各種活動に従事。
【意見】委員
2月7日に「市議脅迫疑いで逮捕」の記事がありました。
SNSで誹謗中傷することは明らかに犯罪であるとしたもので、安芸高田署の尽力に敬意を表したいと思います。
【回答】生活安全刑事課長
誹謗中傷が直ちに犯罪を構成するというわけではありませんが、これからも公正中立に事件化が可能なものに関しては毅然と対応していきます。
【質疑】委員
安芸高田市のサイバーボランティアの募集状況、サイバー犯罪の状況について教えてください。
【回答】生活安全刑事課長
安芸高田警察署管内でも、SNS上でつながり、性犯罪被害に遭ったという事案があり、検挙しています。
こうした被害に遭わないように、正しいSNSの使い方について各学校を巡回するなどして、防犯活動を行っているところです。
【意見】委員
国道54号線の勝田三差路交差点の近くに郵便局があり、その郵便局に右折で入るため、センターラインを越えて、ゼブラ線の中で待機している車両をよく見かけます。
対向車からすれば、センターラインを越えているので、不安を覚えると思いますが、ラインを移動したらいかがですか。
【回答】地域交通課長
ゼブラ線を撤去した場合、広島方向から進行してきた車両が、ゼブラ線を消したことにより広がった左側を追い抜いて三次方向に直進していくことが予想され、速度を保ったまま通過する危険性が認められるため、現状を変えるのは難しいものと思われます。
【質疑】委員
横断歩道での歩行者に対する車の停止状況はどうなっていますか。
停車車両を増やす対策はないでしょうか。
【回答】地域交通課長
道路交通法には、横断歩道における歩行者の優先が規定されています。
横断歩道を渡る人、渡ろうとする人は保護される対象となります。
ご存知のとおり、初めての全国調査で広島県は大変不名誉な記録で、最初は停車率が1%、全国ワースト2位となりました。
直近の調査で、広島県は停車率が48.5%、全国22位の記録となっています。
初回に比べればずいぶんと停車率は高くなっていますが、裏を返せば、まだ、半分以上の車両は停車しないという結果となっています。
取締りや広報活動を継続的に行うことで、車両の運転者に対して啓発していくことが停車車両を増やすことにつながるのではないかと考えています。
【質疑】委員
横断歩道での停車率は、長野県が第1位であり、広島県の車の運転は荒いといわれていますが、交通に関して、何かそういった県民性みたいなものはあるのでしょうか。
【回答】地域交通課長
車の運転については、地方でそれぞれ特徴があるようですが、広島の運転が荒いとか、どこの地方がどうであるとかは何とも言えません。
長野県の例は、子供の頃の習慣があるということが理由の1つであるとされています。
運転手が子供の頃に、横断歩道を渡ろうとしたら車が止まってくれた。その時のことを覚えていて、自分が運転するようになって、同じように横断歩行者がいたら止まるという習慣づけができていると言われているようです。
いずれにしても意識づけを行い、それがやがて習慣となることが停車率を向上することにつながると思います。
【質疑】委員
車のフロントガラスに色がついたものを見かけます。
これは合法ですか、運転手の顔が見えないと思います。
【回答】地域交通課長
透明とはいえないものは、違反となる場合があります。
運転手から見て透明かどうかの判断で、歩行者目線での話ではありません。
パトロールをしていて、すぐに違反かどうかの判断はつきませんが、このような車両を見つけたときは、停車させて声をかけるようにしています。
【質疑】委員
本日(2/14付)の新聞に安芸高田警察署で水際阻止の感謝状が贈呈された記事を見かけましたが、どのような内容だったのでしょうか。
【回答】生活安全刑事課長
あるご夫婦の家に、市役所を名乗り、奥様の年金の還付があるので、ATMへ行ってくださいという電話があり、電話を使いながら、ATMを操作していたのを、偶然その場に居合わせた二人の女性が、おかしいと感じて声をかけたことにより、高齢男性の被害直前で振り込みを止めることができたという内容です。
【質疑】委員
向原陸橋の交差点の旧道から県道に合流する信号機は半感応式の信号機になっていますが、時折、センサーが作動せず、長時間待つことがあります。
正常に作動しているのでしょうか。
【回答】地域交通課長
現状、すぐに回答できませんので、調査の上、次回の協議会で回答させていただきます。
【意見】委員
今年度から協議会委員として参加させていただき、今回で3回目の参加となります。
委員になるまで、安芸高田市ではもっと犯罪が発生していると思っていましたが、思っていた以上に犯罪の発生がなく、平和な町だと思っています。
安芸高田警察署の皆様に感謝しています。