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令和6年度 第1回 江田島警察署協議会

印刷用ページを表示する掲載日2024年7月16日

江田島警察署連絡協議会集合写真

開催日時

令和6年6月27日(木曜日)午後3時30分から午後4時50分まで

場所

江田島警察署

出席者

協議会委員 5名
警察署長以下 6名

議題

江田島警察署管内の犯罪情勢について

刑法犯認知件数について

令和6年5月末現在の刑法犯の認知件数などについて、前年との比較、発生傾向などの分析結果について説明。

特殊詐欺発生状況について

  • 本年の特殊詐欺被害(未遂含む)について、前年との比較、発生傾向などを説明。
  • SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺等、新たな手口について説明。
  • 防犯教室の実施状況やオトモポリスの普及活動、防犯カメラ設置の推進、特殊詐欺被害防止対策における防犯機能付固定電話機の有効性等を説明。

検挙件数について

令和6年5月末現在の検挙率について、認知件数と検挙件数との対比を、前年度と比較して説明。​

江田島警察署管内の交通情勢等について

人傷・物損事故の発生状況について

  • 令和6年5月末までの人傷・物損事故の発生状況や前年同比について説明。
  • 発生傾向や発生場所等の分析結果・主な事故原因・特徴についての説明。
  • 交通取締り・交通安全教育・交通環境の取組み状況を踏まえた交通情勢の総評。

速度取締り指針について

  • 過去3年間の路線別・町別・時間帯別の事故発生実態について説明。
  • 速度取締り重点について説明。

意見・要望の要旨(一部抜粋)

犯罪情勢について

【質疑】
 LINE・ショートメールなどによる詐欺被害について知りたい。

【回答】
 主に携帯電話を利用した詐欺となる。
 携帯電話に「NTTです。料金を滞納しています。」等の音声ガイダンスが流れ、コールセンターに繋がった後に電子マネーを購入するよう促される架空料金請求詐欺が江田島でも増えている手口である。

【要望】
 防災無線などで特殊詐欺防止のPRをお願いしたい。

【回答】
 警察へ詐欺の情報提供があれば防災無線を流している。
 実被害に遭わなくても、警察に情報提供してもらえれば広報していくので、情報提供をしてほしい。

【質疑】
 定額減税に関する詐欺の発生状況が知りたい。

【回答】
 江田島市内での発生はないが、県内では既遂が2件、未遂が5件の7件発生している。
 手口は、還付金詐欺と同じで、「定額減税は始まりましたが、手続きは昨日までだった。今なら手続きすればお金が入る。」といった謳い文句で、ATMでお金を振り込ませるという手口である。

【依頼】
 農作物の盗難について、なかなか被害届が出されていない状況があると思うので、広報で注意を呼びかけて欲しい。

【回答】
 昨年から今年まで、農作物の盗難の届出は受けていないが、相談を受けることがある。
 住民の方の防犯意識を高める活動や、パトロールをするなどして防止活動をしている。

交通情勢について

【質疑】
 高齢者による、横断歩道のない道路の横断・無確認の飛び出し・自転車のふらつき運転など、交通ルール・マナー違反が気になる。

【回答】
 高齢になるにつれて、身体機能・動体視力が低下することは致し方ないことであるが、それを自覚・理解してもらう活動を行っている。
 また、安全な横断方法や反射材の活用などの呼びかけ活動も実施している。

【質疑】
 他町から来た方がスピードを出して通行するので怖い。

【回答】
 重点箇所等で速度取締りを推進していくとともに、パトロールも行っていく。

【依頼】
 飲酒運転の取締りをお願いしたい。

【回答】
 先日も飲酒事故が発生している。
 夏の交通安全運動もあるので、引き続き取締りを行っていく。

その他の質問

【質疑】
 外国人居住者とのコミュニケーションが少なく、不安。

【回答】
 国籍は、ベトナム・インドネシア・フィリピンの方が約半数を占める。
 日本に来たばかりの方に対する防犯教室を行っている。
 また、国際ヒューマンフェスタなど、外国の方が参加するイベントもあり、江田島市による日本語教室も行われている。
 ほとんどが善良な方だが、違法行為については、他の事件と同様に厳正に対処していく。
 平素から、江田島市・雇用企業と連携を図りながら、外国人コミュニティの実態把握に努めている。

【質疑】
 災害発生時の、警察の対応について知りたい。

【回答】
 基礎資料の整備・災害訓練・災害危険箇所の把握に努めている。
 災害が発生すれば、市・消防・自衛隊と連携して対応していく。

【質疑】
 少年補導について、どのようなケースでも学校にも伝える必要があるのか。

【回答】
 少年が補導や検挙された場合、学校に情報提供するという協定を結んでいるが、少年を罰するという意味ではなく、これ以上の非行に走らせないという意味で行っている。
 補導時の状況については、今後の指導の参考にしてもらうため、学校側に詳しく説明している。

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