令和6年11月27日(水曜日)午後1時30分から午後5時まで
江田島警察署
警備部機動隊(視察)
協議会委員 4名
警察署長以下 6名
令和6年10月末現在の刑法犯の認知件数・検挙件数について、前年との比較、発生傾向などの分析結果について説明。
令和6年10月末までの人傷事故・物損事故の発生状況や前年同比について説明の上、発生傾向や発生場所等の分析結果、主な事故原因、特徴について説明。
【質疑】
闇バイトについて聞きたい。
闇バイトに関する犯罪については、いつターゲットになるか分からないので対策が難しいと考えています。
【回答】
闇バイトを含め、犯罪者を島内に入れないことが重要であると考えます。
例えば、警察官が島内をパトロールする活動を見かけた際、市民の方にSNSで発信してもらうことで、「江田島で悪いことが出来ない」「広島で悪いことが出来ない」という気運を醸成してもらうことも有効であると考えます。
また、知らない訪問者が来たら、安易に出ない・戸締まりをしっかりするなど、個人個人の対策も大事だと考えます。
【質疑】
1年を通じて交通事故などが多発する時期を知りたい。
【回答】
年間で最も交通事故が多い時期は12月であり、日没時間が早いことや、年末の気忙しさに伴う集中力低下が原因と考えられます。
年末総ぐるみ運動を契機として、交通指導取締りを強化してまいります。
【質疑】
スマホを見ながらの「ながら歩行」に対する取締りについて聞きたい。
【回答】
現在、歩行者に対する「ながら歩行」を取締まることは出来ませんが、交通事故防止の観点から一般的な指導をすることは出来ます。
個別の交通安全教室でも、注意喚起を推進してまいります。
【質疑】
自転車の法律改正について知りたい。
【回答】
新たに酒気帯び運転と、画面の注視などを含めた携帯電話の使用についても禁止となりました。
また、傘差し運転は、傘をハンドルに固定した場合でも、視認性等により、違反となる場合があります。
【要望】
外国人の交通マナーが良くないと市民の方からの声があった。
【回答】
外国人に対しては、初来日時に、交通マナーを含め防犯教室を開催しています。
現在は、来日時しか防犯教室に参加する機会がないため、外国人の勤める会社へ交通・防犯教室を行う試みを始めています。
また、年に1回、外国人を対象とした自転車教室を開催したり、パトロールを通じて、外国人を含めた住民の皆さんに交通ルールを守るよう適宜指導を行っています。
本協議会については、委員の意向により、警備部機動隊での施設見学を実施し、装備品の見学・特別訓練員による剣道訓練視察等を行いました。