令和4年6月14日(火曜日)午後2時から午後3時30分までの間
福山北警察署
協議会(9名)
繁岡会長,戸田副会長,山崎副会長,苅屋委員,池田委員,福島委員,大塚委員,中谷委員,黒田委員
警察署(11名)
署長,次長,警務課長,留置管理課長,会計課長,生活安全課長,地域課長(交通課長兼務),刑事課長,警備課長,交通総務係長,警務係長
生活安全課長から,刑法犯認知件数,特殊詐欺発生状況,取組施策について説明を行った。
【質疑】
不安に感じる犯罪が減少している中,犯罪の認知件数は少し増えているが,増加している犯罪は何か。
【回答】(生活安全課長)
暴行・傷害等の粗暴犯や詐欺などの知能犯罪が増加しています。
地域課長兼交通課長から,交通事故発生状況(5月末概数),交通死亡事故発生状況,管内の交通事故分析について説明を行った。
【質疑】
先日,国道486号線で発生した死亡事故の事故の状況や対応について教えて欲しい。
【回答】(署長)
何らかの原因で制御不能となって,西進中の車両と交差点内で衝突しています。先日,関係機関が集まって現地対策を実施しました。本件事故は特異なものであり,直ちに道路形状等を修繕するということになりませんでしたが,例えば,サポートカーの普及等について,補助金制度がないので制度化できないか,県や市にも検討を依頼しています。
地域課長兼交通課長から,福山北警察署の速度取締り重点,福山北警察署管内における交通事故発生状況について説明し,諮問した。
【質疑】
国道486号線及び国道182号線以外の一般県道での事故も多いことから,県道の事故防止をどのようにしているのか。
【回答】(署長)
本件は重点路線や対象区間を公表して行うという趣旨のものでありますが,他の路線でも,事故の発生状況や必要性などを考慮して取締りなどを行っていきます。
【要望】
国道486号線沿い商業施設前の交差点に右折信号の設置してほしい。
【回答】(署長)
右折レーンのない交差点での矢印信号は設置しておらず,当該箇所の右折レーンの増設については道路管理者により道路の構造を抜本的に変えることが必要であると説明を受けており,現状では難しいです。
交通総務係長から,国道486号線周辺の交通情勢及び周辺総合対策(案)について説明し,諮問した。
【意見】
複雑な道路状況を打破するために計画されたのはよくわかった。行政や地域住民にも周知して欲しい。安全対策は行政と連動していくべきであり,警察からも行政に指摘して協力していって欲しい。住民保護という命題のため,是非頑張って貰いたい。
【回答】(署長)
神辺地区の開発が進み,市街化調整区域でも家が建築されるものの,安全施設や規制が少ないところもあるので,今後も行政,関係機関と連携を図りながら推進していきたいと思います。
【意見】
この計画を一生懸命作ったのが良くわかる。この対策について委員も協力したいが,何かできることがあれば教えて欲しい。
【回答】(署長)
協議会で了承をいただき,さらに地域の方からの後押しが頂ければ非常にありがたいです。今後も工夫していきたいので皆さんもご意見やアイディアがあればお気軽に教えてください。
【回答】(交通総務係長)
基本的方針や優先順位を決めて住民のために推進していくのでご協力をお願いします。
【回答】(地域課長兼交通課長)
交通指導取締りとともに道路管理者等との協議による道路環境善に努めます。
【回答】(地域課長兼交通課長)
右折レーンの増設は困難で,開店後の交通の流れを見ながら最善策を検討します。
【回答】(署長)
市,県や学校等の対策会議で原因の調査,関係機関の協働,地元住民の声を汲み上げるとともに,高齢者対策や国道486号線周辺総合対策を推進していきます。
【回答】(交通総務係長)
時差式にするには対向車線を右折禁止にするとのルールがあり,当該箇所では適しません。
【回答】(署長)
交差点の信号制御は誰もが間違えないようわかりやすくする必要がある。そのためのルールがあるが,当該箇所の時差式も矢印信号にも問題があり妥当でないため,直前の信号を早めに赤に変更させ,右折車両を流すように信号周期を調整しているのが現状です。
【回答】(地域課長兼交通課長)
近日中に工事は終了する予定と聞いています。
【回答】(生活安全課長)
警察側が認知した場合は,学校緊急通報制度に基づき,本部担当課と協議して教育委員会等に連絡しますが,本件は学校側の認知であり,教育委員会への連絡も終了していたことから,本部担当課と協議の上,県警メルマガ発信対応としました。
次回は,10月に開催予定。