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令和6年度 第2回 廿日市警察署協議会

印刷用ページを表示する掲載日2024年12月4日

開催日時

令和6年11月22日(金曜日)午後4時から午後5時15分までの間

開催場所

廿日市警察署

対象委員

協議会 会長以下8名
警察署 署長以下9名

協議事項

当署管内情勢の説明

  • 管内の治安情勢
  • 管内の交通事故発生状況、自転車に関する道路交通法の改正

質疑・要望・協議等

通学時間帯における駐留警戒の依頼について

【回答】地域課長
 円滑な交通を確保しながらの駐留警戒には、相応の駐車スペースが必要となるので、効果的な駐留警戒箇所が確保できれば、駐留警戒も取り入れ、また、従来の速度抑制のための流動警戒も行っていきます。

時差式信号機からの矢印等の信号機への変更について

【回答】交通課長
 信号機設置や横断歩道等の各規制を行うことについては、設置基準が設けられていることから、交通ピーク時の交通流状況、交通事故の発生状況等を総合的に検証して、個別に検討することになります。

原動機付自転車の右側追い越し、横断歩道の斜め横断について

【回答】交通課長
 渋滞などの車の混雑時では、車の左側をすり抜ける、左側のすり抜けの場合は、「左追い越し、あるいは路側帯通行」などの違反に該当する場合が考えられます。
 「右側からの追い越し」についてですが、基本的に車両は右側から追い越すのを基本としています。
 右側から追い越すのが基本ではありますが、

  • 標識などで追越しが禁止されている場所
  • 道路の曲がり角付近
  • 上り坂の頂上付近

などでは、右側からといえども追い越しは禁止されているので、追越し違反を認めれば、指導あるいは交通違反として検挙しています。違反にならないにしても、渋滞車両等の右側をすれすれで追い越すのは、危険な場合がありますので、交通安全教室や講話等で通じて、マナーの向上に努めてまいります。
 歩行者の横断の方法は、道路交通法で横断の方法が定められており、

  • 歩行者等は、斜めに道路を横断してはならない。

と規定されています。横断歩道がある場所の付近で、横断歩道以外を横断したり、道路を斜めに横断し、かつ警察官の指示に従わない場合は、道路交通法違反として検挙される可能性があります。
 「横断歩道がある場所の付近では、道路の横断は横断歩道上を渡る」というのが誰でも知っている常識と思いますので、幼稚園なども含んだ色々な場所での交通安全教室や講話、警察官の街頭での声掛け等を通じて、歩行者のマナーの向上に努めてまいります。

バイクの騒音に対する警察の対策について

【回答】交通課長
 昨今は「暴走族」でなく「爆音走行を行う者」といった感じになってきており、爆音で走るが、信号も守って、ヘルメットもかぶり、蛇行運転など暴走行為もせず、警察官の止まれと言う合図にも従い、普通に職務質問も受けるというような状態で、昔の暴走族のイメージと随分と違ってきているのが現状です。
 廿日市警察署としては、爆音走行等の110番通報があれば急行し、発見した場合、交通違反があれば取締り、違反が無くても職務質問等して、暴走行為をする者の把握に努めています。
 県警本部と連携し、「SNS」等で、走るという情報があれば、体制を組んで検問や取締りを実施して、爆音暴走の撲滅に努めています。

駐在所勤務員の勤務体制について

【回答】地域課長
 当署には、佐伯ブロックに4つ、宮島に1つの合計5つの駐在所があります。駐在所員が休暇を取得する場合などには、隣接駐在所等がフォローする体制としています。

外国人犯罪の発生状況について

【回答】生活安全課長
 来日外国人犯罪については、年間数件の発生がありますが、技能実習生のいる会社において防犯教室、交通安全教室を行い、規範意識の醸成等の対策を講じています。

高齢者の免許証返納について

【回答】交通課長
 本年10月までに廿日市警察署管内で運転免許を自主返納された方は、

  • 65歳~69歳 20人
  • 70歳~74歳 110人
  • 75歳~79歳 99人
  • 80歳以上         205人

おります。
 ほぼ毎日のように免許返納関係で相談や手続に来られる方がおられ、相談の内容は、家族からの

  • 高齢の親に免許の返納を促すが、説得に応じてくれない
  • 免許を返納させるにはどうすれば良いか

 民生委員や介護のケアマネージャー等からの

  • 担当している高齢者の運転がおぼつかない状況で、どうすれば良いか
  • 家族は県外に住んでいるため、なかなか説得が思うようにいっていないが、どうにか免許を返納させる方法はないか

等で、総じて「言うことを聞かないのだが、どうすればいいか。」という内容となっています。
 運転免許証は、「本人の意思で返納する」のが原則となっているので本人に警察に来てもらい、身体機能の低下や高齢者事故の特徴等の話をして、本人に返納するか否かを決めてもらっています。
 当署の免許係は、懇切丁寧に説明した上で、来署いただいた高齢者の方から免許を返納していただいております。

未就学児に対する安全や子育て家庭の安心につながる情報について

【回答】生活安全課長
 子育て世帯と警察との関わりは、児童虐待やDV、少年犯罪などを端緒とした個別対応が主となります。
 子育て世帯への安全・安心につながる情報は、市の子育て支援室が一番専門性が高く、警察と同室は、情報共有し相互に連携を取っています。
 不審者情報などは、広島県警察安全安心アプリ「オトモポリス」を活用していただけたらと思います。

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