令和7年11月21日(金曜日)午後4時00分から午後5時15分までの間
廿日市警察署 3階講堂
警察署協議会 会長以下9名
警察署 警察署長以下8名
活発な意見交換をお願いしたい。
治安情勢、交通情勢は担当課長から説明する。
委員の提言に基づき、青色パトロール出発式を開催した。
警察業務に反映させるため、住民目線、感覚の指導をお願いする。
本年10月末までの刑法犯認知件数、特殊詐欺の発生件数、特殊詐欺の手口等について説明した。
本年10月末までの県下及び当署管内の交通事故発生状況、傾向の分析と交通事故抑止のための啓発活動について説明した。
【委員】
踏切事故の際、遮断機が下りたままで救急車が病院に遠回りするケースが見受けられるが、何か対策はないのか。
【警察側】
電車が関係する事故では、発生直後は感電防止のため運転手等の指示がなければ敷地内に入れない。
負傷者の救護活動、車両の排除活動等の必要最小限度の措置を行った後、列車の運行の安全が確認され、初めて通常の運行に戻ることとなるので、復旧までに時間がかかることからご理解いただきたい。
救急車の運行に関しても消防署内で連絡を密にできるように連携する。
【委員】
中山旧道は交通量が多く、大型車両も走行することから住民との接触事故が懸念される。
車道の拡張、交通規制等の対策はないのか。
【警察側】
中山旧道を国道2号深江交差点から下更地交差点を経由して宮内工業団地入口交差点までを対象道路と考えると過去5年間で7件と交通事故の少ない道路となる。
大型車両の通行禁止等の措置にあっては、他に大型車両のう回路を設定することが難しく、仮に中山旧道を大型貨物通行禁止とすれば、国道2号に流れ込み、現在慢性渋滞となっている宮島口駅付近で更なる渋滞が予想される。
道路拡張については、道路管理者も用地買収などの要件をクリアする必要があり、困難である。
【委員】
特殊詐欺の電話について、お年寄りに注意喚起するためにわかりやすい方法はないか。
【警察側】
電話番号の初めに「+(プラス)」や「010」が表示される電話に注意し、お金の話が出たら詐欺を疑う。
不審に思ったら電話を切り、自分で電話番号を調べてかけなおす。
防衛策としては、固定電話は、防犯機能付き電話へ切り替える、国際電話不取扱手続をする、携帯電話では、国際電話着信規制が可能なアプリの利用、そのほかキャリアが提供するセキュリティサービスを利用する。
【委員】
国道186号線をバイクが高速で競うように走行しており、対策として道路に凹凸を付けたことで減少してはいるが、歯止めとなる方法はないか。
【警察側】
国道186号線の当署管内で発生した交通事故は、令和6年は人傷事故1年、物損事故45件で、令和7年9月末までで、人傷事故0件、物損事故36件という状況にある。
バイクの往復走行等の通報は、令和6年は19件、令和7年10月末は13件となっており、都度、パトカーを急行させたりして対応している。
また、道路管理者に相談したところ、除雪などの作業の支障となる場合があることから、今以上の道路変更は困難である。
危険な走行をするバイクを見かけたら、110番通報してもらいたい。
【委員】
事故の際、警察に提出していたドライブレコーダーの映像が消去されたと聞いたが、そのようなことはあるのか。
【警察側】
ドライブレコーダーの映像が消去される可能性として、ドライブレコーダー自体の機器に不具合があった、SDカード等のメディア自体に不具合があった等の理由で録画できていなかった、または警察の不注意で消去してしまった可能性がある。
当署では、お預かりした物等は、その取扱いに細心の注意を払い、同様のことが起こらないよう努めていく。
引き続き、捜査に協力いただきたい。
【委員】
「パトロールを強化します」とは、どのくらいの期間で、普段との比較はどうなのか。
【警察側】
事案ごとに緊急性や状況が違うことから、ケースバイケースということになる。
「刃物を持った不審者」と「学校帰りの子供のピンポンダッシュ」では、対応が変わってくる。
パトロールの強化に「決まった期間」や「通常の何倍」といった基準はなく、緊急性や状況に応じて効果的なパトロールを実施している。
【委員】
西広島バイパスのバイクの爆音が気になるが、対策はないのか。
【警察側】
爆音で走る改造バイク、速度を出そうとして排気音が高くなる大型バイクなどが通行している。
暴走族のイメージとしては、統制された上下関係があり、道路交通法等を無視して暴走する集団であったが、最近は、チームを作らず、SNSなどを利用し知らない者同士が集まって走るという集団に変化している。
また、爆音で走るが、運転免許を持っており、交通法規を守って走行するように変化している。
警察としては、爆音バイクの情報を入手すれば、検問など対抗手段をとり職務質問を実施し、人物の把握に努めたり、爆音を測定して基準値を超えた場合は、検挙している。
西広島バイパス以外でも爆音走行の110番通報があれば都度対応する。
なお、今春から西広島バイパスは高速道路交通警察隊の管轄となっている。
【委員】
非行少年グループの構成員の状況はどうか。
【警察側】
匿名・流動型犯罪グループ等犯罪組織の予備軍であり、人的供給源となっている。
広島県警察では、本年9月末で、9グループ、159人を認定している。
各グループは、広島市内に6グループ、東広島市、尾道市、三原市に各1グループがある。
ほとんどの非行少年グループに暴力団関係者の面倒見が存在しており、構成員の関係が地縁関係からSNS等による緩やかな繋がりに変化し、短期間での解散、合併及びグループ間の移動等離合集散が顕著になっている。
警察としては、非行少年グループの実態解明、関与する事案の早期事件化、グループの解体、保護者通知や説得による脱退・立ち直り支援、県民への警鐘と排除機運の醸成に努めている。
【委員】
特殊詐欺の防止対策、個人情報の漏洩に対する効果的な対策はないのか。
【警察側】
特殊詐欺対策は、手口を知ること、犯人と話をしないことが大切である。
重要なことは、自分だけは「だまされない」「大丈夫だ」と過信しないことである。
具体的には、広島県警察ホームページの「特殊詐欺・投資詐欺対策」を参照していただきたい。
固定電話の番号表示・非通知拒否サービス、国際電話不取扱手続が有効である。
不審に思ったら電話を切って、自分で電話番号を調べてかけなおす。
個人情報の漏洩対策は、パスワードの管理、セキュリティ対策サービスの活用、不審なサイトやメールを開封したりアクセスしない、信頼できないアプリをインストールしない、OSやアプリを常に最新の状態にする。
【諮問事項】
警察署協議会における意見・提言を活性化させるための効果的な方法はないか。
【委員の意見】
事前に意見・要望等を郵送、電話等で連絡しているが、現行の方法がいいと思う。
様々な意見を頂き、要望について早期に対応できるものについては対応していく。
今後とも警察業務の運営に協力いただきたい。