令和5年11月7日
委員 9名
警察 12名
会長から挨拶の冒頭、東広島市で10月7日、8日に開催された酒まつりの雑踏警備を完遂した署員に対する労いの言葉が述べられるとともに、今回開催される女性委員と女性署員との対話会の開催趣旨を説明されました。
署長から管内の刑法犯認知件数が増加傾向にあることやその概要、今後年末にかけて交通死亡事故の増加が予想されるため、署員一丸となって各種施策を推進することなどについて説明しました。
県内及び管内の刑法犯認知件数の推移と交番別・罪種別の犯罪発生状況、子供・女性対象の性犯罪・声かけ事案等の把握状況、特徴について説明しました。
県内及び管内の特殊詐欺被害認知状況の推移と被害の特徴等について説明しました。
【質疑】
東広島署管内発生の多額の特殊詐欺被害は、一度での被害か、または複数回での被害か
【回答】(生活安全課長)
複数回被害に遭っている事案もあり、家族等に相談ができない方の中には犯人に洗脳されたような状態となり、何度も被害に遭ってしまうことがあると説明しました。
県内及び管内の交通事故発生状況と管内の人傷事故発生状況の分析結果、今年発生した交通死亡事故の概要を説明しました。
【質疑】
死亡事故の原因は道路整備によるものか
【回答】(交通課長)
死亡事故が発生する毎に現地調査を実施しているが、明確な原因となるものはなく、安全教育により事故当事者の意識を高めることも重要であることを説明しました。
広島県警察速度管理指針及び東広島警察署の速度取締り重点等 について説明しました。
【質疑】
事故発生件数の多い箇所と死亡事故との関係性はいかに
【回答】
速度超過は重大事故の主な原因であることから、主要国道を中心に重点路線を設定したことを説明しました。
【質疑】
・どのような対策をとっているか
・夜間に暗い服装で反射材等も使用していない歩行者への対策は
【回答】 (交通課長)
交通死亡事故については、関係機関と現地検討を実施し、再発防止対策をしていることを説明し、夜間の歩行者への対策については、安全教室等を通じてLEDライトや反射材の着用を促進し、街頭キャンペーンで反射材の配布を行っていることを説明しました。
【質疑】
警察で対策や取締りを行っているか
【回答】(交通課長)
夜間に改造した車やバイクが集まる場所では定期的に違法改造車両取締りを実施しており、その情報がSNSで広がり、取締りの効果が出てきている状況であることを説明しました。
会長から「生活の中で課題となるお話が聞け、勉強になりました。私たちは直接話を聞くことができるため意識付けがされるが、できれば一人でも多くの市民の方にこのような機会があれば被害がなくなるのではないかと思います。」旨の挨拶がありました。
女性委員と女性警察官により、「女性が一層活躍するための環境づくり」をテーマに対話会を実施しました。
警察官から広島県警の支援制度及び警察署勤務の実情について説明したところ、委員からは「警報発令時など学校が休校となる時ほど市民は警察官が必要となるため、部内での託児制度の整備も重要である。」「今後はさらに男性も育児や介護に参加していく時代となるため、男女様々な立場での支援制度を考えていく必要がある。」等の意見をいただきました。