令和6年6月19日
委員 10名
警察 12名
県内の犯罪発生件数、事故発生件数が増加傾向にあり、治安情勢は厳しい中、委員としても各々の立場でできることを真剣に考えて協議会に取り組んでいきたい。
SNS型投資・ロマンス詐欺被害の急増が当署の一番の課題となっていること、春季異動で署員の顔ぶれは様変わりしたが、引き続き東広島市の安全安心のため署員一丸となり各種活動を推進してまいります。
令和6年春季人事異動で新規転入した幹部7名が自己紹介しました。
県内及び管内の交通事故発生状況と管内の人傷事故発生状況の分析結果、交通死亡事故の概要を説明した。
県内及び管内の刑法犯認知件数の推移と交番別・罪種別の犯罪発生状況、子供・女性対象の性犯罪・声かけ事案等の把握状況、特徴について説明した。
SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺の概要及び特殊詐欺との違い、県内及び管内の各種詐欺の発生状況、発生事例、被害防止対策、広報活動について説明した。
【質疑】
ATMでの振り込みについて、詐欺被害防止のために何れの機関も決まった限度額を設けているのか。また、被害者は何度かに分けて振り込みをしているのか。
【回答】(刑事第二課長)
各機関の基準については回答できないが、各々で限度額等のフィルターを設けている。振り込みは限度額内で複数回に分けてのものやネットバンキングを使用したものがある。
【質疑】
実在する警察署の電話番号を偽装表示させて警察官になりすまし、現金を騙し取ろうとする特殊詐欺にはどのような対策をとればよいか。
【回答】(生活安全課長)
対策として、冷静に相手の名前を聞き出し、当該警察署に電話を架けなおして、相手が実在するか等を確認することを説明した。
【質疑】
投資詐欺について、若年層や中山間地の居住者の危機感が希薄なように感じるが、「高齢者、都会のこと」という意識があるのではないか。
特殊詐欺、投資詐欺について、地域・年齢別等の統計データがあれば参考としたい。
【回答】(生活安全課長)
特殊詐欺及び投資詐欺被害の年齢別・地域別の傾向について説明し、投資詐欺の被害は利殖願望の強い40~50代の男性に多く、地域別では人口比で東広島市が突出していることを説明した。
【質疑】
酒まつり等のイベントに出店している露店では、暴力団関係者が表立って切り盛りしないケースも多いと聞くが、暴力団等反社会的勢力排除のために、主催者や関係諸機関との連携、具体的対応はどのようにしているか。
【回答】(刑事第二課長)
関係機関とは事前会議から当日の警戒まで問題点や情報の共有を行っており、東広島市の暴力団排除条例により出店の届出に虚偽があれば立件する対応をとっていることを説明した。
【質疑】
小学校等が統合し、必要がなくなった信号機を見かけるが、移動はできないのか。
【回答】(交通課長)
交通環境の変化により交通量が減少した箇所については、他の対策で代替が可能か検討した上で撤去の判断をすると定められており、信号機の新設は財政的に困難になっていることから、必要性の低下した信号機を撤去し、必要な場所に移設していることを説明した。
警務課長から、
通知した。
【質疑】
詐欺メールを送った段階で取り締まれるよう法律改正の動きはないのか。
【回答】(刑事第二課長)
当メールが詐欺であると認定することが困難であることもあり、詐欺の準備行為については法改正が進んでいない状況であることを説明した。
【質疑】
事業所(法人)に対するアルコール検知器を用いてのアルコールチェックの義務化は開始されているのか。
【回答】(交通課長)
昨年12月から開始されており、事業所で使用する車両が5台以上の安全運転管理者が選任される事業所が対象となることを説明した。