令和6年11月6日
委員 9名
警察 11名
会長から、会議出席に対する謝辞を述べられた後、「関東で強盗事件等が頻発していることは東広島市民にも大きな恐怖となっており、SNS型投資・ロマンス詐欺も後を絶たない状況である。協議委員としても地域の安全安心のために何ができるか改めて考えたい。」旨挨拶されました。
署長から、「犯罪の発生件数は増加傾向にあり、今年もその傾向は強まっています。SNS型投資・ロマンス詐欺の被害が進んでいたが、加えて旧来の特殊詐欺も増加しています。闇バイトによる強盗事件等の多発により、当署管内でも不審者情報や相談も多く寄せられており、多様な警察事象に適切に対処し、県民の期待に応えるため、個々の情勢に応じた柔軟かつ集中的な警察力の運用により不安解消に努めていきます。」旨を述べました。
県内及び当署管内のSNS型投資・ロマンス詐欺の発生状況と発生事例について説明しました。
当署が独自に実施予定である「BCAPS」~金融機関・コンビニ・警察相互支援制度~について実施内容、要領等を説明しました。
【質疑】
警察官の巡回はコンビニでの少年い集防止に対しても効果があるものと思われるが、時間帯を考慮して対応してもらえるのか。
【回答】(生活安全課長)
各店舗のニーズに応じて対応していきます。
県内及び当署管内の交通事故の発生状況及び当署管内発生の人傷事故の分析結果、交通死亡事故の概要を説明しました。
広島県警察速度管理指針及び当署の速度取締り重点等について説明しました。
【質疑】
令和7年1月1日からの交番・駐在所の連絡先統一について、高齢者の方は音声案内に慣れていないので難しいのではないかと思う。サロン等で事前にしっかり教えてあげてほしい。広報等の対応についてお聞きしたい。
【回答】(警務課長)
県警ホームページ等による広報の他、広報チラシを各交番等に掲示し、巡回連絡時の配布も行っています。今後、ミニ広報紙にも掲載予定であり、分かりやすい広報を進めていきます。また、利点として連絡先が統一されることにより、交番等が不在の場合にも警察署で対応が可能となり、用件の重複聴取もなくなります。
【質疑】
ごみ収集所に出されているアルミ缶や段ボール、粗大ごみ(鉄類等)を持っていく人がいるが、犯罪になるのか。家庭や個人から出されたごみの所有者は誰になるのか。
【回答】(生活安全課長)
特段の定めがない限り出されたごみは無主物となりますが、東広島市は条例で資源ごみの持ち去りを禁止しており、所有者としては市となります。
【質疑】
場所(店舗)により変わると思うが、だいたいどのくらいの頻度でコンビニ等へ巡回するのか。時間帯も決まっているのか。
【回答】(生活安全課長)
巡回頻度について、想定では1店舗あたり一か月に数回程度であり、巡回表の交換やミニ広報紙の配布等があるため、週に1回程度と予想しています。巡回の時間帯については、時間を定めることなく実施することとしています。
【質疑】
クリップボードの掲示位置はお客さんから見える位置となるのか。
【回答】(生活安全課長)
警察官が巡回していることを広報するためにお客さんから視認可能な位置への掲示をお願いします。
【質疑】
東広島市でも不審者の訪問など強盗の下見ではないかと思われる事案が発生していると聞いたが実際にはどうなのか。
【回答】(生活安全課長)
強盗の下見か否か、関連性は不明です。山口県内において強盗予備事件の発生があったところであり、東広島市内においても引き続き警戒していきます。