令和６年度　第２回　広島中央警察署協議会

開催日時

令和６年10月23日（水曜日）午後３時から午後５時まで

出席者

協議会　会長以下11人
警察署　署長以下19人​​

会議内容

会長挨拶

　本日は、お忙しい中委員の皆様におかれましては、出席していただきありがとうござします。
　また、警察の方も、選挙期間中でお忙しく、大変なところ、出席していただきありがとうございます。
　わかりやすい説明をよろしくお願いします。

署長挨拶

　委員の皆様におかれましては、お忙しい中、令和６年度第２回の広島中央警察署協議会にご出席いただき誠にありがとうございます。
　当署においては、刑法犯認知件数、交通事故件数は増加し、交通死亡事故は３件発生し、県内でも一番忙しい署となります。
　警察組織の中にいると、考え方や言葉遣いが偏りがちではありますが、一般の方々の率直な意見をいただき、業務の見直しをしていくことが必要となります。
　遠慮なく、思った意見を仰っていただき、今後の警察業務に反映したいと考えていますので、よろしくお願いいたします。

報告事項

管内の犯罪情勢について（生活安全課長、少年育成官）

1. 説明資料を配付し、令和６年９月末時点の管内の刑法犯認知件数を包括罪種別、不安に感じる犯罪の罪種別、交番別に分け、それぞれ前年同期と比較して報告、あわせて特殊詐欺認知状況、SNS型投資詐欺及びSNS型ロマンス詐欺の説明を行いました。
2. 少年育成官が、パワーポイントを使用し、最近の少年非行状況と立ち直り支援について説明を行いました。

管内の交通情勢について（交通第一課長）

報告内容

　令和６年９月末時点の管内の交通事故発生状況（人傷事故件数、負傷者数、死亡事故の概要等）をパワーポイントを使用し、発生した事故の特徴（高齢者が関係する事故、自転車が関係する事故）等について説明しました。

人身事故件数等（令和６年９月末現在）

　管内及び県内ともに人身事故件数は前年比で減少しているが、物損事故件数は増加しています。
　また、管内の死亡事故は２件発生しており、いずれも吉島交番管内において発生しました。さらに、10月10日、死亡事故が１件発生しています。

委員からの意見、質疑及び当署の回答

会長からの質問、意見

　会長より「外国人観光客の人が、日本人よりも多く信号無視等をしていると感じる。また、路面電車の信号機について、県外の方は理解しているのかと思う。」との意見があり、地域官兼交通官が、「外国人の信号無視については、データはありませんが、感覚として多いと思い、そうした光景を見ることもあります。路面電車の信号機については、車両の運転手が路面電車の信号を見ての事故はなく、信号間違えや勘違いもないと思います。」旨回答した。

　また、会長より「自転車の方が、昼間に本通りアーケードをヘルメットなしで走っていることがある。業者や組織は徹底していると思う。」との意見があり、副署長が、「自転車のヘルメットの着用率は、広島県は下の方に位置しており、自転車事故も多数あり、喫緊の課題となっています。ヘルメットの着用率アップも課題となっており、企業や団体等へ着用依頼し、着用率を向上していくので協力をお願いします。」旨回答した。

副会長からの意見

　副会長より「路面電車の黄色矢印を初めて見る方は混乱するかもしれないので注意喚起して不安をなくしてもらえればと思う。また、自転車のヘルメットの着用について、外国人観光客の方が、ヘルメットを着用していることがあり、事前に旅行代理店等で着用を依頼しているのかもしれないので、日常化のルールを促進できる可能性もあるので参考にして下さい。」との意見があった。

速度取締り指針等について（交通第二課長）

報告内容

　速度取締り指針について説明し、可搬式速度違反自動取締装置（可搬式オービス）の実物を展示しながら説明を行うとともに、地元の道路で「抜け道で速度が速い、通学路で車も多く速度も速い等あれば、情報提供をお願いします。」と協力依頼を行いました。

委員からの意見、質疑及び当署の回答

　委員より「霞庚午線は危ない気がする。御幸橋付近は朝昼車が多いのでスピードは出ていないが、夜間はスピードが出ていると思う。」との意見があり、交通第二課長が、可能な限り対応する旨回答しました。

その他

広島中央署における協力団体と活動内容について

　生活安全課長、地域第三課長、刑事官、交通第一課長から、それぞれ協力団体と活動内容について説明を行いました。

９月23日発生の八丁堀交差点における信号機故障事案とエディオンスタジアムでの試合後の混雑について（交通第一課長）

　パワーポイントを使用し、それぞれ発生及び対応状況、今後の対策について説明を行いました。