令和5年11月13日(月曜日)午後3時30分から午後4時50分まで
広島西警察署
委員 谷川会長以下10人
警察署 野田署長以下14人
昨年12月に西区小河内町の店舗兼住宅で金品が奪われ住人3人が重軽傷を負った事件で、広島西警察署は実行犯と特定した8人全員を逮捕し、また、当該事件を指示したとして、一連の広域強盗事件を「ルフィ」などと名乗って指示したとされる特殊詐欺グループの幹部3人も逮捕したと聞いた。
着実に全容解明へと近づいていることに対し、地域住民の代表である警察署協議会として、この場を借りて厚くお礼を申し上げる。
小河内町の強盗事件について、ご本人やそれを支えるご家族の悲しみや苦しみ、将来の不安などを考えると、犯人が捕まっても、被害者にとって事件が解決することは決してない。
警察では、そんな犯罪や交通事故によって悲しむ人を1人でも減らすため、防犯対策や交通事故防止対策を強力に進めていく。
広島西署の優勝を報告
「薬物事犯等の検挙人員」「薬物の種類、作用及び危険性」等について説明
【質疑】
・薬物は簡単に手に入るものなのか。
・「大麻の使用は危険」ということを徹底するようなこともしてもらいたい。
【回答】
・snsの発達で、簡単に手に入る状況になっている。
・高校・中学に出向いて、薬物の危険性や依存性を訴える薬物乱防止教室を行っている。
(刑事第二課長)
築50年を経過した井口交番は、令和5年度中に現地建替を行うこととなり、来年3月中に完成見込み。工事期間中、井口交番勤務員の活動拠点を隣接の草津交番へ移し、これまでどおり井口交番管内において、パトロールや巡回連絡等の地域警察活動に従事していく。
【質疑】
古田台学区は、高須交番と草津交番の管内に分かれており、交番の管轄を学区に合わせるべきという声がある。
【回答】
管轄区域について検討を行う。
〇広島県内
昨年同期比、発生件数、死者数及び負傷者数の全てが増加
〇広島西警察署管内
死者数は減少しているが、発生件数、負傷者数、自転車事故及び物件事故は県全体と同様に増加している。
8月には自転車が絡む2件の重大事故が発生しており、ヘルメット着用に向けた取組を推進していく。
〇速度取締り
当署の取締り重点路線は、市道観音井口線(商工センターのメイン道路)、県道南観音観音線(空港通り)を設定。
〇悪質性・危険性・迷惑性の高い駐車違反の取締り
警察官だけでなく駐車監視員がガイドラインに沿った活動を実施
〇自転車利用者に対する交通指導取締り及び交通安全教育
【質疑】
「ゾーン30」の効果等について
【回答】
全国で整備した「ゾーン30」において、整備前年度の1年間と整備翌年度の1年間における交通事故発生件数を比較したところ、ゾーン内における一定の交通事故抑止効果や自動車の通過速度の抑制効果が認められている。
【質疑】
シニアカートに関する事故等の現状は
【回答】
令和4年中、広島県内において、シニアカーが⽤⽔路や側溝等へ転落・横転した死傷事故が6件発生したが、広島西警察署管内での発生はなし。
シニアカーの通行場所は、(1)歩道、(2)路側帯、(3)道路の右側端となり、歩行者相当の交通ルールに従わなければならない。
【ゾーン30に関連する質疑】
宮島街道から商工センターへ抜ける道路で40キロ規制のところがあり、事故が多いので30キロ規制にならないものか。
【回答】
最優先するべきことは歩行者の安全確保であり、地域住民の意見をしっかり聞きながら対応していく。