令和6年2月19日(月曜日)午後4時から午後5時15分まで
広島西警察署
委員 会長以下11人
警察署 署長以下13人
先日出席した警察署連絡会の報告をさせていただく。
広島西警察署連絡協議会として、大芝小学校の周辺における「ゾーン30」の整備に関する発表をした。
特殊詐欺防止のためのDVD作成等、他の地区の活動を知る上で良い機会となった。引き続き広島西警察署協議会も活発に活動をしていく。
昨年の管内の治安情勢は、特殊詐欺被害額と交通事故死者数は一昨年より減少したものの、刑法犯認知件数及び人傷交通事故発生件数が増加を記録するなど、コロナ禍が収束して人の流れが活発化する中、厳しさが増しているので、本年も引き続き効果的な抑止対策をお願いしたい。
この度私は退職することになった。署長がすぐ交代すると思うかもしれないが、西警察署は西区の安心安全を守ることが第一目標であり、署長が替わっても、その目的はぶれることはないので安心してほしい。
これからも治安維持に取り組んでいくので、ご支援・ご協力をお願いしたい。
昭和62年9月の開庁時と同時に運用が開始され、県内の常設留置施設として運用中の20警察署の中で9番目に新しい施設となる。
〇広島県内
令和5年中の人傷交通事故の発生件数は、発生件数、死者数、負傷者数とも一昨年の令和4年中と比べ増加している。
人傷交通事故の発生件数は4,766件、死者数は78件で+4人となっている。
〇広島西警察署管内
令和5年中、当署管内の人傷交通事故の発生件数は304件で昨年比約1割増加しており、死者数は一昨年比-5人と半減しているが、少ない数字ではないと思っている。
自転車が関係する事故は69件で、4件に1件の割合で発生している。自転車の交通ルールをいかに守らせるかというところに力を入れている。
飲酒運転の違反は一昨年より倍増しており、飲酒運転の撲滅に更に力を入れていく。
物件交通事故については、5,325件発生している。
〇広島西警察署管内における交通死亡事故について
交通死亡事故5件のうち4件が、車両が横断中の歩行者と衝突した事故となる。
横断場所の道路形状は、単路直線が3件、信号のない交差点付近が1件となる。
歩行者シミュレーター「わた郎君」は、条件を設定し、車両が通行する道路を歩行者が横断するのを仮想体験できる。
~ 委員が「わた郎君」を体験 ~
【質疑】
「わた郎君」は新入生や高齢者の交通安全教室で借りることができるか。
【回答】
新入生の交通安全教室は、実際に校庭に横断歩道を作って体験してもらっており、貸出していない。高齢者に対する交通安全教室であれば、少人数であれば効果的と考えている。
【質疑】
最近、車道の端に自転車が通る赤いラインが引いてあるが、何か決まりあるのか。道路の幅が広くないのにラインが引いており、接触しないか心配になる。
【回答】
警察では自転車は車両で車道を通るよう取り組んでいる。赤いラインが引いてあるのは、歩行者と自転車を接触させないためである。
自転車の安全を守るため、自転車を車道と同じ車線を走らせるより、自転車が専用のところを走れる取組を今後も進めていく。
【質疑】
バイクの集団暴走行為が最近増えてきているような気がするが、最近の取締り状況が知りたい。
【回答】
110番通報の数が増えてきている。集団暴走といっても10~20台が走っているという状況はないが1、2台でも積極的に検挙する姿勢でしっかり対応していく。