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令和6年度 第1回 広島西警察署協議会

印刷用ページを表示する掲載日2024年7月23日

開催日時

令和6年7月1日(月曜日)午後4時5分から午後5時15分まで

開催場所

広島西警察署

出席者

委員 会長以下10人
警察署 署長以下14人

開催概要

会長あいさつ

 新体制となりましたが、協議会委員として、地域住民の目線から必要な意見や提言等をさせていただき、署員の皆様と一緒になって、本年度も引き続き、西区の安全と安心が保たれるよう尽力していきたいと考えております。
 本日は、特殊詐欺被害の現状や爆音走行車両への対応等について説明していただく予定となっております。
 各委員の皆さんには忌憚のない意見をいただき、身のある会議となるようお願いしたいと思います。

署長あいさつ

 皆さんは、公安委員会から警察署協議会の委員を委嘱されており、皆さんから頂いたご意見は、警察本部を通じて、公安委員会にも報告させていただいておりますので、忌憚のないご意見をお願いいたします。

 5月末に開催された、県下警察署長会議において、則包本部長から、SNS型投資詐欺の被害防止について、最重要課題として取り組むように指示を受けました。SNS型投資詐欺を重大な治安課題として認識していただき、意見交換の参考にしていただければと思います。

 皆さんの意見は、西区民の安全・安心に責任を負う、当広島西警察署の活動をより良くするものであり、活発な意見交換を期待しております。

議事

SNS型投資詐欺等の現状とオトモポリスの活用について(生活安全課長が説明)

 SNS等の普及により、投資名目で高額の金を騙し取るSNS型投資詐欺、SNSでの交際の継続等を名目に金銭を騙し取るSNS型ロマンス詐欺が全国的に多発しています。

 本年1月から5月末現在のSNS型投資詐欺・ロマンス詐欺の発生件数は、県内150件で、被害額は約19億5千万円と大きな被害が発生しているところです。

 市民の皆さんが被害に遭わないよう市民の財産を守るために幅広い広報を行って被害抑止に努めてまいります。

【質疑】
 特殊詐欺の被害者は高齢者という認識をしていましたが、SNS型投資詐欺等の主な被害者の年齢層を教えてください。

【回答】生活安全課長
 主に、40~60歳代の方々が被害に遭っています。

【質疑】
 オトモポリスは、高齢者にとって使いにくいと思います。高齢者はアプリのインストールがよく分からないので、普及していないのだと思いますが、高齢者に対する説明等について、どのようにお考えでしょうか。

【回答】生活安全課長
 二次元コードからアプリをダウンロードできる画面に入ることができますし、「オトモポリス」と検索してその画面に入ることもできます。
 要請があれば、私どもが出向いて説明させていただきます。

爆音走行車両の交通指導取締りについて(交通課長が説明)

 爆音走行車両に関する110番受理件数は、今年5月末現在、広島県内で782件受理しており、昨年と比べ276件増加しています。広島西署管内では、145件受理しており、昨年に比べプラス75件と大幅に増えている状況です。
 爆音走行車両に対する取締りは、現在、空港通りに特殊車両を配置して、未然防止や整備不良違反等の検挙を行っています。
 今後も、広島県警全体の問題として、しっかり交通指導取締り等を行っていきます。

【質疑】
 空港通りに「特殊車両」を配備しているとのことですが、「特殊車両」とはどのような車両なのでしょうか。

【回答】交通課長
 パトカーです。先週から午後6時台から深夜にかけて空港通りに配置しています。

速度取締りの指針について(交通課長が説明)

 広島西警察署の速度取締りの重点は、市道観音井口線と国道2号線・宮島街道で取締りを重点的に行うこととしています。
 交通事故実態を見ますと、国道2号線・宮島街道が件数的に一番多くなっています。
 重点以外の場所についても、観音空港通りで速度取締りを行っており、爆音走行車両の取締りと併せた取組を行っています。

地域防災アプリの紹介について(警備課長が説明)

 広島市が開発したアプリで、今いる場所の付近の避難所が標示され、避難所への誘導経路が出るようになっているなど、便利なアプリと思います。自宅近くの避難所は、意外と把握していないものなので、これ見るとすぐ分かり、便利なアプリと思います。

質疑・応答

【質疑】
 交通規制について、近年の見直しの傾向、手続等について教示してほしい。

【回答】交通課長
 令和5年中、広島西警察署は、約5,100件ある交通規制のうち、改正・廃止を約50件実施しましたが、見直しが進んでいないと感じており、力を入れて見直しをしているところです。
 当署では、特に一時停止、自転車横断帯、横断歩道の廃止を主に見直しているところです。
 交通規制の流れですが、広島県公安委員会が行っている交通規制なので、改正・廃止は、多くの行程を踏みながら行っているところです。
 重要なポイントは、現場調査を徹底して行うことです。
 また、現場を見るだけでなく関係機関・団体、企業、地域の自治会や住民等から、しっかり意見聴取した上で行っています。

【質疑】
 トラック等の事業車両の常態化した駐車問題について

【回答】交通課長
 特に問題となっているのは、キャリアカーが道路に駐めて車を荷卸ししていることで、そのような相談や質疑があれば、敷地内に入れて車の荷卸しをするようお願いしています。
 どうしても道路上で荷卸ししたい場合は、道路使用許可や駐車許可で対応するよう説明しています。

【質疑】
 草津保育園の前の横断歩道がなくなった理由について

【回答】交通課長
 交通規制の基準に合致しないことから、見直しをしています。
 全ての規制において、警察庁から交通規制基準が示されており、保育園前の横断歩道については、その基準に合致していないことから、廃止させていただきました。
 横断歩道の交通規制基準は、横断歩道と横断歩道の間隔が、約100メートル以上となっており、保育園前の横断歩道の南側にある横断歩道までは約50メートルの間隔しかなく、横断歩行者が待つ場所のスペースもないため、廃止としました。

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