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令和6年度 第1回 世羅警察署協議会

印刷用ページを表示する掲載日2024年8月5日

開催日時

令和6年6月20日(木曜日)午後3時30分から午後5時まで

開催場所

世羅警察署

出席者

協議会 会長以下5名
警察署 署長以下6名

会議要旨

会長挨拶

 世羅町内も多くの観光客でにぎわっており、大変嬉しいところではあるが、残念なことに、昨年の9月に引き続き4月に死亡事故が発生している。
 協議会の場で意見を出し合い警察署と町民が一緒になり安全で安心な町をつくっていかなければならない。

署長挨拶

 新体制から3か月が経過し、管内実態も把握でき警察署運営上の課題も見つかっています。またロマンス詐欺、投資詐欺、交通死亡事故抑止活動、豪雨災害対策、テロ抑止対策等やらなければならないことがたくさんあると感じています。
 警察官採用試験の競争率が年々低下しており、将来を担う若手も減っていくと、警察組織自体を維持することも難しくなり、治安の維持という責務を果たすことが困難になると危機感をいだいています。
 忌憚のないご意見とご提言をいただき、引き続き「目指そう!安全・安心な日本一のふるさと世羅町」を合言葉により良い警察の運営に関して、意見をいただければと思います。

業務推進状況の説明

  1. 生活安全刑事課関係
  2. 地域交通課関係

諮問事項答申への回答

【意見】委員
 速度取締りについて国道432号線の取締りは午後の方が効果的に思われる。

【回答】地域交通課長
 人傷事故と物損事故の発生状況から、国道432号線と国道184号線の交通事故発生時間帯を広報しているが、これ以外の時間はやらないというものではなく、弾力的に速度取締りを行っています。

【意見】委員
 「路線別危険認知速度人傷事故発生状況」を見ると事故の発生原因が、速度50キロ以下が多くなっているため、速度超過以外への方策が必要と思われる。

【回答】地域交通課長
 交通事故が交差点で多く発生しているため、当署では速度取締りに加えて一時停止違反に力を入れています。また、歩行者妨害、チャイルドシート、シートベルト等の違反にも力を入れています。

【意見】委員
 30キロ規制の町道(今高野通り)で高速で走行する車両がおり危険です。

【回答】地域交通課長
 現地を確認し、今年度の予算で標識表示を新たに設置、表示の塗り直し等を計画するのと併せて、パトロールを強化し、指導取締りを行います。

【意見】委員
 広報せら掲載の「世羅警察署だより」に一言加えてみてはどうか。

【回答】地域交通課長
 警察署の話題を「お知らせ」という形でタイムリーに発信できればと考えています。

【質疑】委員
 路線別の危険認知速度別人傷事故発生状況について、農免道の分析結果がゼロなのはどうしてか。

【回答】地域交通課長
 単純に人傷事故の取扱いがないためです。

【質疑】委員
 スピード違反をした方の速度超過の理由は何か。

【回答】地域交通課長
 急いでいたというのが主な理由ですが、当署管内は道路形状や見通しが良く、交通量が少ないため、速度が出やすい環境であることも理由の1つと考えられます。

【質疑】委員
 速度取締りを色々な箇所でする方が効果的であると思うがいかがか。

【回答】地域交通課長
 弾力的に色々な箇所でやるようにしています。ただ、取締り場所は、警察官が安全に活動できる場所というのが大前提で、どこでもできるというわけではありません。

【意見】委員
 速度取締り路線の標識を設置して通行する人に認識してもらってはどうか。

【回答】地域交通課長
 現時点警察署で設置するということはありません。色々な場所で取締りをすることによりドライバーに緊張感を保持してもらえたらと考えています。

【意見】委員
 横断歩道のところに横断歩行者がいるのがよく分からないことがあるので、歩行者がいることが分かるように電気がつくような対策をしてほしい。

【質疑】地域交通課長
 横断歩道の前には、道路にひし形の表示があるので、運転者の方はそれを確認しながら運転し、また歩行者の方には反射材の使用、横断時には手を挙げる等の交通安全教育を推進してまいります。

【意見】委員
 世羅町西上原から赤屋に通じる道路で高速で走行する車両が多く危険であり、注意喚起してほしい。

【質疑】地域交通課長
 赤色灯をつけてパトロールを強化しています。
 高速で走行する車両を見掛けた時は、110番通報するようにお願いします。

【意見】委員
 道路の白線等の塗装が薄くなっている箇所が非常に多く危険である。

【回答】地域交通課長
 2年に1回道路管理者と警察で要望があった箇所について全部確認し検討しています。道路の白線が消えているのを警察が把握した場合は、県や国等の道路管理者へ情報共有しています。

意見要望、質疑応答等

【意見】質疑
 軽犯罪法違反の野焼きで検挙にまで至ったのはどのようなケースか。

【回答】地域交通課長
 延焼した場合や火災につながった場合等です。
 家庭用のゴミなどを燃やしてしまうと、廃棄物の処理及び清掃に関する法律違反になることもあります。

備考

令和6年度第2回警察署協議会は令和6年10月を予定しています。

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