ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

令和6年度 第2回 庄原警察署協議会

印刷用ページを表示する掲載日2024年10月10日

開催日時

令和6年9月25日(水曜日)午後3時から午後5時までの間

開催場所

庄原警察署

出席者

協議会委員
 会長以下7名
警察署
 署長以下10名

会議内容

会長あいさつ

署長あいさつ

報告事項

庄原警察署管内における治安情勢について(生活安全刑事課長)

 令和6年8月末における、庄原市の刑法犯認知状況を説明して総数が前年同期と比較して増加していること、特殊詐欺認知件数が前年同期と比較して減少していることを報告しました。
 委員からは、SNS型投資詐欺被害に遭う原因について質疑があり、生活安全刑事課長から、インターネット上に溢れている甘言等の誘い文句につられて被害に遭うため、一旦冷静になって誰かに相談することが重要であることについて説明しました。

庄原警察署管内における交通情勢等について(交通課交通総務係長)

 令和6年8月末における、庄原市の交通情勢を説明し、本年中の交通死亡事故件数のほか、庄原市内で発生する物損事故の特徴等や自転車の法令違反厳罰化について報告しました。
 委員からは、道路環境整備の具体的事例、交差点の信号規制により交通事故が減少した具体的事例、自転車の法令違反に関する反復性について質疑があり、交通総務係長から、道路環境整備についてはセンターラインや車道外側線等の更新作業等を、交差点の具体的事例については統計上判別困難であるも庄原市内での交通事故多発交差点の例示を、自転車運転者の講習制度のうち一定の違反行為(危険行為)を3年以内に2回以上反復して行った者に都道府県公安委員会が講習の受講を命じることをそれぞれ説明しました。
 また、統計上の数値から、交通事故が多発する時間帯等の積極的な広報の必要性についての意見がありました。

自動音声案内の開始について(次長)

 広島県警察における自動音声案内の導入に向けて、導入理由や自動音声案内の概要等のほか、庄原警察署では本年10月17日から導入予定であることを説明しました。
 委員からは、自動音声案内導入に係る周知状況について質疑があり、次長からは、報道発表や県警ホームページでの周知のほか、ミニ広報誌への掲載や、住民告知放送及び県警メールマガジンでの周知も併せて実施予定であることを説明しました。

事前質問に対する回答

夜間走行の安全運転について(委員)

【回答】交通課交通総務係長
 原則、夜間はハイビーム走行が基本ですが例外があります。
 他の車両等と行き違う場合や他の車両等の直後を進行する場合で他の車両等の交通を妨げるおそれがあるときは、ロービームに切り替えて走行をお願いします。
 また高速道路では、前に車両がいなければ、ハイビームにして、落下物や交通事故等により停止した車を少しでも早く発見するようにして交通事故の未然防止に努めてください。

ウインカー・ハザードランプの適切な使用について(委員)

【回答】交通課交通総務係長
 追越し禁止場所での追越し行為は、禁止されています。
 追越しとは、「進路変更」「追いついた前車の側方を通過」「前車の前方に出る」という一連の行為をいいます。
 よって、追越し禁止車線において前方車両が減速して道を譲ってくれた場合においても、進路変更、側方通過、前方進出を行えば、追越しとなり、禁止行為に該当します。
 また合図の方法に関しては、一般的に停車するときの合図は「制動灯」、左折するときの合図が「左側の方向指示器」ですので、いわゆるハザードランプは、「夜間、道路に停車し、又は駐車するとき」に点灯することとされています。

県立広島大学付近の交差点の状況について(委員)

【回答】交通課交通総務係長
 まず、優先道路につきましては、道路標識等により「優先道路」と指定した道路及び交差点においても中央線又は車両通行帯を連続して設けてある道路とされております。
 また、道路の幅員が明らかに広いものであるときも進行妨害が禁止されております。
 御質問の場所につきましては、公安委員会による「優先道路」の指定はなく、道路の幅員は明らかに広いものであるとは言えず、本来あるべき中央線が判別困難であることが確認できていることと、中央線の引き直しについては道路管理者に対して既に情報提供を実施しています。

比和町木屋原交差点の信号機運用について(委員)

【回答】交通課交通総務係長
 信号機のサイクルが実態と合っていない場合、主道路、従道路の交通量の実態を調査して、秒数の変更、夜間早朝の閃光運用の開始終了時間の変更等を警察本部担当課に要望したいと思います。

大麻問題について(委員)

【回答】生活安全刑事課長
 まず、どのような経路で大麻が広がるかについては、スマートフォン・パソコン等インターネットを利用した経路、暴力団等による販売、知人等からの勧め、合法を謳った大麻関連商品販売店が一例として挙げられます。
 また、家庭でできる予防策としては、インターネット上にあふれた情報が、すべて正しい訳ではないことをよく理解した上で、都合のいい情報ばかりを得ることなく客観的に判断して正しい知識を身につけることが重要です。
 都市部及び過疎部を問わず、既に身近なところに大麻は潜んでおり、過疎部でも大麻を栽培している者もいるため、他人に流されない強い気持ち、危険な物事に近付かないことが大切です。

詐欺被害の防止について(委員)

【回答】生活安全刑事課長
 まずは手口の特徴として、考える時間を与えないようにしていること、頭を「真っ白」にさせようとすること、最終的にお金の話になることを御理解ください。
 また防止策として、一呼吸置き、登録番号以外からの着信やお金が絡む話は疑うようにして、最新のニュースをチェックしながら最新の手口を把握することが挙げられます。

委員からの質疑・意見等

 委員からは、次回の庄原警察署協議会における視察候補先についての意見があったため、候補先を選定して調査する旨説明しました。

みなさんの声を聞かせてください

満足度 この記事の内容に満足はできましたか? 
容易度 この記事は容易に見つけられましたか?