4-2安全・安心まちづくりのポイント
印刷用ページを表示する掲載日2011年12月1日
モデル事業を振りかえって、有効であったと認められる点は、単なる防犯活動という捉え方ではなく、地域のまちづくり、とりわけ、誰もが願っている“安全なまちづくり”という位置づけを行ったこと により、区役所、警察をはじめ、防犯以外のボランティアなど多くの区民の理解と協力が得られました。
次に、これまでの行政や警察主導で進める考え方を払拭し、多少時間がかかっても各部会で責任を持って最後まで事業を進めていくようにしたこと により、部会のメンバーが主体的に動くようになりました。
また、部会など会議のほとんどが夜間、行事の多くが休日でしたが、部会員をはじめ、区役所・警察職員も必ず、各部会や行事に参加して、一緒に汗を流したこと により、人間関係がより強固となり、多少の無理も聞きあえる間柄になりました。
最後に、活動の経過や結果、犯罪の発生状況などをメンバーや区民へ定期的にフィードバックしたこと により、区民のために活動しているという充実感・達成感を味わったり、逆に改善に向けたヒントを得たりすることもできました。