自転車交通ルール｜Q&A

　傘を差す、物を持つ等視野を妨げ、又は安定を失うおそれのある方法で、大型自動二輪車、普通自動二輪車、原動機付自転車又は自転車を運転しないこと。

　（広島県道路交通法施行細則第１０条第４号）

本細則に関するよくある質問　

1. 自転車に傘を固定させる器具を取り付けて、傘を差した場合は？
2. 傘を差す、物を持つ等視野を妨げ、安定を失うおそれのある方法で運転した人は、すぐに取締まられるのですか？
3. 検挙された場合の罰金はどうなるのですか。
4. 手に障害等があり、両手でハンドルを持つことができない場合はどうなるのですか？

メイフﾟル君

Ｑ１：自転車に傘を固定させる器具を取り付けて、傘を差した場合は？

　傘を自転車に固定して運転することは、使用する環境や方法によっては、視野が妨げられたり、安定を失うおそれのある方法となり得るため、本規定に抵触する可能性があります。
　また、傘が歩行者に接触するなどの危険な状況が認められた場合は、安全運転の義務を定めた道路交通法第70条などの違反に抵触する可能性があります。

Ｑ２：傘を差す、物を持つ等視野を妨げ、安定を失うおそれのある方法で運転した人は、すぐに取締まられるのですか？

　まず、自転車利用者の皆様が、このルールを守っていただくことが第一です。
　警察では、基本的には指導警告を行うこととしておりますが、悪質・危険性の高いものは、直ちに検挙する場合もあります。

Ｑ３：検挙された場合の罰金はどうなるのですか？

　５万円以下の罰金が科せられることになっています。

Ｑ４：手に障害等があり、両手でハンドルを持つことができない場合はどうなるのですか？

　今回の改正の趣旨からすると違反とはなりませんが、安全な運転に心掛け、交通事故に遭わないようにしてください。