地域交通安全活動推進委員の活動
地域交通安全活動推進委員とは
地域交通安全活動推進委員制度は、平成2年の道路交通法の一部改正により設けられ、平成3年1月から全国でスタートしました。
地域における交通問題を解決するためには、地域住民の皆様のご理解とご協力を得て地域ぐるみで取り組むことが重要です。
そこで、地域における道路交通に関するモラルを向上させ、交通安全の確保について住民の理解を深めるための諸活動のリーダーとして活躍していただくボランティアの方々に法律上の資格を付与し、その活動の促進を図るために設けられたものです。
地域交通安全活動推進委員は、警察署長の推薦により公安委員会が委嘱する非常勤の特別職の地方公務員で、身分証明証を携帯しているほか、帽子、腕章、標章(バッジ)、ベストを着用しています。
<活動時における地域交通安全活動推進委員の服装>
R5.4.1時点で広島県内で419人の方が、地域交通安全活動推進委員として活動中です。
地域交通安全活動推進委員の活動内容
地域交通安全活動推進委員の活動内容
(1) 適正な交通の方法及び交通事故防止について住民の理解を深めるための住民に対する交通安全教育
活動事例
- 町内会や老人クラブの会合に出向いて、交通安全指導
- 幼稚園や小学校での交通安全指導
(2) 高齢者,障害者その他その通行に支障のある者の通行の安全を確保するための方法について住民の理解を深めるための運動の推進
活動事例
- 高齢者や障害者が、歩行者として又は自転車や電動車いす等を利用して道路を通行している場合に、周囲の者が進路を譲る等の配慮についての啓発活動
- 高齢運転者標識、障害者標識又は聴覚障害者標識を表示する自動車に対する保護や配慮についての啓発活動
(3) 道路における適正な車両の駐車及び道路の使用方法について住民の理解を深めるための運動の推進
活動事例
- 自治体や防犯ボランティアと連携した違法駐車追放キャンペーン
- 道路上に物を置く、道路不正使用に対する指導
(4) 自転車の適正な通行の方法について住民の理解を深めるための運動の推進
活動事例
- 自転車利用者に対する街頭指導啓発
- 自転車の通行ルール等に関するチラシの配布
(5) 地域における交通の安全と円滑に資するための次の活動
【交通安全広報啓発活動】
活動事例
- 高齢者世帯訪問指導
- 交通安全運動での街頭キャンペーン参加
【協力要請活動】
活動事例
- 各種行事主催者に対し、臨時駐車場の設置、案内板の設置等、自主的な交通対策を講ずるよう働きかける
【相談・助言活動】
活動事例
- 地域における交通規制、信号機の設置等に関して、住民の相談に応じる
【協力・援助活動】
活動事例
- 祭りの開催に伴い、駐車車両の誘導を実施
【実地調査活動】
活動事例
- 老人クラブの活動に参加し、ヒヤリ地図を作成
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地域交通安全活動推進委員の皆様へ
活動に際しては自らが交通事故に遭わない,起こさせないため
- 車両の前に立たない
- 車道に出ない
- 無理に車両を停止させない
ことなどにご注意ください。
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