住まいの防犯対策
みなさんは、「自分の家に強盗やドロボウが入るなんてあり得ない!」「我が家はお金持ちじゃないから大丈夫!」なんて思っていませんか?
「私が被害に遭うことなんてないから大丈夫!」なんて油断しないで、この機会に、安心のよりどころであり、安らぎの場である”我が家の防犯対策”を見直し、犯罪に遭いにくい環境を作っていきましょう!
空き巣などの侵入窃盗対策
侵入窃盗の被害の約半数は住宅を対象としたもので、そのうち「戸建て住宅」への侵入は約7割を占めています。
侵入口は窓、表出入口が約7割で、そのうち約4割は鍵のかかっていない場所からの侵入でした。
←侵入窃盗の現状はこちら
こんな家が狙われている!!
- 玄関周辺などに鍵を置いている
ドロボウは、郵便受けや植木鉢など、よくある鍵の隠し場所を知っています。屋外には合鍵を絶対に置かないようにしましょう。
- 勝手口はいつも鍵をかけていない
「勝手口や裏口は大丈夫。と思い込んでいませんか?ドロボウは鍵のかかっていない場所を探しています。
- 寝るときに窓が開けっぱなし
ドロボウは、鍵のかかっていない窓からも入ってきます。寝る前には窓の鍵をよく確認しましょう。
- 2階の窓を開けっぱなし
ドロボウは「2階までは登ってこないだろう」と思っていませんか?
ドロボウは足場をつたい、上階に登ります。1階だけではなく、上階の窓にも必ず鍵をかけましょう。
- 足場になるようなものを置いたまま
脚立やポリバケツ等はドロボウに侵入の足場にされてしまう可能性があります。
庭に足場になる可能性のあるものは置かないようにしましょう。
- 新聞が溜まっている
新聞が郵便受けに溜まっているとドロボウに留守であることが悟られてしまいます。
長期間留守にする時は、新聞の配達を止めてもらうように手配しましょう。
ドロボウが嫌がる!こんな対策が有効です
- ドアや窓に補助錠を取り付ける
1つのドアに錠が2つ以上ついていると、侵入に時間を要するため、ドロボウは嫌がります。
- 窓に防犯フィルムをはり付ける
ウィンドウフィルムを窓ガラス全面にはり付けて防犯効果を高めましょう。
- センサー付きライトを設置する
人の動きを感知してライトが点灯するセンサー付きライトを、死角になる場所に設置すると効果的です。
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カメラ付きインターホンを設置する
訪問者を屋内から確認することができ、インターホン越しに対応できるので有効です。
- 庭先に砂利を敷く
侵入されても敷地内を歩くと音が鳴るため泥棒は嫌がります。
- Cp部品に交換する
Cp(Crime Prevetion)部品とは、平成14年11月に警察庁等関係省庁と民間団体が結成した「官民合同会議」において工具等を使用した試験を実施し、一定の防犯性能があると認定された建物部品(ドア・ガラス・サッシ・錠・シャッター・ウィンドウフィルム等)です。
▼ 「防犯チェックシート」で自宅の防犯対策をチェックしてみましょう!
住まいの防犯対策 (PDFファイル)(7.38MB)
▼ 今すぐできる住まいの防犯対策(公益財団法人 全国防犯協会連合会)
※この冊子データを掲載などで活用の際は、全国防犯協会連合会ホームページの「冊子データ使用上の注意点」をご確認ください。
今すぐできる住まいの防犯対策 (PDFファイル)(2.4MB)
▼侵入窃盗被害防止広報啓発チラシ(日本ロックセキュリティ協同組合)
配達員を装うなどの強盗から身を守ろう
~ 来訪者への対応について
犯人と対面しないことが重要です。
年配の方はもちろん、お留守番をするお子さんにも、来訪者への対応方法をしっかりと伝えておきましょう!
すぐにドアを開けないで!
まずは、インターホンやドアスコープで相手を確認しましょう!
ドアを開けるときは・・
在宅中でも、玄関や窓のカギは確実に閉めておきましょう!
そして、ドアを開けるときはドアチェーンやドアガードを付けたまま開けるようにしましょう!
宅配を利用する際は、「置き配」を活用しましょう!
配達員へは、インターホンやドア越しに「『置き配』を希望する」ことを配達員に伝えてみましょう!
置き配以外にも『宅配ロッカー』や『コンビニ受け取り』を利用する方法があります。宅配業者に確認してみましょう。
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クリックすると警察庁のホームページ「宅配事業者と連携した防犯対策」ページに移動します。
ぜひご確認を!
また、インターホンやドア越しに、配達員に対して「誰から誰へ送られてきた荷物なのか」を確認したり、配達員が会社の制服を着用しているかどうか、社員証の提示に応じてくれるか等を確認したりして、本物の配達員かどうかをしっかりと見分けましょう。
不審な電話には出ないのが一番! 自宅の”固定電話対策”をしよう!
~ 「防犯機能付き電話」の設置を検討しましょう!
強盗犯人が犯行前、目を付けた家に電話をかけ、名前や住所、在宅時間や同居家族、現金の保管状況等を聞き出す手口が確認されています。
不審な電話には出ないのが一番!
自宅の固定電話を「非通知着信拒否」や「常時留守番電話」にしておき、電話の相手を確かめてから応じるようにしましょう!
自宅の固定電話を「防犯機能付き電話」に交換するのも、被害防止に有効です。
「防犯機能付き電話」は、特殊詐欺の被害防止にも役立つのでオススメ!です。
←詳しくはこちらから
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~ あなたとあなたの大切な人を守ります
夜道のひとり歩きなど、不安なときは、広島県警安全安心アプリ「オトモポリス」の防犯ブザー画面を開いておき、いつでも鳴らせるようにしておけば安心です。
また、オトモポリスで最新の情報をチェックしておきましょう!