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長期使用製品安全点検・表示制度について

印刷用ページを表示する掲載日2020年5月7日

<長期使用製品安全点検制度>

 長期に使用することによって,重大な事故に発生する恐れのある製品(9品目)は購入後,一定の期間を経過すると,安全点検をするよう義務付けられています。(消費者には,購入時に製品に備え付けの「所有票」をメーカー等に送る「ユーザー登録」の必要があります。)

 「9品目」とは → 

 屋内式ガス瞬間湯沸器(都市ガス用/LPガス用),  屋内式ガスふろがま(都市ガス用/LPガス用),  石油給湯機,  石油ふろがま,  密閉燃焼式(いわゆる「FF式」)石油温風暖房機,  ビルトイン式電気食器洗機(キッチンに備え付けのもの),  浴室用電気乾燥機 (H30.2現在)

イラスト(経済産業省のパンフレットより)
 屋内式ガス瞬間湯沸器

屋内式ガスふろがまの画像

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「都市ガス用」と
「プロパン(LP)ガス用」
それぞれで「1品目」と
カウントします。

石油給湯機の画像

石油ふろがまの画像

FF式石油温風暖房機の画像

ピルトイン式電気食器洗機の画像

浴室用電気乾燥機の画像

<長期使用製品安全表示制度>

 先ほどの9品目ほど事故の確率は低いものの,使用期間が長くなることで火災などの重大事故が発生する恐れのある製品(5品目)には,それぞれの製品の設計上の標準使用期間を過ぎることにより,部品が劣化し事故に繋がる可能性があることを表示することが,義務付けられました。

 「5品目」とは → 

 扇風機, エアコン, 換気扇, 洗濯機, ブラウン管テレビ (平成30年2月現在)

 節電対策に扇風機を考えている方,特に古い扇風機を使われる方は注意してください。

扇風機のイラスト

 食品の「賞味期限」は気にするのに,製品の「寿命」では「使えるうちはいいや」といささか「無頓着」な傾向があります。

 たとえ新品のときは問題なくても,長く使用するうちに部品の劣化(経年劣化)やスス・ほこりの蓄積によって,思わぬ事故(例えば,火災や一酸化炭素中毒)が起こる場合があります。
 もし,長く使っている家電製品や湯沸器などで異常が感じられたら,直ちに使用を止め,購入店やメーカーなどに連絡しましょう。

 ただし,点検商法にはご用心! ⇒ 国の新しい制度を口実にした、石油給湯機の点検商法!(国民生活センター)

制度について詳しく知りたい方は

経済産業省 製品安全ガイド」をご覧ください。

製品安全ガイド1

製品安全ガイド2

 もし,「とっつきにくい」と思う方は,「政府インターネットテレビ(H23.3.17)」の解説が分かり易いのでご参考にしてください。

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