最近では、住まいづくりを検討される方の中で、リフォームの人気が高まってきています。
そんな中、気になってくるのは、リフォームの工事費や活用できる補助金の有無など・・・
たくさん不安なことがあると思いますが、これから住まいづくりを検討される方々の疑問を一つでも解消できれば幸いです。
リフォームとリノベーションに厳密な定義や線引きはありません。
しかし、最近では、一般的に「リフォーム」は老朽化した建物を建築当初の性能に戻すことを指し、クロスや床の張り替えなどの小規模な工事や、設備の取り替え、外壁の塗り替えなどが主な工事内容となってきています。
一方、「リノベーション」では住まい全体を一新して、性能を新築状態よりも高めたり、建物に新たな付加価値を与えたりするような、大規模な工事を指すことが多くなってきています。
リフォームがマイナスの状態からゼロにする工事なのに対して、リノベーションは、住宅に新たな価値プラスにするようなイメージです。
リノベーション工事の内容には、建物を骨組みだけのスケルトン状態にして行う間取りの変更や、水回りの配管移動などがあります。
ふだん、あまり使わないサービスは、そのサービスの金額が高いのか安いのかの判断がしにくいと思います。その一例が、「リフォーム」ではないでしょうか。自分の家の状況と全く同じ事例を探すのは難しいですし、リフォームの専門家である業者さんに言われるがまま……ということもしばしば。
最近では資材や人件費の高騰など、相場が大きく変動してきており、見通しが立ちにくい状況となっています。
そのような中、やって良かったと思えるリフォームを実現するためには、明確な見積りを複数の事業者さんに出してもらう事がとても大切です。
その上で、不明な点は納得がいくまで確認しましょう。
これらのポイントは是非チェックしておいて下さい。
工事の内容によって税金の控除や補助金を受けられる場合があります。
支援制度は「補助制度」「減税制度」「融資制度」の大きく3つに分かれます。
どの制度を活用するか着工前に事業者さんとよく相談し、申請時期などを踏まえた計画をたてることが大切です。
広島県では、地震による住宅の倒壊等の被害を防止するため、耐震改修に係る費用の一部を補助する制度を各市町とともに創設しています。耐震化に関する工事であれば、リフォームに併せた耐震改修、建て替えなどにも利用できますので、まずはご相談ください。
現在、最大100万円の補助金を受け取れる制度を創設し運用している市町は、下記の8市町となっています。
1981年(昭和56年)5月31日以前【旧耐震基準】に建築された木造2階建て戸建て住宅を、リフォームに併せた耐震改修や建て替え、解体をお考えの方は、以下の担当課にお問い合わせ、またはホームページをご覧ください。
市町名 | 担当課[電話] | HP |
---|---|---|
広島市 | 住宅政策課[082-504-2292] | |
呉市 | 建築指導課[0823-25-3513] | |
竹原市 | 都市整備課[0846-22-7749] | |
三原市 | 建築指導課[0848-67-6122] | |
尾道市 | 建築課[0848-38-9245] | |
福山市 | 建築指導課[084-928-1103] | |
府中市 | 都市デザイン課[0847-43-7156] | |
庄原市 | 都市整備課[0824-73-1151] | |
大竹市 | 都市計画課[0827-59-2168] | |
廿日市市 | 建築指導課[0829-30-9191] | |
海田町 | 建設課[082-823-9209] | |
坂町 | 都市計画課[082-820-1513] | |
神石高原町 | 建設課[0847-89-3338] |
※ 補助事業の実施状況及び詳細は、住宅の所在する各市町へお問い合わせください。