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ひろしま気候変動適応センターについて

印刷用ページを表示する掲載日2024年4月1日

ひろしま気候変動適応センターについて

 ひろしま気候変動適応センターは,地域における気候変動影響や適応に関する情報を収集,整理,分析し,県内の皆様に提供します。

 

🔷業務内容

○県内の気候変動の影響や適応に関する情報の収集・整理・分析
○事業者や県民等への情報提供
○地域適応計画の策定や適応の推進のための技術的助言
○国立環境研究所気候変動適応センターや関係機関等との情報共有

棚田(写真提供:広島県) 

本センターでは,上記の業務を通じて,県内の市町や事業者,県民の皆様それぞれの,気候変動適応に関する取組の促進を目指しています。その一例として,「ひろしま気候変動適応セミナー」を実施しています。事業者の皆様を始め県民の皆様にも参加して頂けます。また,ホームページから広島県の気温の変化や大雨の予測,コメの収量予測等々,様々な『気候変動に関する情報』や『適応策に関する情報』の発信をしています。

図表

印刷はこちら! (PDFファイル)(1.17MB)

 

センター長あいさつ

 近年,豪雨や,猛暑など,極端な気象が増加する傾向にあり,地球温暖化その他の気候の変動(気候変動)及びその影響が全国各地で現れ,さらに,今後,長期にわたり拡大するおそれがあります。

 広島県でも,平成30(2018)年7月豪雨災害により,多くの犠牲者をもたらし,生活,社会,経済に多大な被害を与えました。今後,気候変動に起因して,生活,社会,経済や自然環境へ気候変動影響が生じていること,さらにこれが長期にわたり拡大するおそれがあることから,平成30(2018)年6月に,気候変動適応法が制定され,気候変動適応を推進し,現在と将来の国民の健康で文化的な生活の確保に寄与することが求められています。

 広島県は,温暖化適応に係る情報収集を継続的に実施し,収集した情報を基に,事業者・県民のみなさま方などに対して適切な情報提供を行うため,気候変動適応法に基づく地域気候変動適応センターとして「ひろしま気候変動適応センター」を設置しました。

 ひろしま気候変動適応センターは,その活動により,生活の様々なところに気候変動の影響が及ぶことについて理解いただき,事業者・県民のみなさま方と県などが連携・協働して対策に取り組むことにより,気候変動の悪影響を最小化することを目指します。

 このため,国の気候変動適応センター(国立環境研究所)をはじめ,地域の研究機関や市町等と連携を図り,地域の特性を捉えた情報を収集・分析し,わかりやすい発信に努め,県内の気候変動適応策の推進に係る中核機関としての役割を果たしてまいります。

 みなさま方の御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。

令和6(2024)年4月1日

ひろしま気候変動適応センター長 山根 早百合

 

 

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