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中期財政運営方針(令和3年度~令和7年度)

印刷用ページを表示する掲載日2020年12月14日

1 名称

中期財政運営方針(令和3年度~令和7年度)

2 策定の趣旨

 「安心▷誇り▷挑戦 ひろしまビジョン」に掲げる「目指す姿」の実現を支えるとともに,将来において,様々な情勢が不透明な中においても,新型コロナウイルス感染症による経済の低迷や大規模災害などのリスクに備えつつ,県勢発展に必要な施策を安定して推進できる,しなやかな財政運営を行っていくため,「中期財政運営方針(令和3年度~令和7年度)」を策定しました。
 ※ 「しなやかな財政運営」とは,様々な財政運営上の制約やリスクに対しても,柔軟かつ機動的に対応でき,県勢発展に必要な施策を安定して推進できる財政運営のことです。

3 期間

 令和3年度から令和7年度までの5年間

4 財政運営目標

・ 財源調整的基金について,100億円以上の残高を維持します。

・ 将来負担比率を200%程度に抑制します。

5 財政運営方針

(歳出の取組)

◆ 経営資源マネジメントの取組

 施策や事業等のプライオリティや費用対効果の検証・評価を一層徹底した経営資源のマネジメントを行うなど,更なる選択と集中を図ります。
◆ 公共事業費等
 「創造的復興による新たな広島県づくり」に必要な公共事業について,引き続き最優先で取り組むとともに,その他の公共事業については,新型コロナウイルス感染症の影響による県税収入の減少が見込まれるなど,非常に厳しい財政状況の中にあっても,一般財源ベースで令和2年度と同水準を確保し,国庫補助金の獲得や,有利な県債を最大限活用することで,防災・減災対策などの県土の強靭化等の要請に応えていきます。

◆ 臨時財政対策債の償還方法の見直し

 臨時財政対策債について,償還額(積立額)と地方交付税の基準財政需要額への算入見込額との乖離を解消するため,乖離の拡大を止めるとともに,これまでの乖離額についても,計画的な解消を図ります。

(歳入の取組)

◆ あらゆる歳入確保に向けた取組

 利用計画のない土地等の売払いや県税の徴収強化等を実施します。

◆ 基金の活用

 必要に応じた財源調整的基金の取崩しを行います。

(財政運営上のリスクへの対応)

 現時点で影響の予測が困難な事態が生じた場合においては,県庁舎整備基金等の活用など,更なる財源確保に取り組むとともに,やむを得ない対応として,県民サービスへの影響を考慮しながら,あらゆる経費について,抜本的な見直しを検討します。

6 今後の財政収支見通し

 一定の条件の下で試算した財政収支見通しでは,新型コロナウイルス感染症の影響による県税収入の減少や,高齢化の進展等による社会保障関係費の増加,公債費の高止まりなどにより,必要な対応を行わない場合,令和3年度以降,政策的経費として活用可能な一般財源の額が,大幅に減少する見込みとなっています。

7 毎年度の予算編成にあたって

 具体的な予算編成の作業フレームについては,毎年度策定する「県政運営の基本方針」において決定します。

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