【令和6年7月】北広島町立芸北中学校にて砂防出前講座を開催しました
概要
講座の実施内容
参加者 北広島町立芸北中学校1~3年生29名、担当教諭7名(ALT含む)
説明者 広島県西部建設事務所安芸太田支所
内 容 土砂災害、避難に関する座学
受講風景
土砂災害の仕組みを学ぶ座学
模型を使って土砂災害の仕組みや対策工を体験
生徒の皆さんと先生の感想
【生徒の皆さんの感想】抜粋 ○土砂災害について ・災害というものを実際に見たことがなかったので、少し油断していた自分がいましたが、模型や映像を見て、油断すると必ずいつか後悔してしまうかもしれないなと思いました。 ・土石流の速さを知り、危険だという思いが深まった。 ・土石流とがけくずれ、地すべりの違いがよくわかったし、家の近くで起こりそうなのが分かった。 ○地域の土砂災害リスク等について ・広島県が全国の中で1番「土砂災害警戒区域」が多いのを初めて知った。中国地方の3県もトップ5に入っていることに驚いた。 ・平成30年7月に起きた土砂災害が(広島県だけで)1,200件以上なのがびっくりした。 ・広島県は国内でも最も災害の多い県だと改めて感じました。 ・なぜ広島県がこんなに災害が起きるかは、平地が少なく山の近くまで家が建っているからや、広島の地質「マサ土」といってくずれやすい土が多いからだと知った。 ○避難(自らの行動)について ・習ったことを生かしすぐに避難できるようにしっかりと心構えをしておきます。また自分の命は自分で守り周りも気にしつつ勇気を出して「最初のひとり」になります。 ・1人で多くの人に声をかけながら逃げることには自信がありませんが、家族や町の人と一緒に命を守る行動がとれるようにかんばろうと思いました。 ・率先して行動することによって沢山の命が救われると思った。 ・警戒レベル4になる前に、自分から勇気をふりしぼって避難しようと思いました。 ・小学生の時に洪水が起こって夜中に水の中を避難しました。その時は何もできなかった。次もし避難するようなときがあれば習ったことを思い出して率先して行動しようと思いました。 ○「知る・集める・避難する」について ・身を守る3ステップ(危ない場所を知る、情報を集める、避難する)をよく覚えて、これからの生活に生かしたい。 ・家族で危ない場所を調べたり、情報を集めたり、危ないと思ったら避難するという心が大切だと思いました。 ・天気予報をよく見て、自然災害から身を守れるような行動をしていきたい。 ・普段から防災について意識することの大切さを改めて知った。 ・家族と話し合って、どこで待ち合わせをするかやどこへ避難したら良いかもこれから話してみようと思いました。 ・大雨になった時、被害が出てからではなく出る前に避難ができるよう、避難所や避難経路を家の人と確認しておきたい。 ・家でももしもの時の準備をやったり、できるだけはやめにひなんしたり、みんなで協力してできるようにしたい。 ・私の家は防災バックをつくっていないから、できるところから少しずつやっていきたい。 ・(災害が)起きてもにげれるようにベットの近くに懐中電灯を置いているけれども、どんなものを準備すればいいかが分かったので防災グッツを集めていきたいです。 ・これからの人生、いつ災害があるか分からないのではやめに避難の準備とかをして助かる確率を上げていこうと思いました。 ○ハード対策について ・砂防ダムの、大きな木をせきとめたりできるだけ災害のリスクを少なくするための工夫が知れた。 |
【先生の感想】抜粋 ○講座の内容について ・広島県についての災害の情報がたくさんあり、わかりやすかった。 ・3択クイズではなく、もう少し生徒同士が話せる時間があったら良かった(避難に必要なもの、大切なことなど)。 ・どのくらいの雨量になると危険なのかもわかると危機感を持ちやすい。 ・説明ばかりだったので、もう少し体験できるものがあっても良いと感じた(マサ土の実物をビン等に入れて回すなど)。 ・模型による説明は中学生には幼いかなと思います。崩れた崖の下にもし自分たちや大切な人たちがいたら・・・、と想像させてから行うなどした方がいいと思います。 ○生徒の印象 ・実際の災害の映像が印象に残っていたようでした。 ・以前授業で扱った内容と関連づけて話している生徒がいた。 |
---|
受講後のアンケート結果(まとめ)
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)