地震への備えはできていますか
そのためには、みなさんが地震や津波についての理解を深め、 いざというときに落ちついて行動できるよう、日頃から地震の際の正しい心構えを身につけておくことが大切です。
チラシを作成しました!
目次(クリックすると各項目まで移動します)
日頃からの備え
これで地震・津波に備える!
広島県では地震・津波の理解を深めるための教材や、避難場所などをまとめることができるタイムライン(自らの防災行動計画)を作成しています。ぜひご活用ください。
【地震・津波タイムライン】
地震・津波タイムラインシート (PDFファイル)(961KB)
地震に対する日頃からの備え
津波のリスクの確認
広島県でも津波は来ます。高さ0.2~0.3m程度の津波で人は流れに巻き込まれてしまうおそれがあり、高さ1mの津波では人の命に確実に影響します。市や町のホームページで掲載されている津波ハザードマップを見て、身の周りに津波の危険があるか前もって確認しておきましょう。学校や職場など、よく行かれる場所も見ておきましょう。
県内市町の津波ハザードマップへのリンク集へはコチラから(津波のタブを選んでください)
⇒広島県のハザードマップ公表状況
避難場所や避難経路の確認
地震が発生したら、津波のおそれがある場所にいる場合など、すぐに避難が必要となることがあります。
市や町のハザードマップで、ご自宅や職場で地震が起きたとき、どこに避難するのか前もって考えておきましょう。
津波の危険がなくても、ご自宅が被災して避難所で生活をすることも有り得ます。最寄りの避難所を前もって調べておくと安心です。
- 市町の津波ハザードマップで津波からの避難場所を確認する⇒広島県のハザードマップ公表状況(津波のタブを選んでください)
- 最寄りの避難先を確認する(地震や津波など対応している災害の種類も確認できます)⇒避難所・避難場所検索
また、避難経路を実際に歩いてみて、いざというときスムーズに避難できるようにしておきましょう。
非常持ち出し品・備蓄の準備
いつでもすぐに避難できるよう、非常持ち出し品を準備しておきましょう。ご自宅で生活を続ける場合にも、電気・水道・ガスなどが止まってしまうことを想定し、ある程度は自力で生活できるよう、飲料水や非常食などを備蓄しておくことが大事です。
・防災グッズ一覧 (広島県「みんなで減災」はじめの一歩)
安全スペースの確保
室内になるべく物を置かない「安全スペース」(物が落ちてこない、倒れてこない空間)を作っておきましょう。
家族との話し合い
地震が発生したとき家族が別々の場所にいることもあります。連絡手段や待ち合わせ場所について、あらかじめ家庭で話し合っておきましょう。
- 【連絡手段】大きな災害が起きると電話がつながらなくなることがあります。SNSや災害用伝言ダイヤルなど、電話以外の連絡方法や利用方法を確認しておきましょう。
- 【待ち合わせ場所】それぞれが安全確保でき、津波警報などが解除され動ける段階になったら、どこに集まるか決めておきましょう。
家具の固定
家具を固定しましょう。
家具の上に重たいものは置かないようにしましょう。
万が一、倒れてきた場合でも、通路をふさがないよう、家具の転倒方向を考え安全な配置をしましょう。
・災害への備え 建物の耐震化や家具の転倒防止対策を進めましょう (広島県「みんなで減災」はじめの一歩)
訓練に参加しよう
本当に地震がおこったときに、あわてずに身の安全を図ることができるように、地域の防災訓練や、一斉地震防災訓練に参加しましょう。広島県ではどなたでも参加できる訓練を毎年11月初旬に実施しています。
・一斉地震防災訓練 (広島県「みんなで減災」はじめの一歩)
「緊急地震速報」とは?
- 緊急地震速報は、強い揺れがくることを事前に知らせる警報です。
(震源の近くでは、強い揺れが早く来るため、緊急地震速報の発表が間に合わないことがあります。) - テレビ・ラジオのほか、携帯電話(スマートフォンを含む)の「緊急速報メール」などで伝えられます。
- 携帯電話やスマートフォンで「緊急地震速報」を受信するには、端末により設定が必要な場合があります。
受信できるようにしておき、速報を見聞きしたら身を守る行動をとれるようにしておきましょう。
地震が起きたとき(身の安全を確保)
まずは身の安全の確保が最優先です。
その後、火の元の確認、扉を開けて避難路の確保、正しい情報の入手をしましょう。
地震が起きたとき自分がどこに居るかは分からないので、場所別に身の安全の確保の仕方を確認しておきましょう。
屋内にいるとき
家庭では机の下などに避難
家具が倒れたり、落ちてきた物から身を守るため、頭を保護し、丈夫な机の下など安全な場所に避難してください。
あわてて外に飛び出さないでください。
料理や暖房などで火を使っている場合、その場で火を消せるときは火の始末、火元から離れているときは無理に火を消そうとしないでください。
人が大勢いる施設、人が大勢いるところでは
あわてず施設の係員や従業員の指示に従ってください。
従業員などから指示がない場合は、その場で頭を保護し、揺れに備えて安全な姿勢をとってください。
吊り下がっている照明などの下から退避してください。
落ち着いて行動し、あわてて出口や階段には走り出さないでください。
乗り物にのっているとき
自動車運転中
あわててスピードを落とさないでください。後続の運転手が緊急地震速報を聞いているとは限らないため、自動車運転中は、あわてて急ハンドルや急ブレーキをかけず緩やかに速度を落としてください。
ハザードランプを点灯し、まわりの車に注意を促してください。
急ブレーキはかけず、緩やかに速度をおとしてください。
大きな揺れを感じたら、道路の左側に停止してください。
鉄道やバスなどに乗車中
つり革や手すりにしっかりつかまってください。
エレベーターでは
最寄りの階で停止させて、すぐに降りてください。
屋外にいるとき
街中では
ブロック塀の倒壊等に注意し、離れてください。
看板や割れたガラスの落下に注意してください。
山やがけ付近では
落石やがけ崩れに注意し、できるだけその場から離れてください。
津波から身を守るための行動
津波から身を守るためには、大津波警報・津波警報が発表されたら、すぐに避難を始めることが重要です。
津波が伝わるスピードは速く、走って逃げ切れないので、津波が来るのを見てから避難を始めるのでは間に合いません。
- "より遠く"ではなく、"より高い"ところを目指して逃げることが大切です。
- 津波は繰り返し何度も襲って来ることがあります。津波警報等が解除されるまで、絶対に戻ってはいけません。
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