扁平(へんぺい)・原形(げんけい)精白米の定義
印刷用ページを表示する掲載日2024年12月24日
当センターが提案する球形精白米、原形精白米及び扁平精白米の定義について説明します。
扁平・原形精白米を使用した日本酒の特徴については、「きれいなお酒を生み出す扁平・原形精米法について」をご覧ください。
概要
当センターでは、球形精白米、原形精白米及び扁平精白米の定義は、1954年及び1956年の野白喜久雄らの「酒造原料米の精白に関する研究」(醸協、 49、206-210 (1954)、醸協、51、550-553 (1956))を参考にしています。
野白らの指数(LW、WT)及びサタケが考案した指数(LT)は、精白米の長さ、幅、厚さを測定し、下記式のとおり3つの原形指数を算出し、各原形指数において、球形、原形、扁平、棒状を判定し、3つの判定結果から精米の形状を判定すると定義しています。
なお、野白らの論文は、J-STAGEのホームページで読むことができます。
酒造原料米の精白に関する研究 (第1報) 醸協、49、206-210 (1954)
酒造原料米の精白に関する研究 (第2報) 醸協、51、550-553 (1956)