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トイレ・水まわりの修理作業での高額請求にご注意ください!

印刷用ページを表示する掲載日2024年8月7日

トイレ・水まわりの修理作業での高額請求にご注意ください!

 トイレや水まわりのトラブルで、インターネット広告等に「数千円~」「出張費・見積費無料」「最短○分で駆け付ける」と掲載している業者へ修理を依頼し、思わぬ高額請求を受けたという相談が、県内の消費生活相談窓口に寄せられていますのでご注意ください。

消費生活センターへ寄せられた事例

【相談事例】
 トイレが詰まったので、インターネット広告で「数千円~数万円」と表示されていた修理業者に依頼した。作業をしてもらったが、なかなか詰まりが除去できず高圧洗浄を行うことになった。
 最終的に作業料金が34万円になると言われたが、契約書や作業明細書はもらっていない。
 賃貸物件なので、あとで管理会社に相談したところ「高額過ぎるのではないか」とのことだった。クーリング・オフしたい。

消費生活センターからの助言

  •  契約した日から起算して8日間以内であればクーリング・オフが可能です。また、契約書の交付がなかったり、契約書の記載に不備があったりした場合は、8日間を超えてもクーリング・オフできる場合があります。
  • 「消費者側から修理を依頼されて工事を行ったのだから、クーリング・オフは適用されない。」と主張する業者がいますが、事前に聞いていた金額と実際の請求額に相当な開きがある場合等は、クーリング・オフを適用できる場合があります。
 クーリング・オフの方法など、不安に思われることがあったら、消費者ホットライン(電話番号:188)または県やお住いの地域の消費生活相談窓口に相談してください。

広島県生活センターより

 トイレや水まわりのトラブルで、インターネット広告等に「数千円~」などと掲載している業者へ修理を依頼したところ、以下のようなトラブルにあったという相談が寄せられています。

  •  電話で聞いていた見積りの何倍もする高額な修理料金を請求する。
  •  実際にはトイレ一式を取り換える必要がないにもかかわらず、交換部品が製造終了しているなど虚偽の説明をして、便器やタンクの交換、配管工事などを行って、高額な料金を請求する。
  •  便器に異常はないのに便器やタンクの交換、配管工事などの大型工事を勧めるなど、必要性が疑わしい作業・工事を行って高額な追加料金を請求する。
  •  焦る気持ちに付け込んで不安をあおるような言動で追加工事を迫る。

 被害にあわないようするため、以下の点に注意してください。

  •  トイレの詰まりや水漏れなどが発生した場合、パニックになって慌てて最初の業者と契約しがちですが、複数社から見積りを取って、作業内容や料金をよく確認してから契約してください。
  •  インターネットの検索上位=優良業者という意味ではないので注意してください。
  •  急を要するトラブルに備え、居住地の市町の上水道又は下水道に関する指定工事事業者の情報を集めておきましょう。(集合住宅にお住まいの方は、まず管理組合や管理会社などに相談してみましょう。)
  •  急な水漏れに備え、止水栓の位置と締め方を確認しておきましょう。また、ラバーカップ(スッポン)など詰まりを直すための器具も用意しておくとよいでしょう。

 不安に思われることがあったら、消費者ホットライン(電話番号:188)または県やお住いの地域の消費生活相談窓口に相談してください。

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よくある相談事例(FAQ)のご案内

 実際に消費生活相談窓口に寄せられた相談事例をもとにしたFAQを掲載しています。商品・サービスの契約トラブルでお困りの方は、こちらもご覧ください。

よくある相談事例(FAQ)(広島県消費者啓発情報サイトへ)​

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